奈良市の今朝の最低気温は3.8℃、昼の最高気温は21.7℃、五條市の今朝の最低気温は0℃、昼の最高気温は20℃でした。今日も朝からよく晴れましたが、朝は寒かったですね。この事あるを予想してストーブに燃料を残しておいた過去の自分に今朝ほど感謝したことは無いでしょう。今年の冬越しに関して、灯油の購入計画は綺麗に収まったと思います。来年もこうして過不足無く灯油を有効に使い切りたいものですね。
さて、ロート製薬が18歳から29歳までの未婚の男性女性に将来子供が欲しいか質問したところ、400人の回答者中49%以上が「将来子供を欲しくない」と回答、調査をした過去3年で最も高い割合になったと発表しました。男女別にデータを見てみると、男性の53%、女性の45.6%が「将来子供を欲しくない」と回答していました。では何故子供が欲しくないのかその理由を自由記述してもらったところ、「子育てにかかるお金が高すぎる」といった経済的な理由や、「将来の日本が心配。子どもがかわいそう」といった未来への漠然とした不安感が挙げられました。
この記事、過去最高というからどれくらい増加したのかと思ってデータを観てみたら、3年前の2020年度が43%位? 2021年度は47%位、2022年度は49.4%となっていて、正直これ有意差があるの? と問いたくなるような微増でした。まあそもそもこの直近3年だけの話で一体何が言えるのかと少々問い詰めてみたくなる記事ではありましたが、半数近い若い男女が子供に対する欲求や希望に欠けているというのは、それなりに衝撃的な数字なのかもしれません。ただ、自分たちが18歳だった時を考えて見ても18歳なんて将来のことについて何か真剣に考えていたようなことはないただのガキでしたし、若者が他人のことより自分のことに意識の大半を割いているのはある意味当然のことで、最近の結婚年齢をみても29歳までにしか質問していないというのは少々データが偏りすぎてやしないかという気も致します。また、この回答は、まだ生まれぬ子供達のことではなく、実は若者たち自分自身の漠然とした将来への不安を反映しているんじゃないかという気もしないでもないです。まあ子供のことにせよ自分たちのことにせよ将来が不安だというのは健全とは言い難い状態です。これをなんとかすべきなのはまさに政治の役割なのでしょうが、益体もない怪文書騒ぎで国会を空転させて恥じない面々が居座っているようでは、将来に対し不安を覚えるのもむべなるかなと思わざるを得ないのが、このような国会風景を作り出してしまった責任の一端を担う年寄りとしては、なんとも情けないばかりです。
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