今日は鳥見を終えて帰りの電車を調べたところ、蘇我駅を通過することに気がついたので
蘇我駅で途中下車して東口から数分ほど歩いた先にある「鐵 蘇我本店」で食べることにしました。
店に着くと店内は満席になる寸前で待ち時間はなし。とりあえず店内の券売機で醤油味玉(810円)の
食券を購入し、カウンター越しに店員さんに食券を渡す際に背脂の量を“ガッツリ”でオーダーして待ちました。
※背脂の量は“チョン”(ひかえめ)、“ガッツリ”(多め)、“ギタギタ”(超多め)の3段階。
“普通”という概念があるのかどうかは疑わしい(笑)。
出て来たのは動物系ベースに醤油ダレをきかせて背脂をたっぷり浮かべたスープに中太麺が入り、
チャーシュー、ネギ、モヤシ、メンマ、味玉が乗った一杯でした。
スープは味が若干濃いめですが、背脂の甘味で良い感じに緩和されています。
麺は自家製らしくコシがしっかりとあり、食べ応え十分でスープの持ち上げも良好です。
正直な話、このスープと麺だけでなかなか満足度は高いです。
さほど経験がある訳ではないですが、これまで食べた背脂チャッチャ系の中ではトップクラスです。
チャーシューはバラロールで柔らかく、薄味なのはスープの味を選ばぬよう邪魔しないようということでしょう。
モヤシの量が若干多めなのもあってシャキシャキした食感が途中から煩わしくなったのはご愛敬ですが、
メンマは薄切りで味玉も固ゆで寄りの半熟になっていて割と無難にまとまっています。
全体的には背脂という特徴を前面に出しつつもインパクト頼みではない一杯だと思いました。