カミさんと二人で、銀座の資生堂ギャラリーに行きました。現在開催されているこの企画展、 『Moving Plants 渡邊耕一展』 を観に行ったのです。
この展覧会は、写真家の渡邉耕一さんが世界中で撮影したイタドリの写真だけを集めた写真展です。
イタドリは元々日本にあった植物ですが、200年前にオランダのシーボルトが持ち帰ったものが世界中に広がってしまい、生態系に悪影響を及ぼす植物として大きな問題となっています。我が家の果樹園でも駆除に大変苦労している 極悪雑草 の一つであり、良いイメージは全くありません。
イタドリは地中に残された僅かな地下茎からでも繁殖するので、現在、イギリスではイタドリを含む土壌の運搬は禁止され、イタドリの存在が確認された不動産は販売できないそうです。まぁ確かにあの極悪ぶりを体験してしまうと、それも素直に納得できてしまうなぁ。
我が家の果樹園、現在は何とかその勢いを押え込んではいるものの、手入れをサボったら瞬く間にイタドリ (とクズ) の海に沈んでしまうことでしょう。
でも不思議な物で、海外で撮影されたはずの写真でも、イタドリが写っているだけで、まるでそこが日本であるかのような不思議な感覚になります。普段あまり意識していないものの、私達は植生の違いで日本と外国を見分けているのかも知れませんね。
この展覧会は、写真家の渡邉耕一さんが世界中で撮影したイタドリの写真だけを集めた写真展です。
イタドリは元々日本にあった植物ですが、200年前にオランダのシーボルトが持ち帰ったものが世界中に広がってしまい、生態系に悪影響を及ぼす植物として大きな問題となっています。我が家の果樹園でも駆除に大変苦労している 極悪雑草 の一つであり、良いイメージは全くありません。
イタドリは地中に残された僅かな地下茎からでも繁殖するので、現在、イギリスではイタドリを含む土壌の運搬は禁止され、イタドリの存在が確認された不動産は販売できないそうです。まぁ確かにあの極悪ぶりを体験してしまうと、それも素直に納得できてしまうなぁ。
我が家の果樹園、現在は何とかその勢いを押え込んではいるものの、手入れをサボったら瞬く間にイタドリ (とクズ) の海に沈んでしまうことでしょう。
でも不思議な物で、海外で撮影されたはずの写真でも、イタドリが写っているだけで、まるでそこが日本であるかのような不思議な感覚になります。普段あまり意識していないものの、私達は植生の違いで日本と外国を見分けているのかも知れませんね。