かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

不愉快な話のときには、せめて見た目だけはマシにいたしましょう。

2008-07-14 21:44:51 | Weblog



 さて、暑苦しい梅雨明け前の不快指数を大幅にアップしかねない話がニュースになっておりました。韓国大統領が、我が国の中学校社会科の新学習指導要領解説書で竹島を「領土」と表現したことに立腹、「深い失望と遺憾を表明せざるを得ない」、「断固として厳重な対応」を取る、というわけで、駐日大使を引き上げることに決めたそうです。まあ好きにすればいい、と私などは思うのですが、我が国政府が、本来必要とも思えない配慮をして固有の領土」との記述を避けるようにしたというのにこの過剰反応ぶり、これなら最初から配慮など不要だったと言うよりなく、まともな反応とはいえない相手の傍若無人ぶりには、不快感だけが募ります。まあかの国は今、アメリカ牛肉問題で右往左往し、北朝鮮の金剛山観光で女性客を銃殺され、と大揺れに揺れている最中であり、ここでこの問題に寛容な態度を示したりしたら政権がもたない、という事情もあるのでしょう。ゆえにこそ、ここはヘタな「配慮」を示すよりも、あえて堂々「固有の領土」に対する不法占拠と明記し、徹底的に悪役を演じてやった方が、かの大統領を助けてあげられたんじゃないでしょうか。まあどっちにしても不愉快には違いないですが(苦笑)。

 というわけで、暑苦しい中、一抹の清涼感を覚えさせる季節の花、ということで、合歓の木の花です。白からピンクにグラデーションを見せる細いオシベが何十も集まり、さながら花火のような独特の可憐さが際立つ花です。私は昔これを「オジギソウ」と勘違いして葉を触り、何の変化もしないのに首を傾げましたが、合歓の木も夜にはオジギソウのように葉が閉じますし、どちらもマメ科の植物ですので、遺伝的には近縁種といえるのでしょう。一年草のオジギソウと違って、こちらは結構大木になり、木によっては、今を盛りと枝中にこの花を飾っています。


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