土花吉&与太吉

「土」に咲く「花」は「吉」を呼び寄せます。/DUCATI&ヨタ8&SR&TW&リトルカブ・・・そしてチンク

オールドカリモクロビーチェアのカリモク60との違い

2021-06-09 | 【昭和】

トップ写真は昭和の時代のロビーラウンジかパーケットのフロアーとカリモクロビーチェア。

以前にも「カリモクロビーチェアについて」で書きましたが今回、オールドカリモクのロビーチェアを一部修復する機会があり

現行「60」と「オールド」の違いについて調べるためのいつもの「分解系」となります。

既に誕生から53年という年月が経過し、このオールドカリモクもそのカタカナロゴから半世紀ほど前のものとなる。

裏地は当然、現行品(カリモク60)の不織布などではなく、座面のウェブスプリングを縦型のコイルスプリングで突きあげ

そのコイルスプリングを受ける鉄筋のフレームをただ布で覆っただけのもの。

片側の肘掛を外すとその違いがよく分かる。(前記のカリモクロビーチェアについての画像参照)

座面側面の先端穴はダボを差す穴で残り2ケ所は取り付けボルト用の穴で、特記すべきは背もたれ側の取り付け方法。

「60」のボルトナット止めではなくスライドホールがあり、それに依って固定される方法をとっている。

座面と背もたれは「Kチェア」と全く同じ方法でボルトナット2ケ所による固定方法。

これは「Kチェア」誕生から6年後に開発された名残で、容易に4分割に分解出来る「オールドカリモク/ロビーチェア」。

御覧のように程度もそこそこなので、修復しながら大切に使わなくてはいけませんねぃ。

 

 

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