オリジナルキャラも多数出ておりますので、整理して紹介いたします。
麗夢(れいむ)・・・表の顔は美貌の白拍子。実体は夢を司り世の悪夢を退治する夢守の姫君。治承四年(1180年)春、都大路で平智盛に見初められるが、その後行方不明に。寿永二年(1183年)春に再び都大路で再会するが、偽名を使って智盛の前から姿を消そうとする。
平智盛(たいらのとももり)・・・故平相国清盛公の末子で眉目秀麗な青年武将。天才的な戦上手であるが、兄の宗盛に疎まれ、夢守探索の面倒ごとを押し付けられる。
築山公綱(つくやまきんつな)・・・智盛の乳母子で一の腹心。鬼築山とあだ名される平家きっての剛の者だが、外観は短躯の肥満体でにきびの目立つ愛嬌ある丸顔をしている。
匂丸(にほへまる)・・・智盛に拾われた後、従者をしている童子。目端が利き、公綱も重宝しているがその正体は金色の巨大狼、仁保平。
色葉(いろは)・・・公綱に危ういところを助けられ、その後公綱にべったりくっついて何かと世話を焼く正体不明の少女だが、その正体は夢守の姫君を護る漆黒の巨獣、伊呂波。
有王(ありおう)・・・鹿ヶ谷の陰謀で失脚した法勝寺の執行(しつぎょう)俊寛の稚児。俊寛が流された鬼界ケ島まで主を訪ねるが、その死に立ち会い、深く平家を恨む。その後宗盛の夢解きとして侍りながら、復讐を狙っている。
綾小路高雅(あやのこうじたかまさ)・・・夢守の一族、綾小路家の嫡男にして、麗夢の許嫁。自意識過剰で残虐なところがある。公綱に傷を負わされ、恨みを募らせている。
夢の大老(ゆめのたいろう)・・・夢守を統べる年齢不詳の老媼。麗夢を使い、夢守に伝わるある秘法を持って、末法の世を開かしめる究極の夢守を生み出そうと画策している。
平宗盛(たいらのむねもり)・・・清盛の三男で平氏の総大将。狭量で嫉妬深く、小心者と、およそ人の上に立つ人物ではない。
黒衣の老人・・・不思議な術をもって鬼界ケ島から有王を都まで連れ去り、綾小路高雅まで取り込んで何かを狙っている謎の人物。眼光鋭いやせこけた顔に、相手に突きかからんとするばかりに高々と聳える鷲鼻が特徴。夢の大老とも過去因縁があるらしい。
それでは、本編をお楽しみください。
序章その1に続く。
麗夢(れいむ)・・・表の顔は美貌の白拍子。実体は夢を司り世の悪夢を退治する夢守の姫君。治承四年(1180年)春、都大路で平智盛に見初められるが、その後行方不明に。寿永二年(1183年)春に再び都大路で再会するが、偽名を使って智盛の前から姿を消そうとする。
平智盛(たいらのとももり)・・・故平相国清盛公の末子で眉目秀麗な青年武将。天才的な戦上手であるが、兄の宗盛に疎まれ、夢守探索の面倒ごとを押し付けられる。
築山公綱(つくやまきんつな)・・・智盛の乳母子で一の腹心。鬼築山とあだ名される平家きっての剛の者だが、外観は短躯の肥満体でにきびの目立つ愛嬌ある丸顔をしている。
匂丸(にほへまる)・・・智盛に拾われた後、従者をしている童子。目端が利き、公綱も重宝しているがその正体は金色の巨大狼、仁保平。
色葉(いろは)・・・公綱に危ういところを助けられ、その後公綱にべったりくっついて何かと世話を焼く正体不明の少女だが、その正体は夢守の姫君を護る漆黒の巨獣、伊呂波。
有王(ありおう)・・・鹿ヶ谷の陰謀で失脚した法勝寺の執行(しつぎょう)俊寛の稚児。俊寛が流された鬼界ケ島まで主を訪ねるが、その死に立ち会い、深く平家を恨む。その後宗盛の夢解きとして侍りながら、復讐を狙っている。
綾小路高雅(あやのこうじたかまさ)・・・夢守の一族、綾小路家の嫡男にして、麗夢の許嫁。自意識過剰で残虐なところがある。公綱に傷を負わされ、恨みを募らせている。
夢の大老(ゆめのたいろう)・・・夢守を統べる年齢不詳の老媼。麗夢を使い、夢守に伝わるある秘法を持って、末法の世を開かしめる究極の夢守を生み出そうと画策している。
平宗盛(たいらのむねもり)・・・清盛の三男で平氏の総大将。狭量で嫉妬深く、小心者と、およそ人の上に立つ人物ではない。
黒衣の老人・・・不思議な術をもって鬼界ケ島から有王を都まで連れ去り、綾小路高雅まで取り込んで何かを狙っている謎の人物。眼光鋭いやせこけた顔に、相手に突きかからんとするばかりに高々と聳える鷲鼻が特徴。夢の大老とも過去因縁があるらしい。
それでは、本編をお楽しみください。
序章その1に続く。
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