奈良市の今朝の最低気温は5.7℃、昼の最高気温は22.1℃、五條市の今朝の最低気温は3℃、昼の最高気温は22.7℃でした。今日も朝はずいぶんと冷えて起き抜けにストーブに火を入れましたが、日中は快晴の青空に恵まれ、午後も雲が出たものの日差しを遮る量は無く、気温がぐんぐん上がって初夏と言っても差し支えない暖かさとなりました。そんな今日は今年初めてツバメが飛ぶのを見ましたが、ついこの間桜を観たばかりなのにもうそういう季節になったようです。明日は雨の前触れとして気温が更に上がり、日向は初夏を通り越して暑くなってくるようです。明後日の雨がどれほど降るのか気にはなりますが、なるべく穏やかに、濡れていこうと軽く言えるくらいの春雨であってほしいですね。
さて、地方統一選挙前半戦の結果が公表されていますが、自民党と共産党が惨敗、維新大躍進、という戦績になったようです。立憲民主党はあれだけ騒ぎを起こしたにもかかわらずさほど後退しなかったのに共産党が大負けとは、まずは共産党から歯抜けが起きたんでしょうか?地方政治では重要なキーを握っているように感じていた共産党ブランドもついに中央同様の体たらくに陥ったのか、相次ぐ批判と批判者の除名も大きく話題になりましたし、この退潮はもはや拭い難いものがあるようにも感じられます。自民党の方は、奈良県知事線にあるように地方民をなめすぎた結果じゃないでしょうか? 中央の権力争いを地方に持ち込むなと改めて言いたいと思います。そんな選挙でしたが、相変わらず選挙自体の不具合というか不祥事というか、問題も取り沙汰されているようです。
越前市は、市内の投票所で選挙権のない70代の男性が妻の入場券を使って県知事選挙の投票用紙を受け取り、投票したとみられると発表しました。
投票は有効票として扱われるということで、市の選挙管理委員会は「深くおわびします」というコメントを出しました。福井県越前市では、選挙権のない70代男性が妻の入場券を使って投票所に入り、県知事の選挙に投票、次いで県議会議員の選挙の受付をした際にそのことが発覚、男性に問いただしたところ、妻の入場券で入ったことを認めたとのことでした。70代の御老体で妻に選挙権があって夫に選挙権がない、というのがどういうことなのか、しばし悩みましたが、色々と事情次第でそういうこともありうるとは判りました。結局どんな事情かなどは報道にも出ないので推測、想像するよりありませんが、いずれにしてもまっとうな話というものでもなさそうです。それにしても、選挙の不正を防ぐために多くの選挙管理人が投票書に集い、一人ひとりチェックして投票させているのに、こうしてチェックをスルーさせていては意味がありません。もはや、投票所まで出向いて鉛筆で紙に名前を書いて投票させる事自体時代にあってない気がしますが、今回のようなケースを見るに改めてその意を強くしました。