ルリの鳥見日記

万年初心者バードウォッチャー、ルリの怪しさ大爆発の鳥見とラーメン食べ歩きの記録です。

CHABUYA Zutto Branch 四谷店(東京都新宿区舟町)

2011年06月24日 20時01分00秒 | ラーメン
今日は所用があって四谷三丁目に行ったのですが、時間に多少の余裕があったので、
駅から北に歩いて数分の「CHABUYA Zutto Branch」で腹ごしらえをすることにしました。

店内に入るとラーメン屋らしからぬ洒落た内装で券売機は見当たりません。
最近、食券制のラーメン屋が多くなったのもあってか、店に入るとまず券売機を
捜すクセがついてしまったようです(笑)。

メニューはどれも長いネーミングだったのですが、とりあえずはデフォルトであろう
“特 牡蠣あぶらそば正油味 かつお風味”麺大盛り(950円)をチョイス。
高めのカウンター席に座って待ちました。

出て来たのは油が絡んだ中太ストレート麺の上にチャーシュー、刻み海苔、ネギ、メンマが
乗った一杯でしたが、いきなり真っ赤な器というのはいかがなものかと・・・(笑)。

麺はそれ自体はコシもあるし悪いモノではないのですが、絡んでいる油が好き嫌いが分かれそうです。
名前の割には牡蠣の主張は弱めで、バランス重視といったところでしょうか。
牡蠣が好きな人には物足りないでしょうが、それほど好きでもない人にも
抵抗なく食べられる味にはなっていると思います。
この油が適量であれば問題はないのですが、明らかに多過ぎです。
あと、調理過程できっちり混ぜてくれるのは良いのですが、客に出す器で
思い切り混ぜており、混ぜた痕がきっちり残っているのもマイナスポイントです。
そこまでやってくれるなら、ボウルで混ぜてから器に入れるくらいのことはして欲しいです。

チャーシューはこれまた単体で見ればほど良く味がしみ込んでいて肉の食感も
楽しめて良いのですが、通常のラーメンやつけ麺と一緒の方が活きる気がします。
刻み海苔やネギは可もなく不可もなく、メンマがアクセントと言えばアクセントでしょうか。

全体的には技術の高さこそ垣間見えるものの、バランスと言うかコンセプト作りの
最初の1歩から思い切り間違え、それでも技術力で何とかまとめた一杯といったところでしょうか。

色々なラーメンを食べ歩いていると、当然のことながら“不味い”ものに
当たることがあるのですが、そのほとんどは能書きというか理想だけが立派だけど
中身(技術力、かけた手間隙)が伴ってないものがほとんどです。
しかし、この店の場合は中身は良いんだけど、それ以前にコンセプトというか、
丼一杯の“組み立て”(あるいはデザイン、設計)に疑問を感じます。
コストパフォーマンスもかなりビミョーですし・・・。
コメント
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