奈良市の今朝の最低気温は13.6℃、昼の最高気温は22.1℃、五條市の今朝の最低気温は12.3℃、昼の最高気温は22.5℃でした。今日は朝から昼過ぎまで曇時々小雨がぱらつく、というような天気で、崩れそうで崩れない空模様といった感じでしたが、日が落ちてからようやく本格的な雨が降ってきました。天気予報では明日一日雨で、特に午前中は激しく降る時間もあるらしく、それが通勤時間帯に当たらないように祈るばかりです。ただ、明日の雨は一日降って夜には上がるらしく、この土日は春らしい好天気に恵まれそうです。ただそうなると気になるのが花粉ですが、先日岸田首相が花粉症対策に決意を述べられたのを受けてか、花粉症克服を目指す与野党融資による超党派議員連盟が新たに発足するそうです。今を去ること十数年前に、自民党には「花粉症等アレルギー症対策議連」、通称ハクション議連なる集まりがありましたが、平成21年には解散しています。これを拡大して超党派で組織し直し、復活させるのだそうです。各党の国対委員長が発起人や役員に名を連ねる方向で調整中で、月内にも設立総会を行う予定とのこと。目的は、発症予防策や効果的な治療法について議論するとのことです。
まあ少しでも可能性があるのなら何でもやってくれ、と個人的には藁にもすがる思いなところはありますが、疑問に思うのは、自民党のハクション議連はなぜ何の成果もないまま解散してしまい、今の今までほったらかしになってしまったんでしょうね。その活動が順調に行われていれば、今頃花粉症対策はもっと進んでいたんではないではないかと思うと、誠に残念でなりません。まあ原因は政権交代で、多分議連に参加していたセンセイ方が軒並み落選されたからなのでしょうが、民主党がそれを引き継いで切れ目なく対策を取っていれば今頃少しはましになっていたかもしれない、とも思います。やはり許すまじ民主党!ですね。とはいえ、国会議員の先生方が集まっても、研究者でも医者でもないのに発症予防策や効果的な治療法について議論なんてできるものなのか、という疑問もあります。やるべきは研究者らに研究予算を潤沢に付けてやることで、その予算を捻出する方法や効果的に配分する方法、研究者らの足を引っ張らないよう制度を整えることや厚労省、農水省らの尻を蹴り飛ばして動かす事などではないんでしょうか?