奈良市の今朝の最低気温は2.7℃、昼間の最高気温は9.2℃、五條市の今朝の最低気温はー2.1℃、昼間の最高気温は7℃でした。今日は日中ほとんど日差しのない曇り空で、夜になってようやく晴れ上がりましたが、その分気温の低下も激しく、明朝の凍てつく寒さがすでに約束されたような状況になっています。もっとも明日の昼間は晴れて気温もそこそこ上がってきそうなので、朝の寒ささえしのげばそれなりに過ごしやすい一日となることが期待できそうです。次の寒波は31日。年越しの一夜は一段と凍てつく寒さとなることでしょう。深夜の初詣を予定されている場合は、しっかり厳寒対策を施して出かけるべきでしょうね。
さて、岸田首相が随分と野心的な計画を打ち出したようです。2020年代後半に、月へ日本人を送り込むとのこと。宇宙政策の基本方針である「宇宙基本計画」の工程表を改定する中で、日本人による月面探索を盛り込むことにしたそうです。まあお話としては結構なことで、是非実現してほしいとも思いますが、月旅行というと1960−70年代のアメリカのアポロ宇宙船以来のことで、実に半世紀ぶりにヒトが月に降り立つことになります。アポロ計画は総額250億ドル、当時は360円の固定レートが改定されて徐々に円高が進む状況でしたが、それでも7兆円や8兆円に上る巨額が投じられています。今はロケット自体は民間参入もあって当時とは比べ物にならない位安くはなっているのでしょうが、NASAが月探査計画だけで年間4千億円近い予算を組んでいるのに対し、文部科学省は月探査を含む宇宙計画に2021年度は500億円ほど予算を要求していました。岸田首相もそんなことをのたまうからには、来年度予算はせめて倍増くらいの大盤振る舞いを見せて欲しいものですが、このコロナ禍のご時世に果たしてそこまでお金をかけられるのかどうか、ある意味見ものではあります。
しかしそれにしても総理は、ケネディ大統領にでもあやかろうとか思っていらっしゃるのでしょうか?
さて、岸田首相が随分と野心的な計画を打ち出したようです。2020年代後半に、月へ日本人を送り込むとのこと。宇宙政策の基本方針である「宇宙基本計画」の工程表を改定する中で、日本人による月面探索を盛り込むことにしたそうです。まあお話としては結構なことで、是非実現してほしいとも思いますが、月旅行というと1960−70年代のアメリカのアポロ宇宙船以来のことで、実に半世紀ぶりにヒトが月に降り立つことになります。アポロ計画は総額250億ドル、当時は360円の固定レートが改定されて徐々に円高が進む状況でしたが、それでも7兆円や8兆円に上る巨額が投じられています。今はロケット自体は民間参入もあって当時とは比べ物にならない位安くはなっているのでしょうが、NASAが月探査計画だけで年間4千億円近い予算を組んでいるのに対し、文部科学省は月探査を含む宇宙計画に2021年度は500億円ほど予算を要求していました。岸田首相もそんなことをのたまうからには、来年度予算はせめて倍増くらいの大盤振る舞いを見せて欲しいものですが、このコロナ禍のご時世に果たしてそこまでお金をかけられるのかどうか、ある意味見ものではあります。
しかしそれにしても総理は、ケネディ大統領にでもあやかろうとか思っていらっしゃるのでしょうか?