奈良市の今朝の最低気温は9℃、昼の最高気温は16.3℃、五條市の今朝の最低気温は8.1℃、昼の最高気温は18.2℃でした。今日は朝から傘がいるかどうか悩む、というくらいの弱い雨が降っていましたが、一旦止んだ後、しばらくして今度は傘が必須なくらいには降ってきて、風邪も強くなるなど少しばかり荒れた天気になりました。それも日没頃には止んで小康状態ですが、雨は明日まで続く予報ですので、今夜のうちにまた降ってくる時間もあるのでしょう。明後日には一旦天候回復、その後土日は雨、再び天候回復して、3日までは晴れますが、それ以降はまた天気が崩れるという、ゴールデンウィークがほぼ軒並み雨という行楽地泣かせの空模様になるようです。しかし、GWって以前は晴れるのが当たり前のように感じていましたが、最近は雨が多い印象があります。単なる記憶違いなのか、それとも気象条件が変化してきているのか、専門家の意見を聞いてみたいものです。
さて、新潟県庁が、この4月21日にサーバーに保存してあった10万件の公文書の添付ファイルデータを喪失した、と発表しました。巷で騒がれているような外部の犯行ではなく、新潟県が公文書管理システムの開発・保守管理を委託している富士電機ITソリューション側のミスで、データが電脳空域の虚空に散華することになったそうな。新潟県としてはカンカンでしょうが、デジタル化というのはまさに一瞬でこのような悲劇を生み出しかねない危うさがあることが露呈したとも言えそうです。県側は、「県民や関係事業者に直ちに大きな影響があるものではない」とのコメントを発信していますし、実際に消えたのはサーバーのバックアップ期間の3日間分だけなので、確かに影響の程は局限できることでしょう。それに復元したければ、直近のことですから元データや打ち出したものが作成者の手元に残されていたりするかもしれません。それなりに時間と手間はかかるでしょうが、別途復元することはできそうな感じがします。ただ、今回の事故が一新潟県の文書管理システムだけで起きた極めて稀で特殊な事例だというのならいいのですが、感覚的には最近その手のミスが目立つようになってきたと感じています。特殊事例ではなく、更にもっと人の命に直結するような場面でこの手の痛恨のミスが生じた時、それは本当に取り返しのつかない事態へと至りかねないのが恐ろしいです。