奈良市の今朝の最低気温は9.3℃、昼の最高気温は16.5℃、五條市の今朝の最低気温は7℃、昼の最高気温は14.8℃でした。今日は寒かったです。朝、さほど冷えているように感じなかったので春向けに少し軽装で仕事にでかけたのですが、明らかに失敗しました。今日は夕方に毎月の定期診断でかかりつけの内科に行きましたが、子供を中心に風邪を引いた新規の患者さんが多く来ていて、この天候不順に体調を崩しているヒトがいかに多いかを示していました。暑いのも困りますが、その暑さから急に冷える方が身体には堪えそうです。明日は雨の予報ですし、今度は油断せずかっちり着込んで出かけようと思います。
さて、統一地方選後半戦、注目の衆院補欠選挙は最終的には自民党の4勝1敗、野党第1党の立憲民主党は全敗、唯一日本維新の会のみが気を吐いて、和歌山県という自民党王国で一矢報いるという大金星を上げて、どっちが野党第1党なのかという揶揄があまりにピッタリ来る奮闘を見せました。もちろん勝った自民党もその勝利内容はお世辞にも褒められたものではなく、ほんのちょっとした動きで山口県以外は全敗していてもおかしくない有様でしたから、「勝った気がしない」と政府筋のヒトが言っているといういつもながらの怪しげな報道がそれなりに見えてくるくらい、その勝利内容は危ういものでした。しかし、和歌山県にしても、二階氏と世耕氏という2大巨塔の足の引っ張りあいで維新に漁夫の利を与えてしまったという、奈良県知事選とそっくりな構図で負けたのですから、自民党支持の有権者からしたらいいかげんにしろ! まじめにやれ! と言いたくなるような敗戦だったんじゃないでしょうか? 民主党政権の悪夢はまだ風化してないと思われるので「お灸をすえなければ」と思うヒトはまだ少ないとは思いますが、こんな内輪もめを延々やられたら流石にそっぽを向きたくなるようになってしまうんじゃないかと思います。それを突けるのが維新しかいないというのも寂しい限りですが、いないよりはマシかもしれません。それにしても立憲民主党はいつまでゴタゴタして足踏みを続けるつもりなのかと歯がゆくてなりません。だいたい、この大事なところで暴言吐いて地元民を敵に回すような候補者しか立てられないのはなぜなんでしょう? 自民党側もけして振るわない状況でこの体たらくなのは、本当にどうにかすべき問題だと感じますが、なんとかならないものでしょうか。