かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

宮古島での大型家畜のと畜休止は、関係者に十分なゆとりと計画性があれば回避できたんじゃないでしょうか?

2023-04-08 20:00:30 | Weblog

 奈良市の今朝の最低気温は8.7℃、昼の最高気温は16.2℃、五條市の今朝の最低気温は8.3℃、昼の最高気温は15.4℃でした。今日は天候回復かと思いきや、朝のうちは曇り空で今ひとつはっきりしない空模様から始まり、やがて結構強めの雨が降り出し、午後にようやく雨は上がりましたが晴れたと思ったらまた曇り、夕方も軽くパラっと降って、全く回復感の無い1日になりました。しかも瞬間最大で13.6mのj北西の風が吹く(奈良市アメダス)など、昼間は気温以上に空気が冷たく、かなり寒々しく感じられる日中になりました。今日は亡父の月命日の法要で実家の枚方市にでかけておりましたが、いらないだろうが念の為上着を持っていっておこう、とした出掛けの判断を、今日ほど感謝した日は無いと思います。欲を言えばマフラーも用意して、こんな事もあろうかと、とやって欲しかったと朝方の自分に言いたかったですが、上着すら不要かも、と思っていただけに、そこまで要求するのはさすがに無理があるでしょう。そんなわけで今日はお出かけには散々な天気でしたが、明日はもう少し安定して気温も上がってくるようです。選挙には好適な天気になって、投票率も結構上がるかもしれませんね。

 さて、沖縄県宮古島の宮古島食肉センターで牛や馬の大型家畜のと畜を行っていた嘱託職員の契約が切れ、先月の18日以降、と畜できない事態に陥っているそうな。と畜担当職員5名のうちの一人で、大型に対処可能なのはこの契約外となった職員だけだったとのことで、急遽3人の職員を研修に出して技術習得を行わせることでなんとかと畜再開に繋げたいそうですが、技術の習得には最低3ヶ月必要とされ、肉が売れるGWには間に合わないかもしれないとのこと。JAおきなわでは、と畜可能な沖縄本島まで牛を運ぶための移送費用の補助など、なんとか少しでもと畜可能な状態に持っていく方策を検討しています。
 牛のと畜ってかなり大変なイメージがありますが、その重要な作業に当たる人間を嘱託職員一人しか用意していなかったというのはあまりに無計画すぎやしないかと思わざるを得ません。今回は待遇の面で折り合いがつかず、契約更新とならなかったらしいですが、それ以外にも怪我したり病気になったりして仕事できなくなる可能性だってあるわけですし、もしも、万が一、に対する意識が希薄だったとしか言いようが無いように思います。ただ、この施設は赤字経営が続き、2021年度も市などから3千万円の補助を受けてやっと55万円の黒字というような経営状態で、経営改善が強く求められていたようです。そのためにベテラン職員の待遇をケチらざるを得なくなり、まさに絵に描いたように貧すれば鈍する事態となって、収益源たる牛のと畜もできなくなってしまったということなのでしょう。まさに余裕の無さが招いた危機と言えるでしょうね。

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