今日は仕事帰りに元同僚と一緒に新規開拓をしようということで西新宿方面に
足を伸ばし、「麺や 麦ゑ紋」に向かいました。店の前に着いたのは開店7~8分前でしたが、
先客1組(2名)が並んでいて、開店時には合わせて10名近い待ちになってました。
開店後、店内の券売機でチャーシュー合盛りつけめん(1200円)、味玉(100円)、
更につけ麺専用トッピングという極平麺(150円)をチョイス。
テーブル席に案内されてから食券を店員さんに渡してしばし待ちました。
出て来たのは豚骨ベースに節系を強くきかせて醤油ダレを合わせたつけだれに
チャーシュー、海苔、ネギ、メンマ、小松菜、味玉が入り、冷水で締めた2種類の麺と、
更に別皿で同じく冷水で締めた超極太平打ち麺にスダチが添えられた一杯でした。
つけだれは節系が強く出ているせいか魚介系のインパクトと醤油のキレ、香りがかなり強いです。
麺は小麦ブラン麺(中細麺)がやや蕎麦寄りの風味と食感を感じさせ、
つる平麺(極太平打ち麺)はパスタに似た食感で魅せてくれます。
どちらもつけだれの持ち上げは良好で、食べ応えも十分です。
そして冷水で締めた後の麺の水切りも完璧です。
チャーシューは脂身少なめの赤身肉ですが、かなり柔らかく、
しかも肉厚で食べ応えも十分なものがゴロゴロと入っていました。
味玉はやや半熟よりは固ゆで気味でしたが、卵の黄身の濃さが印象的でした。
メンマは薄切りですが、コリコリした食感で地味ながらも存在感を放っていました。
つけだれが結構濃いめの味付けになっているせいか、各種トッピングも
濃いめの味付けで馴染ませてバランスをとっている感があります。
例外は小松菜でしょうか。小松菜特有のクセがあって辛うじてアクセントになっています。
極平麺は煮干しラーメンで有名な「凪」の一反麺を彷彿とさせますが、
あれよりは幅が狭めで固めな食感です。これに添えられていたスダチは
途中でつけだれに絞るようにお勧めされたので、途中で絞りました。
これによってスダチの酸味が濃いめの味付けの醤油ダレの中でアクセントになりました。
全体的にはなかなか強烈なインパクトと緻密さ、
そして更なる可能性を感じさせる一杯だと思いました。