もう20年経とうとしてます。
あの時、少し離れた北陸で何をしていたのか・・・。建築に携わる大人として何も出来なかった・・・。
所属団体の研修と称して、バスの中から復興状況を視察しても何の役にもたたないどころか邪魔者。
その後、「応急危険度判定士」の登録をしたり、「耐震診断士」として旧耐震基準の建物を地元で
十数棟、社会奉仕のつもりで診断やら補強計画をしたり。
しかし、これと言ったことは何一つ出来ていない・・・。
その年に生まれたこどもたちは成人し、その時こどもだった人たちは大人になっている。
「その街のこども」。。。2010年、阪神・淡路大震災15年特集ドラマとして放送。
放送後に大反響を得て、劇場版も公開。
配給収入の一部を災害救護活動の支援を目的に日本赤十字社へ寄付。しかし、翌2011年発生した
「3.11」を機に、東日本大震災義援金に切り替える。