かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

我が血圧、今はまずまずですが、これが本当に健康のおかげなのかどうか、疑問ナキニシモアラズです。

2012-06-15 22:32:05 | Weblog
 今日は3ヶ月に一度の高血圧定期健診で朝から病院に行ってきました。1年3ヶ月前に上170超下120超という数字を見て以来ずっと毎日測定を続けている血圧ですが、この4月以降だんだんと落ち着いてきており、現在値は大体上120下80をそれぞれ切るか切らないか、という中々健全な数字になっています。もっとも、昨年の6月もそれくらいの数字だったのですが、その後徐々に上がって9月には上150下100超、なんてのになりましたから、今下がっているといっても安心は出来ません。というわけで、今日の医者との相談で、3ヶ月後、去年のように上がってくるようなら降圧薬を飲みましょう、と言うことで話をまとめてきました。うまくコントロールできて9月も今の水準程度ならそれで経過観察も打ち切ることになりますが、もし上がってくるなら本格的な治療に入ろうというわけです。なのでとりあえずこれまでどおりウォーキングを中心とした運動と食塩の制限を続けるのみで、血圧のコントロールを試みることになります。ただ、寒い最中ならいざしらず、なぜ昨年9月に血圧が上昇したのかが謎なので、その点不安は残ります。と言うか、個人的には、ひょっとして今こうして血圧が下がっている状態が実は異常な状態で、ベースは既に高血圧になっているんじゃないか、と疑っているのです。なんとなれば、春は花粉の季節です。特に5月以降猛威を振るうイネ科雑草イタリアンライグラスの花粉は強烈で、まともに浴びればアナフィラキシーショックを引き起こすほど厄介なものです。つまり、今の時期の低血圧は、日頃の涙ぐましい血圧抑制のための努力の成果ではなくて、花粉によるアナフィラキシー症状なのではなかろうか、と疑っているのです。まあ今年、これから3ヶ月でその妄想に一定の理があるかただの妄想か判断出来ると思うのですが、出来れば薬は飲まずに済ませたいので、ただの妄想であってくれればありがたいと思います。


 
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相手の悪い間を狙うのが兵法の定石なのでしょうが、これは果たして偶然なのでしょうか?

2012-06-14 22:33:47 | Weblog
 ここ数日、寒さを覚えるほど涼しい日が続いていましたが、それに慣れていたせいか今日の暑さはかなり堪えました。吹き抜ける風は爽やかで気持ちのよいものでしたが、肌を突き刺すような日差しが凄まじかったです。しかも間の悪いことに、こんな日に限って車で走り回る仕事があって、カンカン照りの昼日中、車であちこち走り回っておりました。その中でも大変だったのが4時頃、広い幹線道路を南向きに走っている時、右から差し込む西日が首筋やら顔やらを容赦無く焼いていったことでした。日除けしたくても道具もないし、帽子くらいでは露出したそれらを全てカバーすることができません。仕方なくしばらくは耐えて走っていたのですが、日射を遮るもののないカンカン照りの交差点で信号待ちしていた時についに限界を覚え、汗拭き用にカバンに突っ込んでいたタオルを頭からかぶって顔と首筋をカバーすることでようやく一息つきました。さすがに見た目あんまりだと思ったので我慢していたのですが、もう背に腹は替えられません。そのまま幹線道路を運転席に日差しが差し込まなくまるまで走りましたが、一度やってしまうともう格好を気にしてやせ我慢するのがバカバカしくなってきますね。まあ、日焼け止めを用意すれば良かった話なのですが、昨日までの天気に油断して、そこまで気が回らなかったのです。

 さて、間が悪いといえば垂直離着陸機オスプレイの事故に小沢一郎氏の醜聞騒ぎ。なぜ今このタイミングで、と頭を抱えたヒトもそれなりにいたのではないかと想像されますが、オスプレイの方は純然たる偶然の出来事だったとして、小沢氏が放射能が怖くて地元から逃げていた、という週刊誌の暴露ネタは、まさしくはかったようなタイミングでの披露でした。首相の腹が決まったのでいよいよ切り捨てにかかられている、というのがいかにもな見え方なのですが、フィクションだとあまりに露骨過ぎる判りやすさでひょっとしたら敬遠されるストーリー展開になるかもしれません。さてこれは果たして偶然なのかそれとも何者かの陰謀なのか。地震直後、確かに表に出てこないように見えていた時期がありましたから、小沢氏としては釈明するのが難しい話にも思えますが、さて、どうなりますことか。

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アトピー性皮膚炎慢性化に関わる物質が発見されたそうな。

2012-06-13 20:23:57 | Weblog
 昨夜は22:30に就寝、今朝5:30に起床しましたが、なんだかいつもよりも疲労感が強く出て一日仕事をこなすのが大変でした。普通、月曜日がしんどくて水曜日にはそれがかなり改善しているものなのですが、どうも今週は勝手が違うようです。ひょっとしたらイネ科雑草のアレルギーが生じているのかもしれません。というわけで、今日は更に早く寝ることを目標に、ブログも早めに書くことにしました。これで明日は少しくらい元気になってくれれば良いのですが。

 さて、アトピー性皮膚炎の慢性化の原因が、タンパク質のペリオスチンにあることが、佐賀大学の研究チームが明らかにしたのだそうです。アレルゲンが皮膚に接触して炎症を生じると、その皮膚組織にが大量に生成され、アレルゲンがなくなった後も、皮膚組織に沈着したペリオスチンによって免疫細胞がさらに刺激され、かゆくなるという悪循環が起きることも分かったとのことです。したがって、このペリオスチンを制御出来ればアトピーの痒みを抑えることも出来るかもしれないわけで、これまでのステロイド剤などの免疫抑制と違う、副作用の少ない療法が開発される期待があるのだそうです。
 私自身は自分がアトピーという自覚はないのですが、花粉症がひどくなれば皮膚に発疹が出たりしますし、そこまでいかなくても、花粉症シーズンに背中などが痒くなって掻いたりするとミミズ腫れの炎症が生じたりするので、かなりアトピーに近い状態なんじゃないか、と思います。まあ私の場合は少しかゆみが強くなるだけで狂おしいほど痒いわけではないのですが、アトピーの患者さんは、日々大変な苦労をされているのだろうな、と想像することはできます。
 ただ、この手の基礎研究にありがちなのは実用化されるまで10年単位の時間がかかることで、それでうまく行けばいいですが、途中でうまくいかずに消えて行くものも少なくないと思われます。そうなれば文字通りぬか喜びに終わる訳ですが、それらの一見無駄な取り組みも、その過程で新たな発見があったり、後のブレイクスルーのきっかけになるかもしれないわけで、とにかく研究者の方々には頑張って先を続けていただきたい、と願うのみです。
 特にアレルギーの研究は結局免疫の研究であり、アトピーも花粉症も食物アレルギーもそういう意味では根は一緒ですから、私が悩まされている花粉症に対しても有効なものが生まれてくるかもしれません。それを支えに、今しばらく花粉との戦いを続けていくことにします。

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雨だからと一日ひたすらPCに向きあうと異様に疲れます。

2012-06-12 21:29:27 | Weblog
 梅雨らしいしとしと雨の降り続く一日、溜まったデータを処理しようとひたすらPCの前に座っていたら、肉体労働で汗を流すよりも疲れてしまいました。一昔前はこんな事で疲れることなどついぞ無かったのに、などと思うとげんなりするだけなので、定期的に休みながら続けていたのですが、疲れてくるとタイプミスも多くなってかえって手間がかかるというのも困りものです。多くなるミスの代表的なものが、右手と左手のタイミングが合わなくなること。ブラインドタッチでローマ字入力しているのですが、例えば、右手担当のKとかHとかと、左手担当のAとかEがちゃんと順番に打てず、「か」と書こうとして「あK」という風に入力されてしまったりするのです。あるいは片手だけでも、ずれたりもします。「さ」と書こうとしてあS、と打ってしまったりとか。そのたびに消して打ち直さないといけないので、余計に手間がかかってしまいます。
 もう一つは変換ミス。まあこの場合はミスというより辞書がおバカさんで突拍子もない漢字をあてがってきたりすることから生じる事が多いですが、このブログでも散見されるように、それを気づかずそのまま書き進めたりすることがままあります。
 キーボードは、言葉の入力装置としてはかなりよくできているとは思うのですが、こういうミスを根絶するのは難しい装置だな、と思わざるを得ません。といって喋ったままを入力する、自動口述筆記なんていうのはかえって疲れたり時間がかかったりしそうですし、やっぱり頭で考えたままの言葉が何らデバイスを介さずダイレクトにPCに入力されるようになるまでは、キーボードに頼らざるをえないのかもしれません。果たしてそんな時代が来るのかどうか、かなり難しそうではありますが。


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本当に死刑にして欲しくてヒトを殺したのか、疑いたくなります。

2012-06-11 20:20:15 | Weblog
 大阪での通り魔殺人、捕まった犯人が何を言うかと思えば、自殺しようと思ったが死にきれなかったので、人を殺せば死刑になると思った、だと。なんともハタ迷惑この上ないことを言ってくれたものです。府知事が、「人を巻き込まずに自己完結してほしい」というのはまさにその通りだと私も思います。ヒトにいらざる迷惑をかけるなんて私は死んでも嫌なのですが、世の中には様々な人がいるものだと思うばかりです。ただ、いろいろな意味で今の世の中が生きにくくなっているようだ、というのはなんとなく判らないでも無いです。まあそれでも、生きていくだけならいくらでもやり様があるのでは? とは思いますが。
 私は今のところ、いかに嫌なことやむかつくことがあろうと、全体を均してみれば毎日が楽しいと実感できていると思いますし、やりたいことも公私ともそれなりの数がありますから、自ら命を絶とうなど、勿体無くて到底出来かねる状況にありますが、ひょっとして何かちょっとしたきっかけで躓いてそのまま自殺へ一直線に突っ走ってしまう、というようなこともないとはいえないと思っています。うつ病というのはそういう病気だと聞いていますし、実際にそれが嵩じて自ら命を絶った知人もいますし、完全な理解は難しくても、それはきっとそういうものなのだろう、と思うくらいの理解は可能です。が、そんな自殺も出来ずに、おのが生死を「死刑制度」という自分以外のモノにゆだねてしまえるその考え方は残念ながら理解できません。本当にこの犯人は、「死刑」にして欲しくて事件を起こしたのか? 後付の理屈でそう言っているだけなのではないか? と疑いたくもなります。

 が、それはともかくとして、これからは、このような考え方をする人間がいることを理解した上で行動しなければならないのでしょうか。ヒトを見たら泥棒と思え、どころか、ヒトを見たら殺人鬼だと思え、などというような社会はあまりに恐ろしい。自殺したいヒトには、様々な立ち直り支援システムを考えるとして、でも最終的には医学的な方法で楽に勝つ確実に死ぬことができる安楽死処置を認めるようなことも必要ではなかろうか、と思えました。

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なんとなく、最近忘れっぽくなっているのではなかろうか、と自分の頭を疑っています。

2012-06-10 22:07:37 | Weblog
 昨日は書きかけを下書き状態にしてから風呂に入り、上がってから完成させてアップしたつもりになっていたのですが、下書きのまま公開せずにいたことに、今になって気づきました。ごく稀にやるミスですが、どうも最近、日常生活でもミスが目立つので、少々気になります。自分では全然自覚がないのですが、夜寝る前に歯磨きしたあと、洗面台の水をちょろちょろ出しっぱなしにして栓を閉めずに寝てしまったり、休日にお茶を入れようとコンロに鍋をかけて、湯が沸くまで別のことをしていたらすっかり鍋のことを忘れ、気がついた時にはすっかり干上がって白い煙を吹いていたりなんてこともあります。水の出しっぱなしくらいですと水道代が勿体無いだけで済みますが、火を忘れるというのは相当ヤバイんじゃないか、と自分でも思います。幸い、うちのガスコンロは過熱状態で自動的にガスの供給が止まるタイプなので、それが機能している間は火事などの事故にはつながらないと期待されますが、コンロが老朽化すればそんなフェイルセイフ機能に頼りきりというわけにもいきません。それに、年を取れば取るほどそういうボケ的状況は増えるんではないか、とも思われますから、ここはなんとしても、今の自分の状態、つまり別のことをやるとその前にやりかけていたことをすっかり忘れてしまう、という性癖を前提とした安全策を考えないといけないと思うのです。まあそう簡単に解決するならとうに思いついて実践しているはずですから、しばらくはかかると思いますが、単に注意を払う、という役に立たない決意以上に有効な方法を、なんとか見つけたいものです。

 
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街中にイノシシなんてぞっとしない話ですね。

2012-06-09 23:04:57 | Weblog
 いよいよ梅雨入り、ですね。昨日から時折少し強くなりながらずっと雨が降っているのがいかにも梅雨っぽくて、確かにまた一つ季節の歯車が動いたのを実感いたします。今年の夏が懸念されているような猛暑になるのか、はたまたそれほど暑くならないで済むのかは神のみぞ知る、というところなのでしょうが、今だけはしばらくこの雨の風情を楽しませていただくことに致しましょう。

 そうは言っても、東のほうでは中々落ち着かない話もあるようです。
 静岡県伊東市の商店街を大きなイノシシが闊歩していたそうで、交番のおまわりさんが拳銃を発砲、被害を出さずに仕留めた、というニュースを目にしました。イノシシは体長約130センチ、体高約70センチの雄で、おまわりさんこと県警伊東署の警部補(♂)に突進して来たため、至近距離から拳銃4発を放ち、全弾命中、事なきを得たとのことでした。
 体長130センチといえば軽自動車位なら突進でひっくり返しても不思議じゃないパワーが有るはずで、スピードも相当なものです。跳ね飛ばされたり牙に引っ掛けられたりしたら致命傷を負いかね無い危険な動物と言えます。拳銃の銃弾だと、急所に当たらない限り、強靭な皮や筋肉に阻まれてその突進を止めることはできないんじゃないか、と思います。それを、動く目標に全弾命中させた挙句、ちゃんと急所にも当てて倒しているのですから、このおまわりさん相当腕が立つんじゃないでしょうか?
 伊東市の駅前の商店街、というのは行ったことがありませんが、グーグルマップで見ると近所の山までは200mほど、その奥のいわゆる山奥といえるようなところまではざっと1キロほどと見受けられますから、イノシシが紛れ込んだとしてもそう不思議ではない位の距離感のように感じます。ただ、山に餌が豊富ならいちいち街まで出てくることもそうはないと思いますし、今年の山はひょっとしたらあまり餌に恵まれていないのかもしれません。

 さて、山というとうちの職場なんか背後に大峯山脈を控える相当な深山幽谷の入り口にあたりますから、野ウサギやキジなんかはしょっちゅう見ますしイノシシくらいは普通に出て来るような土地柄ですが、幸いなことにまだ正面切って対面したことはありません。基本彼らは夜行性ですし、それなりに住み分けはできているんじゃないかと思います。まあ写真に撮れるくらいのんびりしているのを見つけられるのは、サワガニくらいでしょうか。

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マグネシウムって用途は昔のカメラのフラッシュくらいと思ってましたが、身体にも重要だったのですね。

2012-06-08 22:35:04 | Weblog
 昨日はボロボロだった肉体環境も、もう一晩寝て覚めれば、とりあえず不意の動きで固まらずをえなくなるようなことはなくなりました。腰は普段程度まで回復しましたし、左手首もまずまず動きます。今日は早朝から梅雨入りの雨と競争でフィールドワークをしていたのですが、お陰で問題なく何とかギリギリ本降りの雨の前に作業を終えることができました。この分だと明日にはほぼ元通りに治っていることでしょう。

 さて、忘れられたミネラル、と称されるマグネシウムが身体にとって大変重要なものである、という発表が相次いでいます。
 一つは先月横浜で開催された第55回日本糖尿病学会で発表された、マグネシウムの摂取が2型糖尿病の発症リスクを低減する、という研究成果です。もう一つが、東京都医学総合研究所が発表したもので、脳のマグネシウムイオンが長期記憶を定着させるのに重要な役割を果たしている、と言う内容のものです。もっとも、こっちはショウジョウバエを使った実験ですので、そのまま人間にも同じことが言えるかどうかはまだ判りませんが、アルツハイマー病患者や高齢者の脳でマグネシウムが減ってしまっていることが判っており、ヒトの脳でも、マグネシウムイオンが大きな影響を及ぼす可能性がある、という話でした。

 これまで、カルシウムや鉄、亜鉛といったミネラルと比べると、マグネシウムが重要、という話はあまり聞いたことがありませんでしたが、こうして少しずつその重要性が語られるようになってきたからには、少しは摂取量を増やしたいと思うのが人情というものでしょう。ちなみに日本人の食事摂取基準という、色々な栄養素をどれだけ必要とするかまとめたものによりますと、日本人成人男子で370mg/日、WHO(世界保健機関)推奨は420mg/日であり、それに対して現代人の摂取推定量は240mgしかなく、日本基準の2/3、世界推奨の半分強、という慢性不足状態なのだそうです。
 では、マグネシウムって何を食べれば取れるのか、と思い、食品分析表も見てみたのですが、海藻類に桁違いに豊富に含まれている他は、その海藻を食べている貝類が目立つくらいで、あまり多い食品はない感じでした。まあ、マルチミネラル系のサプリメントには一応入っているみたいですし、どうしても食事で不足するならそういったモノを摂取してみるのもいいかもしれません。私は糖尿病ではありませんが、高血圧をコントロールするのに日々頭を悩ませてはいます。糖尿病は血管の病気でもありますから、高血圧症とも浅からぬ関係があり、この手の情報を無視することは出来ません。願わくば更に研究が進み、効果的な摂取方法とかもあわせて教えてくれるとありがたいです。

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懐かしいシリーズの「新刊」を手にして、久しぶりにまた読み返してみたくなりました。

2012-06-07 22:14:17 | マリア様がみてる
 昨日、仕事で1日肉体労働をしておりましたら、今日、腰と腕、特に利き腕の左の手首が痛くてたまりません。昨日、作業を終えた時から、腰はいつになく張って真っ直ぐ歩くのが一苦労でしたし、腕はだるくて運転するのが億劫だったりしましたが、一夜明けてこうも厄介なことになろうとは、正直焦りました。朝の通勤で、普通に走る分には特に問題なかったのですが、カーブでちょっとGがかかると途端に腰が悲鳴をあげますし、ギアチェンジでレバー操作する時に、無意識に力を入れた途端、ズキッと手首に驚かされますし、そんな痛みにしばらく翻弄された挙句、ようやく学習した私は、腕や腰に負担がかからないよう、田舎道を我が物顔で行くおじいさんの軽トラもかくやと言わぬばかりの安全運転に徹して残りの道を走り抜けました。まあ、慣れてきてアクセルを踏み込んでまた痛みに芝枯れる、というのをまだしばらくは続けておりましたが、運転の荒さを矯正するにはちょうどいい機会だったかもしれません。

 さて、今日は久しぶりに「マリア様がみてる」の新刊を読みました。「フェアウェル ブーケ」という副題のそれは、もう1ヶ月くらい前に刊行されていたものです。先日、たまたま書店で見かけ、そういえば新刊が出る、という話があったな、と思いだして、目的の本とともにレジまで運んだのでした。
 先ほど、半身浴しながら読み終えたところなのですが、一言で感想を述べると「懐かしかった」でした。私が「マリみて」シリーズを初めて手にしたのが2005年の3月、それでハマってこのブログにも専用カテゴリーを作るほどに没頭したのですが、以来既に7年が経過し、さすがに一頃の熱は冷め、かつては新刊発売日にわざわざ有休をとって買いに行ったり、本を求めて思いつく書店を片端から観に行ったりしたものが、今や発売されたことすら気づかずに、あとから気づいてもわざわざそのために書店に足を運ぶこともなく、たまたま見かけたのでついでに購入する、というところまで、私の中での優先順位は下がってしまいました。それでもこうしてひとときを楽しむ事はできますし、かつての熱狂を思い起こして、その残照を味わうことも出来るのは、ありがたいことだと思います。
 ただ、キャラクターの名前が難しすぎる! 永(ひさ)、亜深(あみ)、貴良(たから)くらいは一度見ればなんとかなりましたが、市子(ながこ)、党江(まさえ)、緩世(のぶよ)、未子(ひでこ)などは、初出の時にのみ付いていたルビを何度見直しにページを繰り直したことか。そのたびに読書のリズムが断ち切られるので、出来れば登場人物の名前は難読にならない字で作って欲しい、と切に望みました。

 本編は、かつて雑誌に発表した短編を集め、それに少し書き下ろしを加えて1冊に構成したもので、作者によるとこれでストックはなくなったとのことですが、また再開するかもしれない、と巻末のあとがきに書いてありましたから、その内また忘れた頃に「新刊」を見かけるかもしれません。多分その時にはまた手にとってレジに運ぶことでしょう。
 それはともかく、久しぶりに初刊から読み返してみようかな、という懐かしさを感じさせてくれた一冊でした。
 
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ロータリー、生まれ変わる?

2012-06-06 21:14:32 | Weblog
 今日は日食、月食と続いた天体イベントの第3弾で、金星が太陽面を横切る珍しい光景が観られる日、というわけで私も観察に勤しんだのですが、これがなかなか見えません。天気が悪く、しょっちゅう太陽が雲に隠れるコンディションだったのに加え、裸眼ではどうにもちっちゃい黒い点にしか見えない金星の姿が捉え難く、昼休みの時間を潰して、なんとかあれがそうだ、といえるものを観ることができました。これも、一緒に観察していた同僚が今どのあたりに見えるかを教えてくれたから発見できたようなもので、一人で見ていたら見つけられずに諦めたかもしれません。
 日食や月食に比べると地味目なイベントではありましたが、次に見られるのは100年以上先、という話ですから、まず間違いなく生涯1度のお楽しみだったと言うことになるでしょう。何はともあれ、なんとか見えて良かった、と思います。

 さて、ネットニュースで、マツダがロータリーエンジンの技術を使って水素エンジンを作り、それで発電して走らせる電気自動車を開発するとの話を見ました。ロータリー、まだ死んでなかったんですね。なんとなく、水素エンジンで生み出す力で走らせたほうが無駄が無いようにも思えるのですが、自動車エンジンと違って回転数を不断に変化させること無く、発電用にひたすら一定速度で回すと、大変効率の良い運転が可能になる、というようなことでもあるのでしょう。でも、個人的には、EVやるくらいなら、あの超低燃費エンジンでハイブリッド車を作ってくれた方が面白いかも、と思ってしまいます。まさにスーパーカブのような、給油いらずの超超低燃費システムが組めるんじゃないか、と思うのです。まあそれはそれとして、他にはない技術で新しい地平を切り開いていく企業というのは見ていて気持ちがよいものです。これで業績が計画通り上むいてくれれば言うことなしなのですが、せっかくこうして技術陣が頑張っているのですから、経営陣にも是非奮起してもらいたいですね。

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天変地異の前触れ? は気になりますが、それはそれとして夢の記録です。

2012-06-05 20:31:44 | 夢、易占
 千葉の漁港に海面が埋め尽くされるほどの無数のイワシが押し寄せ、死んだという事件、早速大地震の前触れか? という話も出ているようですが、これで数日以内に本当に地震が発生するようなことがあれば、「やっぱりあれが・・・」とまことしやかに言われることになるのでしょうね。報道を見る限り、クジラなどに追いかけられたのだろう、ということのようですが、その真相やいかに? それにしても、映像を見れば見るほど勿体無い限り。すぐに腐敗が始まり、今や港は大変な有様なのだそうですが、さすがに既に食べられないにしても、例えば昔から魚を肥料にするなどもありますし、何とかうまい有効活用する方法が無いものか、と考えてしまいます。

 さて、昨夜は今ひとつ寝付きが悪く、その分かなり明瞭な夢を見ましたのでそれを記録しておきましょう。

 友人(誰かは不明)数名と夜の東京・渋谷(と思い込んでいるが、街の風景は全然似ても似つかない)の近くの街中をそぞろ歩いています。渋谷から私鉄で2駅行った当たりと認識しています。休憩するところを探していた我々は、たまたま見つけたビジネスホテルに上がりこみました。人気がないのを幸い、勝手にエレベーターで10階(8階?)まで上がり、一つの部屋のドアの前に立ちます。懐から取り出したのは、溝が全くない作りかけの鍵。それをドアノブの鍵穴に差し込み、ゆっくり引きぬくと、不思議な事に溝が刻まれた鍵になって出てきました。それを改めて鍵穴に差し、一捻りしてドアを開けると、中に入りました。明日、チェックアウトの前に逃げ出さないとな、と言いつつ、とりあえずその部屋に落ち着きました。

 さっきホテルにいたのに、何故か今また外を出歩いています。お腹がすいたので、近所のコンビニにおにぎりを買いに出たようです。そうしてまたそぞろ歩いていると、右手前方に小さなテレビ台のような粗大ごみが置かれているのが見えました。その上にPCのマザーボードらしきものが無造作に置かれ、その右手に、デジタル一眼レフカメラが転がしてありました。私はまずその基盤を手にとってなにか使えるものはないか、とくっついていた幾つかの部品を外してバラバラにしてみました。しかしながら、どうも余程古いMBなのか、あまり食指の動くものがありません。大小5つくらいに分離したそれを重ねてテレビ台っぽい台の下の棚部分に押し入れ、次にカメラを手にしました。通常の一眼レフのトップに古めかしい四角い箱型のストロボが付いています。レンズはどうやら高倍率なズームレンズです。見たところ粗大ごみとは思えない美しい外観でしたが、スイッチを入れてみるとオートフォーカスが効かないみたいです。そこでレンズの右脇下にあるスイッチをマニュアルフォーカスに切り替えて、ファインダーを覗きながらレンズのピントリングを回してみました。ファインダーのスクリーンは全面マットタイプで、合焦した時の像がh状にクリアに、また鮮やかに見えます。これなら結構使えそうだ、と思いましたが、出来ればAFも復活して欲しい、と少し欲張ってみることにしました。すなわちストロボを外してみたのです。そうすると、あれほどまともに動かなかったオートフォーカスが綺麗に決まるようになって来ました。私は、これは掘り出し物かも? とワクワクしながらカメラの名前をみましたら、キャノンのF1でした(もちろん思い込んでいるだけでボディが真っ黒な以外は全然似てません)。ふと顔を上げると、テレビ台の後ろにDPEショップ、その右となりにカメラ屋サンがありました。ひょっとしたらこのカメラ屋から出たものかもしれない、と思った私は、どうにかして気づかれないうちに粗大ごみカメラをお持ち帰りしたい、と考えていました。

 キャノンのF1はフィルム時代のキャノンのフラッグシップモデルでしたが、写真部だった当時の私は基本ペンタックス派だったのであまり興味がありませんでした。なぜ夢でキャノンが出たのか大変疑問ですが、それはともかくとしてもこの夢は一体どう解釈したものか。しばらく頭を悩ませそうです。

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次の奈良選出大臣は、少しはまともな方でありますように。

2012-06-04 21:29:28 | Weblog
 今日の部分月食、そもそも月がよく見えなかったので結局観られませんでした。まあそういうこともあると諦めが肝心ですね。日食と違ってそれなりに頻繁にあることですし、次の機会に期待してここは見送るといたしましょう。

 さて、野田内閣再改造、懸案の国土交通大臣+防衛大臣に加え、法務大臣とか農林水産大臣とかが変わっていますね。奈良県の代議士としては、国交相にかわり滝実法務大臣が入閣とは、少々驚きましたが、さて、これ以上奈良県の評判を貶めるようなマネだけはして下さるな、とお願いしたいです。
 防衛大臣の森本敏氏は、よく「たかじんのそこまで言って委員会」などでしゃべっているのを見ましたが、親米保守の論客が現民主党政権に入閣、というのが意外でした。その考え方には期待できそうな御仁ですし、元自衛官ということですから現場のこともそれなりに目が届く方じゃないか、と思うのですが、政治家としての力量は不明なのがちょっと不安視されるところ。まあ相当ひどくても前大臣に比べれば誰がやろうとプラス評価になるでしょうから、ここは大幅な加点を望みたいところです。
 
 しかし、ここで内閣改造に踏み切ったということは、最悪党を割ることになっても、という覚悟をしたということなのでしょうか。私としては、意見が180度違う人間がひとつの政党に寄り集まっている状況、というのが心底理解できないので、そろそろその整理をして中身がわかりやすいようにしてもらいたいのですが、特にうちのような田舎では選挙の時の選択肢が少なすぎるので、その少ない選択肢のうちから選んでみると、ちょっとしたブレで「そんなつもりじゃない」という結果になりやすい気がするのです。幸か不幸か現与党が大勝した時の選挙では民主党候補にはいれませんでしたし、うちの奈良4区は他がことごとく民主になびく中で自民候補を勝たせた珍しい選挙区ですから、まだそのような後悔をせずに済んではいるのですが、この先もそうなるとは限りませんし、各政党とも、せめて大同小異、位の範疇に思想信条を揃えておいて欲しいと思います。

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もうじき花見も終わりです。

2012-06-03 22:47:00 | Weblog
 6月最初の日曜日。そろそろサボテンも花仕舞いの時期に差し掛かります。厄介なナメクジも、駆除剤を撒いてからパタリと被害が無くなりました。今年も蕾を齧られる被害が出ましたが、去年はサボテン本体を齧られたりしましたから、それに比べれば比較的軽微な被害ですみました。来年こそは完全に防いで、ここ2年観ずじまいに終わった宝山の花を今度こそ観たいものです。

 というわけで、花見終盤です。

 今年最後の花束状態を見せてくれたレブチア・クラインジアーナです。最初に花を咲かせてから1ヶ月くらい次々ときれいな花を見せてくれました。そろそろ打ち止めですが、このあとはしっかり育てて、来年もまた一段と艶やかな姿を拝みたいものです。


 碧瑠璃鸞鳳玉の花。前回はナメクジのせいで変な開き方をしましたが、本来はこうして綺麗に丸く光沢ある黄色い花弁を広げるサボテンです。もう少し蕾がありますが、あんまり花を咲かせると体力を消耗しますから、夏越しを考えるとそろそろ打ち止めにしたほうがいいかも。


 多分今年の掉尾を飾るのが、ギムノカリキウム・海王丸の花です。にごりない白色の大輪は、清楚と言うよりも一種独特の色気を感じる妖艶さが漂います。うちでは最も古いサボテンで御年30余ですが、その風格がにじみ出ているのかもしれません。


 おまけで、今日たまたま散歩中に見かけたオニアザミの花です。一所懸命ミツバチが仕事していたのが気に入って、一枚撮影してみました。
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ニュートリノ、光より速く、とはいかなかったようで残念。

2012-06-02 22:47:17 | Weblog
 最近は本当に天気が不安定です。今日も、朝からやや曇りがちではありましたが、3時くらいから急ににわかに空が暗くなり、地面を打ち付けるような大粒の雨が降り注ぎ、雷が華を添えていました。まるで真夏の夕立ですが、そろそろ季節は初夏から夏に移行したのでしょうか? それが落ち着いてきたら私の体調も好転するとは思うのですが、今日は朝9時まで惰眠を貪りはしたものの、1日くらいでは十分な回復は望めなかったようです。

 さて、「光速突破」の可能性が! と一時大はしゃぎしたニュートリノの実験。その後の追試で、発表した名古屋大等の研究グループが、ニュートリノと光の速さに明確な差は出なかった、と発表するそうですね。先端物理の話は理解が届かない不可思議な世界ですが、「光より速い」という話は、そんな不可解さとは一見無縁の実にわかりやすい、ワクワクしたものを感じさせてくれましたから、今回の結果は大変残念だった、と言えるでしょう。ただ、この結果で全てが終わるわけではなし、そうして少しずつわからないところが明らかになって、更にその先の謎に挑む事もできるわけですから、はじめの「光速突破か?」という発表も、十分に意味深いことだったに違いありません。そうこうしているうちに、また違う実験で従来の説を覆しかねない新たな事象が発見されるかもしれませんし、この種のお話のロマンはいささかも損なわれていない、と私は思います。

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哀しい驚きと好奇心を満たす驚きで、少しだけ眠気も吹き飛びました。

2012-06-01 23:21:36 | Weblog
 やっと金曜日です。明日は休みなのでとりあえずゆっくり寝ていられることでしょう。昨晩もとりあえずやってみるべ、とアイマスクして11時前には寝たのですが、一度目に目が覚めたのが午前2時半。次が4時。そして5時半、と、うとうとして眠りに落ちたかと思うと目が覚めるの繰り返しで、さすがに今朝起きて仕事に行くのがきつかったです。昨日までは、午後はともかく午前中は眠気もなく元気でいられたのですが、今日ばかりは朝からなんだか疲れきった感じで、一日過ぎるのが待ち遠しい状態でした。
 結論。アイマスクは安眠妨害になるようです。

 さて、眠い目をこすりつつネットを渉猟してまず見かけたのが、尾崎紀世彦死去、の報道。思わず、えーっ、と驚いてしまいました。享年69歳、ガンで闘病の末逝かれた、とのことです。少し前にカラオケで歌ったのですが、あの張りのある高音域はまず出ません。年上ですからしょうがないのでしょうが、こうして次々幼少時から親しんできた方々が鬼籍に入られるのを観るのは辛いものがありますね。もっと年を取れば少しは慣れてくるのでしょうか?

 もう一つ驚いたのが、こちらは好奇心を刺激するお話です。羽田空港の気象レーダーで、高度約500mを飛ぶ全長1ミリ程度のクモなどの虫が捉えられたのだそうです。なんでも虫の体内の水分が雨粒と同じようにレーダーの電波を反射したために捕まえられたのだそうです。元々は危ない積乱雲の発生などを感知するためのものなのでしょうが、現代のレーダー技術は、空を舞う虫さえも捉えられるというその精度に驚かされました。でもまあよく映っているそれが虫だ、と特定できたものですね。レーダーで捉えられるという事実ももちろんですが、それが虫由来だ、と発見した事自体に、より強く好奇心を揺さぶられました。できればその経緯などが知りたいものですが、いずれどこかで発表されたりするんでしょうか?

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