奈良市の今朝の最低気温は10.7℃、昼間の最高気温は26.2℃、五條市の今朝の最低気温は10.4℃、昼間の最高気温は24.8℃でした。今日は朝から青空が広がり、午後3時前後に少し雲が広がって日差しが途絶えましたが、その後再び雲が切れて、ほぼ一日よく晴れました。それだけ観ていると明日雨になるのが信じがたいですが、夕方には厚めのグレーの雲が絨毯を広げるように西南の空を覆い、徐々に天候が悪化してきている感じが現れていました。現時点で雨は鹿児島県南端から西南諸島にかけて細い帯状に降っているだけですが、これが明日にかけてこちらまで広がってくるのでしょう。昼間の気温は昨日をかなり下回りそうなので、少し肌寒い一日になるかも知れません。
さて、海上自衛隊の新鋭護衛艦「もがみ」が竣工、今日三菱重工長崎造船所で自衛隊への引渡式と自衛艦旗授与式が行われました。基準排水量3900トン、将来は22隻配備予定の「もがみ型」1番艦ですが、主機のガスタービンエンジンの納入が遅れたため、2番艦熊野に遅れること1ヶ月での就役となりました。全長133m、全幅16.3mとコンパクトな艦体に乗組員90名と従来の汎用護衛艦の半分程を乗せる省力型護衛艦になっていますが、その外観は今までの護衛艦を思うと随分とのっぺりして、この間沈んだモスクワなどとは明らかに生まれた時代が違う、一見軍艦のようには見えない姿をしています。では何に見えるかと言われてもちょっと形容に困るのですが、しいて言えばなんだか妙におもちゃじみているように私には見えました。まあこれが現代のステルス型軍艦というものなのでしょう。多分写真じゃなくて近くまで寄ってみたら、また違った感想が出るかも知れませんね。なにはともあれ、御国の四方を護る新たな一隻として、これからの活躍が期待されます。
しかし、乗員半分で動かせるようにするとは、海上自衛隊の乗員不足はやはり相当深刻なのかと感じました。もちろん様々なハイテクあってのことなのでしょうが、ベテランの海の男が年をとってどんどん減る中で若手が充足できないとなると、必然そういう方向に向かわざるをえないのでしょう。そのうち更に減って1艦1人で運用できるようにとか、更に進んで艦は無人に、生身は艦隊に司令官一人、なんて時代がきたりするんでしょうか。まあそんな時代になっても、たった一人で重要な任務を受けて大海原に乗り出すなんてまず真っ先にメンタルがやられそうなので、幕僚の何人かはヒトを付けてあげて欲しいですが。
さて、海上自衛隊の新鋭護衛艦「もがみ」が竣工、今日三菱重工長崎造船所で自衛隊への引渡式と自衛艦旗授与式が行われました。基準排水量3900トン、将来は22隻配備予定の「もがみ型」1番艦ですが、主機のガスタービンエンジンの納入が遅れたため、2番艦熊野に遅れること1ヶ月での就役となりました。全長133m、全幅16.3mとコンパクトな艦体に乗組員90名と従来の汎用護衛艦の半分程を乗せる省力型護衛艦になっていますが、その外観は今までの護衛艦を思うと随分とのっぺりして、この間沈んだモスクワなどとは明らかに生まれた時代が違う、一見軍艦のようには見えない姿をしています。では何に見えるかと言われてもちょっと形容に困るのですが、しいて言えばなんだか妙におもちゃじみているように私には見えました。まあこれが現代のステルス型軍艦というものなのでしょう。多分写真じゃなくて近くまで寄ってみたら、また違った感想が出るかも知れませんね。なにはともあれ、御国の四方を護る新たな一隻として、これからの活躍が期待されます。
しかし、乗員半分で動かせるようにするとは、海上自衛隊の乗員不足はやはり相当深刻なのかと感じました。もちろん様々なハイテクあってのことなのでしょうが、ベテランの海の男が年をとってどんどん減る中で若手が充足できないとなると、必然そういう方向に向かわざるをえないのでしょう。そのうち更に減って1艦1人で運用できるようにとか、更に進んで艦は無人に、生身は艦隊に司令官一人、なんて時代がきたりするんでしょうか。まあそんな時代になっても、たった一人で重要な任務を受けて大海原に乗り出すなんてまず真っ先にメンタルがやられそうなので、幕僚の何人かはヒトを付けてあげて欲しいですが。