あの日あの時、震源から遠く離れた新築間もない土花亭でも結構な揺れを感じ、飛び起きた。
いくつもの災害を経験した平成の時代。
その平成も終わろうとしている時代末に、頭の狂った経団連会長が訳の分らないことを言っていた
「1月17日」の二日前の定例会見。
原発推進に関連することは語っても、災害における経済のことは語らないという、長にはふさわしくない不適格者。
ところで当時、観るからにせん断力による破壊で丁度、お腹が破裂したような鉄筋コンクリート造の柱の
映像ばかりを目にして、「やっぱhoop(帯筋)の間隔が広すぎるわ」などと、ある意味冷静過ぎて
他人事にように語る嫌なヤツがここに一人居た記憶がある・・・。
既に24年が経ち、当時の記憶が薄れ、地震の怖さや自然に対する人の愚かさを語り継ぐ者も
関西でも少なくなって来ていると耳にする。
神戸新聞社よりhttps://www.kobe-np.co.jp/rentoku/sinsai/