かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ゼレンスキー大統領の演説は少しばかり物足りない気もしますが、無難に支持を広げるためには成功だったんではないでしょうか。

2022-03-23 20:36:49 | Weblog
 奈良市の今朝の最低気温は1.1℃、昼間の最高気温は13.5℃、五條市の今朝の最低気温は−0.4℃、昼間の最高気温は12.8℃でした。今朝は寒かった! 朝多分4時過ぎか5時前位、寒さで目が覚めて、毛布を一枚追加してから2度寝しました。昨晩、そこそこ冷え込むとは思ってはいたのですが、枕元に、万一寒さで目が覚めたら即使えるようにと置いていた毛布をさっそく使う事になりました。しかし、最初から使っていれば未明に目がさめることもなく、不十分な二度寝で、朝眠気が払拭できないなんてことは無かったかも知れないと思うと、昨夜の自分の判断の甘さがなんとも腹立たしいです。昼間も日差しがあまりなく気温が上がらずじまいの上、日没前後から結構強めの雨が降ってきて寒さが一段と堪えることに。まあ東の方のように雪になったりはしませんが、と思ったら、そういえばこの冬は本当に雪を見ずに終わってしまいました。例年大体1度や2度は積雪が見られるはずなのに、しかもあれほど寒かったのにと思うと、まさに近年稀に見る珍事です。これが夏の気候とかに嫌な影響を与えなければよいのですが。

 さて、ウクライナのゼレンスキー大統領の国会演説、終始日本の立場に気を使いつつ、これまでの支援に感謝し、ロシアへの圧力の継続を求められるという、極めて穏当な内容で終始しました。ドイツやアメリカでの演説の様子を見ていただけに、今度は何をやらかしてくれるのかと構えていた手前、かなり拍子抜けな感もありますが、話の内容はしごく全うなものでしたし、現状を鑑みてなにかしらの「やらかし」を期待するほうが不謹慎というものなのでしょう。まあ今回は、内容よりも何よりも、まず日本の国会の場で演説することにこそ意味があるのでしょうし、日本人が基本的に言葉や押しの強さには敬遠しがちなところがあることを理解しての調整でもあったのでしょう。やりすぎて逆効果になるくらいなら、控えめにして好感を得るという判断は良かったのではないでしょうか。個人的にはこの演説が文字通り蜂の巣をつついて、核兵器を持つや持たざるや、なんていうところまで世論に火が付く事も期待していたのですが。
 一方で、無闇矢鱈とこの演説に反対していた向きには、肩透かしになったのではないでしょうか。一体何を警戒して吠え猛っていたのやらと失笑の一つも買いそうな塩梅でしたが、まあそれだけ危機感を抱いてもいたのでしょうし、演説後の立憲民主党の泉代表の無難なコメントにも、ある種の安堵感が伺える気がして、なかなかに興味深いものがありました。


 
コメント
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