かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

コロナ禍の制限生活に耐えられない人は、耐えられないならどうするつもりなのかも気になります。

2022-03-13 20:30:16 | Weblog
 奈良市の今朝の最低気温は9.5℃、昼間の最高気温は23.2℃、五條市の今朝の最低気温は6.3℃、昼間の最高気温は22.3℃でした。今日は一日薄曇り、時折日差しが届く、というような空模様でした。ただやたらと南西からの風が強く、今日のこの高気温は春の日差しがもたらしたと言うより、南からの暖かい空気がもたらしたのでしょう。その風を呼んだ低気圧が日本海側を通過中で、それに伴いひょっとしたら夕方までに降ってくるかもと思っていました。結局現時点でもまだ雨は降っていませんが、気象レーダーを見ると雨雲の塊が岡山県から兵庫県に差し掛かろうとしていますので、このまま進めば今夜半から明日未明にかけて、こちらでも雨が降り出しそうです。きっと春を呼び桜のつぼみをふくらませる雨になるのでしょうね。

 さて、新型コロナ禍で日々の生活になにかと制限がかかる日が続いていますが、読売新聞が行った全国世論調査によると、こんな生活は今後最大で1年程度しか耐えられないとする有権者が7割にも達したとのこと。一応この3月21日まで蔓延防止措置が延長となっていますが、これまでも何度も発令されては解除され、を繰り返していて、一向に終わった、という気分になりません。今回ももし21日で終了したとしても、次の第7波次第では改めて何らかの制限措置が取られるでしょうし、一体何時になったら新型コロナ禍が終わるのか、全く見通せないのが現状ではなかろうかと思われます。
 そんな中でのアンケート調査ですが、もう耐えられないという答えが29歳以下で19%、30代17%、40代10%、50,60代7%、70以上4%と若い人ほどこの閉塞感に強い拒否反応が出ており、ついで耐えられるのは半年程度とする人が2割ほど、1年とする人が4割り程度いるとのこと。男女別だと、いずれも最も多いのが1年程度という回答でしたが、2番めに多いのは男性が2−3年、女性が半年以下、となりました。
 私自身は、奈良県というちょっと変わった知事がいらっしゃるところなせいか、あまり今は制限がかかっているという認識に乏しく、今の状態なら2年でも3年でも別にやっていけそうな気がしています。もともと飲みに行くこともほぼありませんし、旅行についてもこのコロナ禍の2年の間でも、それまでとあまり変わりなく必要に応じあちこち出張に出ており、コロナのせいでその活動が制限されているという感じはありません。それからすると、多分この質問は地方によって答えが変わりそうですし、職業によっても大きく違いそうです。
 それに、「耐えられない」と回答したヒトにしても、自暴自棄になって暴動を起こしたり自殺を図ったりと言うわけでもないんじゃないかと思いますし、結局重要なのは、こんなふうな単に国民は不満を持っていますよ、ということだけではなくて、一体何がどう「耐えられない」のか、「耐えられない』としたらどうしたいのか、等の国民の不満の中身を知ることではなかろうかと思われます。まあそういうのは学者先生のやる調査になるのかも知れませんが、どうせなら新聞社も信頼できる社会学者なりと組んで、学問的にも政治的にも十分活用可能なアンケートを取るようにしていくべきなんじゃないかと思われます。

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