半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

あの極悪雑草もアートに?。資生堂ギャラリーで 『Moving Plants 渡邊耕一展』 を観ました。

2018-02-18 16:38:31 | 美術館、展覧会
カミさんと二人で、銀座の資生堂ギャラリーに行きました。現在開催されているこの企画展、 『Moving Plants 渡邊耕一展』 を観に行ったのです。




この展覧会は、写真家の渡邉耕一さんが世界中で撮影したイタドリの写真だけを集めた写真展です。

イタドリは元々日本にあった植物ですが、200年前にオランダのシーボルトが持ち帰ったものが世界中に広がってしまい、生態系に悪影響を及ぼす植物として大きな問題となっています。我が家の果樹園でも駆除に大変苦労している 極悪雑草 の一つであり、良いイメージは全くありません。





イタドリは地中に残された僅かな地下茎からでも繁殖するので、現在、イギリスではイタドリを含む土壌の運搬は禁止され、イタドリの存在が確認された不動産は販売できないそうです。まぁ確かにあの極悪ぶりを体験してしまうと、それも素直に納得できてしまうなぁ。

我が家の果樹園、現在は何とかその勢いを押え込んではいるものの、手入れをサボったら瞬く間にイタドリ (とクズ) の海に沈んでしまうことでしょう。

でも不思議な物で、海外で撮影されたはずの写真でも、イタドリが写っているだけで、まるでそこが日本であるかのような不思議な感覚になります。普段あまり意識していないものの、私達は植生の違いで日本と外国を見分けているのかも知れませんね。
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我が家の果樹園、春まであと少し・・・かな?。

2018-02-17 18:07:29 | ガーデニング
カミさんと二人でいすみ市にある我が家の果樹園の手入れに行ってきました。




 昨年の年末に移植したビワ、 今の所はまだ一本も枯れていませんね。何本育ってくれるかな?。




コレは今から6年前に お友達のSさんが植えた サクランボの木です。つぼみも大きくなってきたなぁ。あのとき植えた木、クリ以外の4本は元気に育っています。




スイセンの葉も伸びてきました。




すでに気の早いタンポポが咲いていましたよ。



もうすぐ春だということを、植物達は知っているんですね。


最後にいつもの定点観測。まだまだ草刈の必要はなさそうです。




■本日のオマケ
今回は少し遅めに家を出たので、途中の 『Boulangerie 粉桜 (ブーランジェリー こなざくら) 』 でパンを買ってお弁当にしました。カミさんも私も、ここの卵サンドが大好きです。



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Bubkamura ザ・ミュージアムで、 『神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ二世の驚異の世界展』 を観ました。

2018-02-16 19:14:42 | 美術館、展覧会
移動中、空き時間ができたのでBubkamura ザ・ミュージアムに行きました。現在開催されている企画展はこちら、 『神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ二世の驚異の世界展』 です。






ルドルフ二世といえば、ハプスブルク家を代表するコレクターであり、アルチンボルドやブリューゲル等々、数多くの芸術家のパトロンとして、また世界中から不思議な物を集めた “驚異の部屋” のコレクション等で有名な人物。今回の展示、やはり絵画が多かったものの、工芸品やアストロラーベなどの天体観測道具等もあり、そちら方面に関心があるという皆さんにとっても興味深い内容といえそうです。





世界中の生き物を集めた動物園を所有しても知られ、現在私達が目にするドードー (1600年代に絶滅) の姿は、そこで飼われていた鳥を見て、ルーラント・サーフェリーが描いた姿が元になっているようです。


今回は展示の最後にこのような作品が並んでおり、撮影可となっていました。アメリカの現代美術作家/映像作家であるフィリップ・ハースが三次元で再現したアルチンボルドの作品達です。 《四季》 のシリーズのオリジナルは昨年、国立西洋美術館で開催された 『アルチンボルド展』  で観ることができましたが、まさかあれを立体で再現した方がいるとは思ってもいませんでした。







今回は盛り沢山の内容で、変な物好き?の私としては期待以上に楽しませていただきました (笑) 。会期は3月11日までですのでお見逃しなく。
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印旛沼自転車道でサイクリング&バード・ウォッチングをしました。

2018-02-15 18:05:35 | その他のお出かけ


我が家から歩いてすぐの所を通っている千葉県道406号八千代印旛栄自転車道線は、通称 “印旛沼自転車道” とか、 “印旛沼サイクリングロード” 等と呼ばれる関東でも有数のサイクリングロードです。先日、たまたまポッカリ午後の予定が空いてしまったことがあり、カミさんと二人で久々にサイクリング&バード・ウォッチングに出掛けることにしました。


スタート地点はこちら、西印旛沼の佐倉ふるさと広場。チューリップ祭りの会場として知られていますし、 『弱虫ペダル』 にもチラッと登場していましたね。今回はここから北印旛沼方面に向かうことにしました。




コースはこんな感じ。自動車は通らないので、私達のような素人でも安心して走れます。




ここは印旛沼観光船 (渡し船) のサンセットヒルズ側の船着き場。 前回訪問したとき とは大違いで、駐輪場付きの立派な船着き場になっていたのでビックリ!。




様々な水鳥はもちろん、空を見上げると猛禽類も飛んでます。これはトビですね。 “鳶が鷹を生む” ということわざのイメージで誤解されがちですが、実際にはトビの方がオオタカと較べても一回り大きな鳥なんですよ。ウイングスパンが大人の身長くらいある個体も珍しくありません。




途中のラジコンの飛行場を見物してからさらに走り、この “双子公園” に到着。ここにもトイレや駐輪場があって、子供達と一緒にサイクリングしていた頃にはお弁当を食べる場所にしていました。ナウマン象があるのは、この近くの山田橋の工事でナウマン象の化石が出たからです。




双子公園を越え、ふたごばしを渡り、北印旛沼につながる水路の横を走ります。橋にもナウマン象のレリーフが取り付けられていました。ここでカワセミを見付けたものの、残念ながらカメラを出す前に逃げられてしまいました (笑) 。




そのまま少し走ると、山田橋が見えてきます。普段は何気なく通っているものの、下から見ると、結構な高さがあるなぁ。




橋の下にこんなプレートがありました。ここから化石が出たんですね。




対岸を見たらアオサギがいました。この辺りにはシラサギやゴイサギも沢山います。




現在ではアオサギは狩猟鳥じゃないんですけど、昔は獲って食べていたそうです。そういえば、先日まで国立歴史民俗博物館で開催されていた 『江戸のグルメ案内』 には、広重の描いたアオサギの料理を出すお店の錦絵もあったなぁ。



「青鷺の首をくくるは意気な茶屋」 (笑) 。余談ですが、この場所の上にはカフェがあります。


さらに進んで成田スカイアクセスの線路の下をくぐります。運良く電車が来たのでパチリ。




閉館してしまった 『メタル・アート・ミュージアム』 を過ぎて少し進むと、北印旛沼に到着します。同じ印旛沼でも、結構雰囲気が違いますね。




そのまま進むと、またラジコンの飛行場があります。この日は回転翼機を飛ばしていました。




この辺りまで来ると私は結構疲れてきたのに、カミさんはまだまだ元気!。置いてかないで~




吉高の揚排水機場の近所を通ったら、人気者のモモイロペリカン、カンタ君が漁師さんから餌をもらっているところでした。この近所に20年以上前から住み着いているそうです。



鳥としてはかなり高齢のはずなのに、そんな風には見えませんね。


本当は終点まで行くつもりで家を出たものの、段々日も傾いてきたので諦めて引き返すことにしました。残念、もう少しだったのになぁ。




帰り道、西印旛沼の横を走っていたら、目の前を大型の鳥が横切って危うく轢きそうになりました。で、慌ててカメラを取り出して撮影したのがコレ。どうですか?。何だか分かりますか?。




正解はキジ。ピンぼけ写真でゴメンナサイ。




急いで帰ったので何とか日暮れ前に出発地点まで戻ってくることができました。ギリギリセーフ!。



結構面白かったので、次回はもう少し早めに家を出て反対方向に行ってみようと思います。
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カミさんに感謝!。今年のバレンタインも、ショコラティエ・エリカ のマボンヌでした。

2018-02-14 18:51:13 | ケーキ、洋菓子


朝、家族を送り出した後に二階の書斎まで上がっていったら・・・・・・あっ、そうだった!。今日はバレンタインだった!!。ウチのカミさん、今年も忘れないでいてくれたんだなぁ。




中身はお馴染みのコレ、白金台にある ショコラティエ・エリカ のマボンヌでした。




今年もバーじゃなくてブロック。今までとはパッケージが変わっていたものの、中身は同じでした(笑)。




早速切って、少しだけ味見をしました。前にも書いた通り、うちのカミさんは “商業主義のイベントなんかに踊らされるのは大嫌い” というタイプの人です。チョコレート送るとかいうインチキな風習に関しても、内心では苦々しく思っているに違いありません。にもかかわらず・・・・・・私をガッカリさせないために自分の信念を曲げ、仕事が忙しい時期にわざわざ白金台まで足を運び、群がる小娘共?を蹴散らして、これを買ってきてくれたんだろうなぁ。



その気持ちを考えると、涙が出そうになっちゃいますよ。やはり私にとってはコレが世界で一番美味しいチョコレートです。世界中のどんな高級チョコレートだって、カミさんが買ってきてくれたマボンヌの足下にも及びません。
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ご存じですか?。今日はパンケーキ・デーですよ~

2018-02-13 17:29:25 | ケーキ、洋菓子


皆さんご存じですか?。今日はキリスト教の復活祭前に行われる断食期間の前日、パンケーキ・デーなんですよ!。まぁ私はクリスチャンじゃないけれど、家族でパンケーキを頂くことにしました。


焼くのは “我が家のパンケーキ職人” こと娘の仕事。一番上手に焼いてくれます。




メープルシロップを掛けたり、蜂蜜を掛けたり、自家製ジャムを塗ったり・・・・・・それぞれ好きな食べ方で頂きます。




カミさんはこんなのを作ってました。四枚重ね+ブルーベリー+イチゴ+メープルシロップ!。これ、何となく見覚えがあるなぁと思っていたら・・・・・・




・・・・・・このクラスティーズのパンケーキミックスの袋の写真を再現してました (笑) 。



このパンケーキミックス、10ポンドもあるので初めて買ったときには完食できるのか?不安になったものの、我が家の場合は全くノープロブレム。今まで一度も無駄にしてしまったことはありません。平日の朝食用にも大活躍してくれています。
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ポルシェ911 (930) 、ヒーターを修理しました。

2018-02-12 21:35:47 | ポルシェ911
さて、今日は 先日のブログ の続きです。

シミズテクニカルファクトリーにタイヤ交換に行ったとき、ヒーターがほとんど効かないことに気付きました。カミさんに確認したところ、 “今の時期は他のクルマでもヒーターが効く前に職場に到着するので、別に気にしていなかった” とのこと。ブロワーはちゃんと回っているので、犯人は前回と同じあれ かな?。清水さんに確認していただいたところ、予想通りヒートエクスチェンジャーを開閉するロッドの樹脂製ボールジョイントがお亡くなりになっていました。




6年前に壊れた のは前側のジョイントでしたが、今回は後ろ側のジョイントでした。




新車当時のオリジナルは頭にロックが付いている凝ったデザインになっていたものの、経年変化で緩んでしまうためか?、コストダウンのためか?、現在供給されているパーツは単純な円いジョイントをはめ込むデザインに変更されています。2012年に前側を交換したときは、すでにその形状になっていました。




せっかくの機会なので、迷わず前後共に新品のパーツに交換することにしました。高い部品でもないので、純正パーツを使用します。






ご覧のようにコントロール・ユニットの横にサービス・ハッチが設けられているので、前側だったらそこから交換できるのですが・・・・・・




・・・・・・後ろ側の取り付け部分はコントロール・ユニットの奥にあるので、助手席シートとユニットを取り外して作業することにしました。清水さんが修理するときは、 “急がば回れ” の選択をすることが多いですが、やはり結果としてはその方が早くて確実だと思います。 






最後にR2-D2に出動してもらってお掃除。



まだまだもう少し寒い日が続きそうですが、コレで一安心ですね。


■現在の走行距離
(2018年01月27日現在) : 26万1529km
■前回からの走行距離 (01月28日~02月12日) : 236km
■今月の維持費
■部品代
 ヒーター ボール・ジョイント (2個) : 1520円
■工賃
 シート/コントロール・ユニット脱着、リンケージ修理一式 : 1万8000円
■その他
 消費税等 : 1561円
■合計
 2万1081円
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原美術館で、 『現代美術に魅せられて 原俊夫による原美術館コレクション展 前期』 を観ました。

2018-02-11 18:38:25 | 美術館、展覧会
ちょっと興味のある展覧会があったので、原美術館まで行ってきました。






現在開催されている企画展はこちら、 『現代美術に魅せられて 原俊夫による原美術館コレクション展 前期』 です。個人的には、間口を広げた全網羅的な展覧会よりも、今回のように優れた審美眼を持った方による良い意味でのバイアスが掛かっている展覧会の方に魅力を感じてしまいます (笑) 。

なぜなら、展覧会というのは、それ自体が一つの芸術表現であると考えているからです。個々の作品が楽器の奏者で、キュレーターが指揮者、展覧会がシンフォニーと言ったら分かりやすいかな?。



もちろん今回の企画展でも、ポロック、ロスコ、リキテンシュタイン、ジャスパー ジョーンズ・・・・・・・といった、私達がモダンアートという言葉を聞いたときに思い浮かべるような作家の作品が沢山並んではいますが、そこには1本の貫かれたストーリーがあり、まるでパズルのピースがはまったときのような気持ちの良い整合性を感じることができました。

久々に私がモダンアートを意識する契機となったロバート ラウシェンバーグの作品、 《間に合わせもの》 を観ることができたのも大きな収穫だったかな。

この企画展、前期は3月11日までで、3月22日からは後期がスタートするそうですが、そちらの方も必ず訪問させていただくことにします。
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久々にホールのフルーツケーキを焼きました。

2018-02-10 17:42:58 | ケーキ、洋菓子


私のリクエストに応えて、カミさんがフルーツケーキを焼いてくれました。今回は全て自家消費分なので、いつもの長方形のパウンドケーキ型は使用せず、久々にホールにすることにしました。




我が家で使っているデロンギのコンベクションオーブンには、自動的にケーキを焼いてくれるモードがついているので、材料を入れてスイッチをオンにするだけで・・・・・・




・・・・・・できあがり!。本当に何もする必要がありません。




今回も最後の仕上げは梅をシロップに漬け込んだ物。でもフルーツケーキなので、残念ながらすぐには食べられません。ラップを掛けてそのまま熟成させること数日・・・・・・






・・・・・・・というのはウソで、本当は我慢できなくなって三日目に少し味見をしてしまいました (笑) 。



デロンギのお任せモードを使用すると、ケーキの種類によっては少し混ぜ過ぎで固くなってしまうことがあるので要注意なのですが、今回は滑らかな感じの仕上がりで大満足。

でも機械任せでは簡単過ぎて、カミさんにはちょっと物足りないようです。まぁケーキ作りは趣味ですからね。
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東京都庭園美術館で、『装飾は流転する「今」と向き合う7つの方法』を観ました。

2018-02-09 17:28:24 | 美術館、展覧会


カミさんと二人で東京都庭園美術館に行きました。




現在開催されている企画展はこちら、『装は流転する「今」と向き合う7つの方法』です。






興味深い展示は多々ありましたが・・・・・・










・・・・・・やはり個人的に一番インパクトがあったのはベルギーのアーティスト、ヴェム・デルヴォワの作品でした。






タイヤやリモワのトランクを加工して製作した作品もありましたよ。






スタッフの方がこのような物を着けていらっしゃいました。お話をうかがってみたら、何とご自身で製作されたとのこと!。アート愛を感じますね(笑)。



この企画展、現在開催されている展覧会の中では必見の物の一つ。あまりモダンアートに興味が無いという方でも楽しめると思います。


■本日のオマケ
エレベーター、何処に取り付けるのかと思っていたら、このように建物の外に増築されていました。貴重な建物の保存を考えると、最良の方法かも知れませんね。

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