かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

猛暑で植物が枯れ上がるや隠れていた遺跡が山のように顔を出すとは、イギリスは面白い国ですこと

2018-08-16 19:13:13 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は24.8℃、昼の最高気温は32.2℃、五條市アメダスの最低気温は22.9℃、最高気温は30.3℃でした。昨日からの雨模様は今日も続き、ほとんど日が差さないまま一日が暮れました。雨自体は朝方に降った位で、昼間はたまに雨粒が落ちてくるくらいだったのですが、時折雷が鳴っていましたし、少し外れたところでは、局地的に派手に激しく降ったところもあった模様です。このぐずついた天気も今夜までで、明日からはからりと晴れ上がって気持ち良い青空が頭上に広がるのだとか。それでいて数日前までの殺人的熱気は襲来せず、今までに比べれば過ごしやすい気温に終始するそうです。まだまだ早いですが、少しは秋の気配が感じられるような一日になるかもしれませんね。

 さて、日本同様未曾有の猛暑に見舞われているイギリスで、「クロップマーク」と呼ばれる特殊な植物の生育相が確認され、考古学会が活況を呈しているそうです。なんでも「クロップマーク」というのは、数千年前の新石器時代からローマ時代に至る遺跡の痕跡が植物の生育の違いとして浮き彫りになるものだそうで、この猛暑で遺跡のない場所との差異が一段とはっきり見えるようになったとのことです。それらは上空から最もよく観察され、特に今年は、6000年余りの幅のある時代の数百にのぼる新たな遺跡が発見されているとのこと。専門家によれば、これほどの規模で広範囲の遺跡が判明したことで、かつての人々の生活ぶりが見えてくるらしいです。
 考古学者らは、これらの遺跡の重要度を調べ、最良の保存方法を検討するとしています。
 ・・・なるほど、ドイツでは川の水が減って大戦期の遺物が顔を出した、なんていうニュースが先日ありましたが、こちらは1万年規模の古い遺跡が一挙に見つかったというダイナミックなお話ですか。最近は、人跡未踏のジャングルの上から特殊な方法で精密に測量することで、緑に埋もれた遺跡を見つける南米での事例や、大ピラミッドの中を調べるのに宇宙線ミューオンを使って透視するなんていうような面白い話もありましたが、それらに比べると遥かに簡単に遺跡の様子を伺うことができるのがイギリスの特徴みたいです。要するにかつて人の営みがあった場所は草の生え方が違う、というだけみたいですから、玄人が複雑にして玄妙な手腕をもって魔法の如き最新鋭測定機器を操作し、かつそれで得たデータをこれまた精密な神算でもって読み取っていくのに比べれば、あっという間に膨大なデータが誰でも得られる入れ食い状態とさえ言えそうです。ひるがえって日本はどうでしょうね? 深山幽谷に先人の痕跡を調べたり、人工物っぽい謎の自然物の正体を探ったりする方法があっても良いように思うのですが。

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2歳時の「神隠し」が3日目にして無事解決! よくぞ生きて帰ったと驚くばかりです。

2018-08-15 19:59:05 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は26℃、昼の最高気温は33.5℃、五條市アメダスの最低気温は22.8℃、最高気温は31.7℃でした。昨夜未明(多分1時か2時頃)に大雨が降って、その雨音で目が覚めてしまいました。割と涼しくて気持ちよく寝られた夜だったのに、叩き起こされた後はどうも眠りが浅くなり、今朝はやたらぐったりとして目が覚めました。今日一日だるかったこと。今日は仕事に行っている間に自宅付近では雷を伴う豪雨が降りしきったそうで、おかげで随分と涼しい夜になっています。今夜こそぐっすりと寝て、明日の英気を養いたいものです。

 さて、12日から行方不明になっていた山口県の2才の男の子が、今朝、ボランティアの手で発見されたとのことです。男の子は軽い脱水症状を示していましたが、怪我もなく受け答えができる体調で、念の為病院に運ばれましたが、点滴を受けた後は元気を取り戻しているとのことです。
 まずは無事の生還祝着至極ですね。家からわずか100mの地点で、祖父が目を離したごく僅かなスキにまるで神隠しにあったかのように忽然と姿を消したため、何らかの事件に巻き込まれたとか、鷹がさらっていったかも? などというような説も出ていました。結局男の子は家のすぐ近く、700mほど登った山手の、竹やぶの下の沢でうずくまっていたそうです。ボランティアの男性の、「人間っていうのは下に下りるよりも上に上がる方が好きだから、今から左に重点的にやろうかなと」いう感が当り、捜索開始後わずか20分で発見という快挙を成し遂げたそうですが、しかし、2才児がよくもまあ3日間も山をさまよって無事に助かったものです。いくら酷暑とは言え夜は相応に冷えるでしょうし、水はなんとか飲めたとしても食べ物が無いのに3日を凌ぐというのはなかなかに驚かされる話です。まあひょっとしてひょっとしたら誰かに連れ去られて一時的に保護されていた、なんていう可能性も無きにしもあらずかな? と思ったりもしていますが、まずは実際に何が起きたのか、そしてどうやって山で過ごしていたのか、2才児となれば限界もあるでしょうか、可能なものなら聞けるだけ聞いてみたい気がします。

 
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朝の電車が寒すぎて困ります。

2018-08-14 20:04:34 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は26℃、昼の最高気温は36.6℃、五條市アメダスの最低気温は22℃、最高気温は36.2℃でした。昨日は蒸し暑さでなかなか寝付くことができず、眠り自体浅かったのか、随分といろいろな夢を見た気がします。扇風機が止まるたびに目が覚めてスイッチを入れ直した気がしますので、今日は大分寝不足だったはずです。ただ、案外1日なんとか眠気も起きずに仕事することができました。ただ、一日やや弱めの頭痛が響いていたのには閉口しましたが。まさかそのせいで眠気が抑制されていたのでしょうか? もしそうならかなり嫌な感じですね。
 
 さて、それにしても台風が矢継ぎ早に次々と発生しています。どれもこちらにはあまり影響のないものばかりなのであんまり注目してなかったのですが、気がついたら3つもオンステージしてて、一つは九州に直撃コースです。秋雨前線?っぽい前線は東北にかかっていてこっちには影響なさそうなのですが、明日午後くらいからこちらでも天気が下り坂で、明後日明々後日は雨が予報されています。まさかその前線が南下してくるのか、そうなればかなり涼しくなりそうでありがたいのですが、単に台風の影響で南から湿った空気が流れ込んでくるだけだと、蒸し暑いだけに終止するのかもしれません。体温気温は耐え難いですが、少々温度が下がっても湿気が増えたらかえって大変になります。まだ8月半ばですし、涼しくなれとはいいませんが、せめて普通に気分良く過ごせるくらいには落ち着いて欲しいものです。ただ、公共交通機関の冷房は、個人的にはちょっと効かせすぎですね。特に朝のバスや近鉄の電車は、ほとんど冷房などいらないでしょうに、社内をキンキンに冷やしきっています。とは言えバスなら10分、電車は3、40分のためにわざわざ上着を着るのも面倒かつ大変ではあります。外を歩く時はもう熱くて耐え難くなりますし、と言って脱いだら面倒くさい荷物になってしまいますし、いくらそれが有効とは思ってみても、なかなかに上着持参は実行するのが難しい選択になります。帰宅時の夕方ー夜はそんなに冷えているような気もしないのですが、単に朝は夜のうちに熱が冷めた車体だからよく冷え、夜は昼間車体が熱を保っているからなかなか冷えないだけなのか、朝と夜で設定温度を変えたりしているのか、単に身体が朝と夜では低温に感じる温度帯が異なるためなのか、その辺は良く判りませんがなるべくならあんまり冷やさないで欲しいものです。弱冷房車を意識的に選べばいいのでしょうが、朝は座席を得るのがまず重要なのであまり定位置を動きたくないというのがあります。春のうちに、弱冷房車の場所を定位置にしておかなかったのがミスですね。今はお盆シーズンなので人出がマシですから、今のうちに少し定位置を是正するようにしてみるのも良いかも?

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JR東日本の山手線で、自動運転導入の検討が始まるのだそうです。

2018-08-13 19:41:18 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は25.6℃、昼の最高気温は37.1℃、五條市アメダスの最低気温は22℃、最高気温は34.9℃でした。午後遅く、いかにもな雲が流れてきて雷も鳴って、これは夕立があるか? と期待したところが残念ながら一粒も雨は落ちてこないまま、夜になりました。風だけは少し強めに吹いたのですが、暑い空気が流れて来るばかりでまるで心地よくありません。結局我が奈良県では雨は南部の山間地でそこそこ降っただけにとどまり、北部は蒸し暑いだけの一日になってしまいました。今夜せめて少しは過ごしやすくなってくれれば良いのですが、奈良市は19時現在でまだ30℃台の気温で、このままだとまた寝苦しい熱帯夜ということになりそうです。

 さて、JR東日本によると、山手線や東北新幹線などで、運転士無しの自動運転を行うための検討を始めたとのことです。近く、ベテラン運転士が定年で大量退職するため、運転士や車掌の不足に対応するのが目的だそうです。とりあえず、第1段階として、緊急時対応の車掌のみ乗車して運行することを目指し、将来的には完全無人の自動運行も視野に入れて開発を進めるのだとか。
 無人と言うと驚きますが、東京のゆりかもめとか大阪のニュートラムとかでは無人の自動運転が既に行われており、技術的に不可能というわけではなさそうです。もっとも、はじめから自動運転を見込んで設計・建設されたこれら新交通システムと比べて、JRの場合は既存の路線に自動運転システムが馴染むように導入していかねばならないのですから、これら先行事例では考えられなかったハードルも出てきそうな気はします。
 しかし、特に山手線ではラッシュ時の大混雑に自動システムが対応できるのか、素人目には随分難しい感じもします。それにやっぱり異常発生時に人無しで対処できるのかは疑問です。もっとも人がいても異常発生時には通り一遍のアナウンスをするばかりで、他にはあまりこれという役立ち場面が思いつかなかったりもしますが。
 自動システムの完成が遅れる可能性もあるでしょうし、とりあえずは退職されるベテラン運転士の再雇用とか路線が減ったり減便したりする地方路線の運転士を採用するとかで運転士を確保しておいてはどうかと思います。昔ニュートラムが暴走する事故を起こしたとき、しばらく安全装置代わりにか運転士が乗車していた事がありましたが、そういった突発事態に対応できるだけの冗長性はある程度担保しておくべきだろうと思いますし、それを無理なく実現する方法も合わせて検討しておく必要があるんじゃないでしょうか。

 それにしても、少子高齢化で働き手が減少する、という話がようやく肌身に感じられるような事態が動き出した感じがします。これからあちこちで同じような自動化・無人化の話題が現れて来るのでしょうね。そうして労働が全て自動化されて、その労働の生産をもとに、人がベーシックインカムみたいな形で生活に困らない程度の収入が得られるようになれば、随分と気楽な世界が生まれてくれるんじゃなかろうか、と夢想してみたくなります。

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北朝鮮で軍事施設を撮影なんて、そりゃ拘束もされるでしょう。

2018-08-12 20:06:05 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は26.5℃、昼の最高気温は35.7℃、五條市アメダスの最低気温は23.3℃、最高気温は33.9℃でした。
 今日は朝から雷がゴロゴロと唸る曇り空で、昼前にはざあっと強めの雨が降ってきました。その後も降ったりやんだりが続きましたが、やんでいる時は日差しもあったりして、結局ただ蒸し暑いだけになっていました。降るなら夕方以降に降ってくれたら良いのですが、なかなかこちらの希望通りには行かないみたいです。

 さて、自称映像クリエイターという39歳の男性が北朝鮮で拘束された件、原因は、北朝鮮西部の南浦で軍事施設を撮影したため、という情報が流れてきました。この男性、旅行会社のツアーで北朝鮮入りし、13日帰国の予定だったそうですが、入国後間もなくで連絡が取れなくなり、当局に拘束されたのがわかったのだそう。そもそも北朝鮮に旅行会社のツアーで入国できる、というのが驚きなのですが、わざわざそんなところに旅行しようというのもまた物好きと言うか、何か特別な目的でもあったのか? と勘ぐりたくなるような選択に思えます。ましてや軍事施設を撮影、と言うのが事実だとしたら、いくらなんでも不用心すぎるだろうと思わずにはいられません。まあ無事に帰国できれば良いのでしょうが、まともな国交があるわけでもない国相手ではどれほど交渉が成り立つのか、予断を許さないでしょう。しかしそもそも外務省も何故あんな危なっかしい国を渡航禁止にせず、渡航自粛を呼びかけるだけに留めているのか理解に苦しみます。もう少し慎重の上にも慎重に、渡航先の安全について検討をして欲しいものです。とはいえ最終的には出かける人間の判断ですし、何がしたかったのか皆目見当もつきませんが、その行為の責任は本人にあるのですから、その分の負債はちゃんと自分で片付けて欲しいと思います。その上で政府には無事帰国のための交渉を、相手としっかり交わしてほしいですね。

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相変わらず酷い帰省ラッシュですが、昔も今も中身はあまり変わらないものなんでしょうか?

2018-08-11 21:12:33 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は24.9℃、昼の最高気温は36℃、五條市アメダスの最低気温は22.3℃、最高気温は32.9℃でした。今日は昨日に比べてもやたら蒸し暑く、日中はほとんどぼうっと過ごすような有様でした。夕立を期待しましたが残念ながら今日も一滴も降らず。他のところでは時間雨量120ミリなんていう猛烈な雨も降っているのに、なんともままならぬものです。明日の天気予報によると、今日以上に夕方の降水確率が高くなっており、夕立への期待が高まりますが、数キロ先ではじゃんじゃん降っているのにこちらは空振り、ということもママありますから、あまり過剰な期待は禁物でしょう。

 さて、今年もお盆の帰省ラッシュがニュースになっています。高速道路は数十キロ渋滞、新幹線の駅はホームにすら上がれない混雑ぶり、などと毎度のことながら大変な事態になっていますが、よくみんなそこまで頑張れるものです。私なら到底そんな人混みや長時間運転など耐えられませんから、仮に遠距離の帰省が必要だとしても、休みをずらすかずらせない場合は見送るかしていることでしょう。まあ事情は人それぞれでしょうし自らの判断で渋滞やラッシュに敢えて挑んでいるのですから、それぞれの当事者についてどうこう言おうとは思いませんが、もう少しなんとかならないものかとは思います。
 それにしても、田舎の労働力を貪欲に都会が飲み込んでいった高度成長期ならともかく、今、そんなに大勢の人が田舎に帰省するものなんでしょうか? 私など、父が就職のため九州から大阪に出てきて、小学生までは確かに九州まで親に連れられ帰省しましたが、その後祖父が大阪に出てきてからはついぞ行ってませんし、私の子供に至っては、九州は既に帰省先ではありません。父は田舎からの移民第1世代ですが、その後代である我々にとっては、田舎とのつながりは極めて薄くなっており、お盆だから、とわざわざ旅行する先では無くなっています。多くの団塊の世代の前後の年齢層の人は大体私と似たようなものなんじゃないかと想像しているのですが、ならば今、高速道路を埋め尽くし、新幹線ですし詰めになっている方々は、どういう経緯でいつ田舎から引っ越してきた人達なんでしょうね? 私が親に連れられ帰省した頃は、やっと新幹線が博多まで開通したかどうか、という頃で、高速道路もほとんど無く、長距離異動は基本夜行寝台列車か船しか選択肢がありませんでした(飛行機もあったはずですが、余程高かったとか色々選択されない理由があったんでしょうね)。その頃のほうが余程都会から田舎に帰省する人は多かったのではないか、と思いますし、実際に当時の国鉄は60−70年代には帰省ラッシュ対策を色々と打っていたそうですから、やはり当時からお盆の次期に都会と田舎間の大移動はあったのでしょう。それでも、子供だったせいもあるのかもしれませんが、今日のようなあまりに酷い混雑や人混みというのはあまり記憶にありません。今は移動方法が高速化し、移動手段も多岐に渡っているのにより酷い混雑になっているように感じられるのは、単なる勘違いなのか、はたまた何か異なる事情があるのか、少し気になるところです。

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この秋エルニーニョが発生するかも? それで暖冬冷夏となってくれればよいのですが。

2018-08-10 22:51:20 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は25.9℃、昼の最高気温は33.9℃、五條市アメダスの最低気温は23.8℃、最高気温は32.9℃でした。今日は朝から曇りがちで、日差しが出てきたのは午後になってからでしたが、その割には暑いと感じられる気温になりました。もっとも体温を超えるような苛烈さは、日差しにももうないですね。秋と呼ぶにはまだまだ熱量が大きすぎますが、外を出歩いても、流れる汗が不快には感じますが、目が回ったり意識が危うくなったり気分が悪くなってきたり、というようなことは全くありませんでした。ただ、これほど雲が湧くなら一雨欲しいとは思います。それで随分夕方以降の過ごしやすさが変わるのですから、早く雷鳴轟く夕立を拝みたいものです。

 さて、今日から夏コミが始まっていますが、変わらぬ熱気が渦巻いているようですね。そんな中、180人が体調不良で手当を受けたのだとか。数万人も人が押し寄せる中での180人ですからほんのひとつまみ程度と言える人数ですが、徹夜してたり始発から押し寄せたりした人の数も数千人居るのですから、それだけを見ても、本当に体の調子を悪化させた人はその程度では済んでいないんじゃないかと思います。手当は受けないものの、会場内でしばらく動けなくなっていた人も多く出たことでしょうし、自力で脱出、帰宅した人などもまた多いでしょう。まああと2日間、参加される人には元気で楽しんでもらいたいものですね。
 ところで気象庁によると、秋以降エルニーニョ現象が発生する可能性が高いのだそうです。エルニーニョになると日本付近は暖冬冷夏になる傾向が高まるというなんとも心躍る話になってきますが、言われているのはあくまで傾向であって、複雑な気象変動の中で必ずしもそうはならないことも多いとのことです。まあ実際、いつだったかエルニーニョになって夏の気温低下を期待していたのに結局猛暑になって気象庁を恨んだことがありましたが、それを思えば期待などせず、もし暖冬冷夏になったら儲けもの、位に思っていた方が良いでしょう。第一今年の夏の気温も気象庁は「異常な気象条件が重なった」として例外的なものと印象付けでもしようとしているかのような話が出ていますが、これも2年3年と続いたら例外でも異常でも無いということになるのでしょうし、こうして温暖化が進んでしまえば、エルニーニョの冷夏効果などさしたる影響も無く猛暑になりそうな気がします。いずれにしても来年の夏の状況次第ですね。冷夏になれと祈りつつ、期待はしないでおきましょう。

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やや涼しさを増した今日、職場の暑気払いをしました。これで速やかに涼しくなってくれればよいのですが。

2018-08-09 23:13:44 | Weblog
今朝の奈良市アメダスの最低気温は23.3℃、昼の最高気温は30.9℃、五條市アメダスの最低気温は22.7℃、最高気温は29.2℃でした。昨日に引き続き比較的低温になった今日は、薄くけぶるような小雨で朝が始まりました。ほとんど厚い雲に空が覆われて日差しは全く無く、かろうじて夕方に少しだけ太陽が顔を出しましたが、さしもの真夏の太陽も、数分で陰りまた現れ、を繰り返すような状況ではとても空気を加熱することはできなかったようです。明日は少し気温高めの一日になるようですが、少なくとも向こう一週間は体温を超えるような超高温は予報されておらず、暑さのピークを過ぎて一段落した感があります。本格的な涼しさはまだまだ先のことでしょうけれど、とりあえずは命に関わりかねない暑さはやってこないと期待できそうです。

 さて、そんな季節の転換期のような今日でしたが、職場の暑気払いで、美味しいジビエ料理と奈良の地酒のお店で同僚たちと舌鼓を打ちました。体力低下を自覚するもののなんとか食欲だけは維持してきた私としては、舌を楽しませる料理の数々に、これでなんとか暑さはしのぎきれそうだと思うほどに実にありがたいものでした。ただ、奈良市での飲み会は帰りが遅くなるのが玉に瑕ですね。明日のことを考えるとあまり夜更かしもできず、残念ながら途中で帰宅せざるをえませんでした。まあ一応コースのデザートまでは食べ、程よい酔のうちに帰ることができたとも言えるのでもったいないということはなかったのですが、時計を気にしながらでは美味しさも少し割引かれてしまうというものでしょう。たまには終電とか気にせずに心ゆくまで飲んで見たいものですが、さていつかそんな機会が巡ってきますかどうか。


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なんと、沖縄県知事翁長氏が逝去! ガンとはやはり恐ろしい病気です。

2018-08-08 19:33:24 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は22.6℃、昼の最高気温は29.4℃、五條市アメダスの最低気温は20℃、最高気温は29.2℃でした。なんと、連日うだる暑さだと言うのに、立秋を過ぎた途端いきなり最高気温が30℃を割り込みました。まあいくらなんでも出来すぎだろうと思いましたが、結局は今も関東を伺い北上を続ける台風13号の影響でしょうね。台風の反時計回りで大きな渦をなす風がこちらでは北から少し冷えた空気を運んできているみたいです。更に雨は降らないものの、午後からは分厚い雲が空を覆ってすっかり日差しが陰ってしまいました。気温が上がらなかったのはそのせいもあったでしょう。これですっかり秋に向けて季節が動いてくれれば良いのですが、流石に暦のようには行かず、まだまだ暑い日もあることでしょう。ただ、少なくとも峠は越えたかも、という気はします。週末はお盆の季節。それが過ぎればいよいよ実感の上でも晩夏を意識させられることでしょう。もう少しの辛抱ですね。

 さて、その台風13号は、ジョギング程度のゆっくりした速度で北上を続け、明日午前中には関東に最接近する模様です。ただ、上陸するかどうかは微妙なところ。房総半島をかすめてそのまま北東に去りそうな気配です。代わりに台風14号がフィリピンの東沖合で発生、これから少しずつ北上してくるようです。秋が近づいてくると台風も近づいてきます。涼しくなるのはありがたいですが、警戒も必要な季節の到来です。

 ところで、と書きかけたところで、沖縄県の翁長知事が死去、との速報に目が奪われました。膵臓がんの治療で入院しているとは聞いていましたから、流石にもう知事復帰は無理だろうと思ってはおりましたが、副知事が翁長氏の辞職を否定、職務代行者を務めるという話があった矢先のことでもあり、その驚きはひとしおでした。
 色々と物議を醸した人でしたが、少なくとも沖縄県民の民意のいち面を体現された方ではあったのでしょう。享年67歳、亡くなってしまえば皆仏様です。ご冥福をお祈りいたします。合掌。


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夏休みが増えて冬休みを減らすというのは、子供にとっては喜ばしいことなのか、残念なことなのか。

2018-08-07 20:23:19 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は25.3℃、昼の最高気温は32.3℃、五條市アメダスの最低気温は25.3℃、最高気温は32.1℃でした。夏としては十分暑い気温なはずなのですが、このところの猛暑酷暑ぶりからしたら、ひとまず落ち着いた程よい暑さ、という感じがしました。朝は涼風に気持ちよく過ごせましたし、昼間も暑いという感じがほとんどしませんでした。これはひょっとしたら連日のあまりの暑さに、病膏肓に入って暑さを感じられなくなっている危険な状態なのかもしれません。
 それにしても、帰宅の電車の中で、自分の家がある南部の方角に黒雲が蟠っていましたので、これは夕立でもあるのかも? と期待したのに、パラパラと灼けたアスファルトを冷やせもしないしょぼい降り方しかしておらず、より厚い雲が見えた南部の方も別に雨らしい雨が降っていたわけでもなく、文字通りの肩透かしでした。もっとも、昼間気温が低めだったせいか夕方以降の気温の下がり方も早く、20時現在で昨日より2℃低い記録になっています。この分なら、今夜から明日朝にかけては久しぶりに気持ち良い涼しさを満喫できるかもしれません。

 さて、あまりの暑さに、文部科学省が夏休みの延長や臨時休業日の設定などで暑い日を回避することを、都道府県の教育委員会に求める通知を出したのだそうな。気象状況に注意して、児童生徒の健康を最優先に考えるよう要請し、年間の総授業時間数の確保にも留意して、必要に応じ冬休みを減らしたり土曜日の授業実施も検討、という話になっているのだそうです。
 この7月に愛知県豊田市で小学1年の男児が熱中症で亡くなってから1ヶ月弱、 ようやく対策の徹底を呼び掛ける事務連絡を発出とは、なんとも気の長い話ではあります。それくらい自分で考えてさっさとやれよ、とか、子供の健康安全を守るのは何をおいても筆頭に考えておくべきことであろう、などと文句は色々つけたいところではありますが、こうして総元締めたる文科省が通知とはいえ意思表示をしたというのは、教育現場にとっては色々慣例や惰性を解消して物事を動かしていくための大義名分を得たわけで、まことに重要なことでしょう。これで犠牲になる児童生徒が無くなれば良いのですが。
 しかし、それならば夏休み期間の運動大会のたぐいも中止を勧告したらどうかと思います。例えば高校野球とかもってのほかでしょう。死人こそ出てないですが、熱中症で試合中に倒れた、という話も見た気がします。大事に至らず小事で済んでいるうちにきちんと対処するようにしないと、いずれ取り返しの付かないことになって長い歴史に収支を打つようなことにもなりかねないことを、大会運営者は考えるべきだと思いますが、やっぱり残念なことに何か起きてからでないと動かないものなのでしょうね。

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夏期2時間サマータイム導入? 何故オリンピックのために国民生活を犠牲にしなければならないのでしょう?

2018-08-06 19:48:20 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は26.7℃、昼の最高気温は36.8℃、五條市アメダスの最低気温は22.8℃、最高気温は35.5℃でした。今日は昼間仕事で外に出ていましたが、日差しがあると殺人光線のような灼熱の陽光が容赦なく辺りを灼き尽くし、雲で陰るとそれが少しマシになる、という繰り返しでした。風もあったので、正午前後はまだ比較的過ごしやすかった気がします。実際、最高気温は奈良市で15:15、五條市だと16:29と随分遅い時間に記録しています。もし外の仕事がその時間帯だったならちょっと危なかったかも。

 さて、政府・与党が、東京オリンピックの酷暑対策として、6月から8月の夏の間、時間を2時間繰り上げるサマータイムの導入に向け本格検討に入った、との報道がありました。与党でお盆明けにも制度設計に入り、秋の臨時国会で議員立法提出を目指すのだそうです。前年に試験導入し翌年の本番で本格実施という2カ年の限定導入の公算が強いのだとか。なんでも、五輪組織委員会の森喜朗会長が安倍晋三首相にサマータイムの導入を要請、それを政府・与党で検討し、国民生活に直結する案件なので政府提出法案ではなく、議員立法として超党派で成立を目指すべきという声が大きかったそうです。また、第一生命経済研究所の永浜利広首席エコノミストは、「サマータイム導入で個人消費が押し上げられ、年間7千億円の経済効果がある」と試算されているのだとか。

 ・・・うーん、オリンピックのため『だけ』に、2時間も時間をずらすサマータイムを実施? なんていうのは正直理解に苦しむとしか言いようのない話です。それも、サマータイムを政府が導入、というからには日本全国が対象なのでしょうが、何故にオリンピックのため『だけ』に、全国民が七面倒でしんどいだけのサマータイムなぞを強制されなければならないのか、全くバカバカしくて理解に苦しむどころの話ではありません。なんで明け方前後の一番涼しく過ごしやすい、睡眠に適した時間帯から起き出して仕事に出かけなければならないのか? いきなり2時間も時間をずらしたら、生活リズムが狂って体調不良が続出するんじゃないでしょうか? そんな具合の悪い人が増えるから薬や栄養剤などが売れて経済効果発揮なのか? とエコノミスト氏の言を疑いました。
 まあ誤報である可能性も無きにしもあらずなので現時点では様子見というところですが、もし野党が本気で自民党を蹴落としたい、安倍首相を引きずり下ろしたいと考えているのなら、モリカケなどやってないでこれこそ攻めの材料にして、国民を味方につけるべきでしょう。もし争点をこれだけに絞ってくれるなら、私は野党を応援しても良い、と半ば本気で考えます。

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クジラが海水浴場に打ち上がる、というのは確かにニュースでしょうが、もう少し情報があっても良いと思います。

2018-08-05 20:06:22 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は25℃、昼の最高気温は37℃、五條市アメダスの最低気温は21.5℃、最高気温は36.5℃でした。数字だけ見ていると昨日とあまり変わらない感じですが、体感的には明らかに昨日よりも蒸し暑く、過ごしづらい一日だったように感じました。流石にまだ台風の影響など無かろうと思いますが、あまりの暑さに今日の昼間はほとんど気力がわかず、昼寝同然でぼうっとしておりました。夜になっても蒸し蒸しした様子は解消されませんし、今夜の寝苦しさはこの夏で1,2を争うことになるかもしれません。

 さて、そんな暑さのせいなのか、台風が接近してきているせいなのか、鎌倉の海水浴場にクジラの死体が打ち上げられた、というニュースがありました。余程珍しいことなのかもしれませんが、この気温ですし、すぐにもしくは既に腐敗して、付近の水質が悪化したり疫病の温床になるというような心配がないのだろうか? と言うようなことが少しばかり気にかかります。まあ地震の前兆とか言うような話もありそうなものですが、それはともかくとしても、メディアによっては、水族館の職員によりクジラの種類の鑑定が行われている、というニュースもありましたが、結局死体の処理はどうされるのか、気になるところではあります。その場で荼毘に付すのか、どこかに運んで土に埋めるのか、はたまた沖合まで曳航して海に放すのか、死因を探るためとか、骨格見本を作るためとかで、どこか適当な施設に収容されるのか、どうせなら単に打ち上がったという情報だけじゃなくて、色々起承転結を伝えて欲しいと思いました。ところでフジテレビは体長20m、他のメディアは10mとなっているみたいなのですが、何か勘違いなんでしょうね?

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麗夢上映会&トークショー開催! 盛況だったようで何よりです。

2018-08-04 21:50:17 | ドリームハンター麗夢
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は23.6℃、昼の最高気温は36.7℃、五條市アメダスの最低気温は20.6℃、最高気温は35.1℃でした。昼間は相変わらずですが、朝は少し涼しく感じられました。この調子で気温が下がってくれると嬉しいのですが、残念ながら明日以降寝苦しい夜になりそうで困ったものです。ただ、台風13号がまっすぐ列島に向けて北上しています。どうやらまっすぐ関東方面に向かっているようで、現時点の予報で8日夜〜9日朝頃に上陸することになりそうです。前回の台風では結局関東の水瓶はあまり恩恵を蒙ることができなかったそうですので、これは良い機会になるかもしれませんね。ただこの台風、7日までは比較的まっすぐ関東を目指す予報なのですが、8,9日は予報円が大きく広がって、9日など東は北海道、西は高知県まで含まれています。速度もまるで何か壁にでも当たったようにぐっと遅くなるようですし、前の12号の迷走ぶりを見ると、またまた東から西へ、なんていうような不可思議なコースを取ることもありえそうです。

 さて、今日は東京のシネマハウス大塚で「ドリームハンター麗夢」の上映会と奥田監督、松井菜桜子さんのトークショーなどが賑々しく開催されたとのこと。

 
 関西からも何人か参加されてますが、うーん、私も行きたかった・・・。かなり前から予定が無理だとは判っていたのですっぱり諦めていたつもりでしたが、なんとかやりくりしたら無理も押し通せたかも、とか考えてしまうものですね。実際にそんなことをしたら色々取り返しがつかないダメージを食らっていたに違いないのですが。全く以て残念無念です。もし「次」があるのなら、今度こそ万難を排して参加できる環境を整えて挑みたいものです。
 
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暑い時水だけでなくナトリウムを摂れと言うけれど、そもそも大方の日本人は日常的に塩分過多なのでは?

2018-08-03 20:25:53 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は26.2℃、昼の最高気温は36.6℃、五條市アメダスの最低気温は23℃、最高気温は34.9℃でした。気分的には、やっと週末がやってきた、という感じで、とにかく今週は疲れました。土日はまたやたらと暑くなる模様ですが、とりあえず時々水風呂にでも入りながらなるべくダラダラと寝て過ごして、外に出るのは避けるようにしようと思います。

 さて、暑いと水を普段よりも更に多く飲むことになりますが、水ばかり飲んでいては「水中毒」という困った症状が発生し、最悪の場合は命にかかわることも無きにしもあらず、ということにもなるのだそうです。原因は、血中ナトリウム濃度が大量の水で薄められ、バランスを崩す低ナトリウム血症に陥ることで、「浸透圧により水分が脳細胞内に移動してむくみを引き起こし、頭痛、錯乱、昏迷などの症状が出る」とのことです。目安としては、1日に水3L以上飲むと危ないそうで、水を飲む時は、ナトリウムを補いながら飲むことができる、スポーツドリンクや経口補水液が望ましいとのことです。まあ水に塩を溶かして飲めばよいのだろうと思いますし、余程運動して大汗をかいたり、朝起き抜けの寝汗びっしょりという状態でもない限り、日常的な食事から摂取されるナトリウムで補いが付くのではないでしょうか? それとも、この危険な気温の酷暑下においては、食事に加えて水を飲む時も敢えてナトリウム摂取を意識しないと、不足して危険、ということになるのでしょうか? 片方で、高血圧予防に過剰な塩分の摂取を控えろ、と声を大にして主張しているのに、そんな塩分過多が常態の日本人に夏は塩分を余計に取れ、というのは、どこか矛盾をはらんでいるようにも感じられます。
 熱中症対策に塩を含むミネラルを取るよう推奨する上記の様な情報を流すのはそれなりに重要であろうとは思いますが、例えば日本高血圧学会は、夏だからといって必要以上に塩分を摂取しないよう注意を呼びかけていますし、もう少し適切かつ詳細な情報をメディアは提供すべきであろうと思います。それに、夏の間にあんまり塩味に慣れてしまったら、今度秋冬になった時にちゃんと是正できるのか、メディアはそういう点にも注意を払って情報を出していくべきでしょうね。


 
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たとえ諸外国からいかなる非難を受けようとも、我が国は死刑を廃止しなさそうですね。

2018-08-02 20:59:47 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は25.5℃、昼の最高気温は35.8℃、五條市アメダスの最低気温は22.3℃、最高気温は34.3℃でした。相変わらず暑い一日です。夜のうちに身体から大量に水が抜けるからか、朝起き抜けが最も身体がだるく疲弊しているという、なんのために寝ているのかよくわからなくなるような状況に陥っていますが、このところ腹具合があまりよろしくないのもまた僅かな体力を削り落とされているようで、なかなかに堪えます。疲労しているから腹具合も悪化しているのか、腹具合が悪化しているから疲労が進むのか。いずれにしても早く多少でも暑いのが収まってくれないと、と思いつつ、涼しくなってきたら一気に夏バテが顕在化してきて寝込むことになるんじゃなかろうか、などと最近は思わないでもないです。

 さて、三和書籍がこの8月1日に、全国の20歳以上の男女497人を対象に、「死刑制度についての意識調査」を行い、その結果を発表されました。それによると、「死刑は存続させるべきである」と考える人は59.4%、反対に「廃止すべきである」という人は9%という数字になりました。1億2千万分の497で果たして日本国民の総意を推し量ることができるのか、その人選の基準は本当に無作為だったのか、ある特定の考えの人を集めすぎていないか、など色々聞いてみたくなるような調査ではありますが、一応はその結果を尊重するとして、なかなか興味深い数字ではないかと私は思います。
 ちなみに死刑存続の理由は、
「凶悪な犯罪は命をもって償うべきだ」70.5%
「凶悪な犯罪を犯す人はまた同じような犯罪を犯す危険がある」58.3%
「死刑を廃止すれば、被害を受けた人やその家族の気持ちがおさまらない」56.9%
「死刑を廃止すれば、凶悪な犯罪が増える」46.8%、
また、一生刑務所から出られない終身刑が導入されたとしたら、という質問には、それでも死刑は存続、が72.9%で、終身刑と引き換えに死刑廃止は2.4%しかいませんでした。
 悪即斬、ということでしょうか。近代化、西洋化したとは言え、まだまだ我が国の精神的土壌は、因果応報、仇討ち上等な前々世紀を保ち続けている模様です。
 私個人は、死刑反対理由の一番に上がっている「冤罪だった時どうする?」という点は十分に考慮を払うべきであろうと思いつつ、明らかな悪党は根絶やしにするのが安全安心というものであろうと考えています。償いなど求める気はありませんし、そもそも例えば人を殺した場合、生きながらえてその罪を償うなど現実に可能なのか、大変疑問です。
 まあ、国家による死罰代行より仇討ちを合法的に認めてはどうかとも思う方なので、それが認められない以上死刑を廃止する必要があるとは思えなというのが、正直なところですね。

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