かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

原発事故周辺の首長さん達でも、今や3割の人が処理水海洋放出を容認とは、少しずつ理解が広がっていると言えるのではないでしょうか?

2022-03-06 19:43:20 | Weblog
 奈良市の今朝の最低気温は2℃、昼間の最高気温は10.3℃、五條市の今朝の最低気温は1.5℃、昼間の最高気温は9.5℃でした。今日は雲が多く、日が照ったり陰ったりしていました。また、たまににわか雨が降っていましたが、アメダスの記録には残らなかったようです。そんな天気と上空に入ってきている寒気の影響で昨日とは一転して寒々しい一日になりましたが、それでも日中も冷蔵庫内気温だった2月の冷え込みから比べると随分と気温は高めで、朝夕こそストーブを使いましたが、昼日中は暖房なしでも特に寒いと感じることはありませんでした。寒気は明後日まで続いてまた春の陽気に戻ります。後2週間ほどでお彼岸を迎えますので、それまでに後一回くらいは寒の戻りがあるかもしれませんが、今回の冷え込みがこの程度で済んだことからしても、もう積雪を気にかけるようなことは無いでしょう。何年ぶりかの寒さ厳しい冬でしたが、雪景色はついぞ見ないまま春になりそうです。

 さて、原発事故後たまり続ける処理水の海洋への放出について朝日新聞が福島県、岩手県、宮城県、茨城県の各市町村長51人にアンケート調査を実施したところ、3割ほどが「容認」、「どちらかといえば容認」と答え、6割ほどが「容認できない」、「どちらかと言うと容認できない」との回答を得たとのことでした。容認できない理由については、「国内外の理解が不十分」20人、「多くの漁業者が反対」14人、「風評被害や賠償への国や東電の対策が不十分」12人といったような回答が寄せられたそうです。基本的に、処理水が安全性に問題ないことは大方の首長さん方は理解されているようですが、世間的には理解が十分なされていない、というのが反対の理由になっているようです。ごく一部どうしても理解されない向きは別として、世間的には大方は関心そのものが無く、残りはとりあえず理解はしている、というくらいじゃないのかと私は思いますが、首長さんの主観だけでなく、国民や漁業者の方の理解度はどの程度なのか、調べてみてはどうかと思います。
 諸外国についても、アメリカなど多くの国で日本産食品に課せられた規制が撤廃され、アレほど頑固だったEUも緩和の方向で動き出していることからしても、諸外国に置いても問題なしという反応ではないかと思います。まあ一部頑迷固陋な国も無きにしもあらずではありますが。処理水の放射性が自然界よりも低レベルになっているのであれば問題は無いはずですし、しっかり意識調査して不安な向きにはちゃんと説明するという当たり前の事を、政府や都道府県、市町村が地道に行っていくより無いんじゃないでしょうか?

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