常々、書いております地元TRGは「鉄道のまち」と?言われてはおりますが・・・。
確かにみなさんもご存じの「デゴイチ」(D51型蒸気機関車)の1号機が昭和11年、日本で初めて
配属されたのは地元TRG機関区であり、名うての北陸線「柳ケ瀬越え」に「山中越え」を抱える
TRGのために開発されたと言っても過言ではなく、鉄道の重要拠点であったことには間違いはない。
(因みに「柳ケ瀬越え」「山中越え(杉津越え)」共に現在は廃線済み)
そんな、ここからはいつもの愚痴の始まりというか個人的なプチ自慢というか。。。(笑)
実は地元の国道8号線脇のとある場所に、日の目をみない鉄道遺構があります。
それはあまりにも目立たない小さな遺構。
先ず地元の鉄道資料の何処にも取り上げられない小さなレンガ造りの鉄道橋。
現在のTRG駅の軌道からは外れた所に位置するのですが、今のTRG駅にとらわれてはいけません。
TRG駅は明治15年(日本初の鉄道:新橋横浜間開通から僅か10年後)、現在の気比神宮西南脇に開設したのが発祥。
そこからの軌道上に位置する明治期の「鉄道橋」なのです。
当然、詳細を説明案内する「銘板」も何もありません。
いつか、日の目をみせて上げたい反面、分る者だけ分れば良いと思ったりも・・・。