青森に引越してきた頃に残雪の奥入瀬を散策して以来、久しぶりに十和田湖方面に向かう。遠くに八甲田連峰を臨みながら、一路西へ。十和田市を過ぎると、黄色や赤の毛糸の玉で埋め尽くしたような里山が間近に迫ってくる。今年の秋は冷え込みが今ひとつだったとのことで、例年ほどの鮮やかな紅葉は望めないと聞いていた。また、紅葉の時期が遅れたとはいえ、既に11月。標高の高い部分はもう枯れ始めており、時期的に遅すぎるのも間違いない。しかし、目に入ってくる鮮やかな色彩は明らかに秋そのものだ。名残の秋を迎えた奥入瀬渓流。暖かい空気が湖面にもやを創り出している幻想的な十和田湖。車は、視界を覆う秋の色彩のなかを駆け抜ける。鮮やかな秋色がボンネットに映える。東北の秋は、やはり奥が深い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/b2/58ddd1ae68d472458608c009420b4ebf.jpg)
十和田湖から流れ出す奥入瀬渓流。晩秋の空気が胸に心地よい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/1c/1285778da409d845cb093323f440e4e7.jpg)
落差20mの雲井の滝。支流から奥入瀬本流に流れ込む。
あたり一帯はマイナスイオンの宝庫。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/78/9010dcaed0d2b8749f96925dea2fb50c.jpg)
奥入瀬本流にかかる唯一の滝、銚子大滝。
この滝を越えることができないため、以前、十和田湖には魚が生息していなかったそうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/94/ddce912275a66a86e30736419970c010.jpg)
湖の周囲の山々ではほとんど葉を落としており、湖面に近いところにわずかばかりの色づきを残すのみとなっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/52/02ff8f95c4926b9fd31cd405dc51b882.jpg)
ブナの原生林に覆われる八甲田山麓に湧く蔦温泉。開湯は古く、久安3年(1147年)には湯治小屋があったという記録が残されているとのこと。日帰り客が入れるのは「泉響の湯」。湯舟の底から源泉が湧き出してくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/b2/58ddd1ae68d472458608c009420b4ebf.jpg)
十和田湖から流れ出す奥入瀬渓流。晩秋の空気が胸に心地よい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/1c/1285778da409d845cb093323f440e4e7.jpg)
落差20mの雲井の滝。支流から奥入瀬本流に流れ込む。
あたり一帯はマイナスイオンの宝庫。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/78/9010dcaed0d2b8749f96925dea2fb50c.jpg)
奥入瀬本流にかかる唯一の滝、銚子大滝。
この滝を越えることができないため、以前、十和田湖には魚が生息していなかったそうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/94/ddce912275a66a86e30736419970c010.jpg)
湖の周囲の山々ではほとんど葉を落としており、湖面に近いところにわずかばかりの色づきを残すのみとなっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/52/02ff8f95c4926b9fd31cd405dc51b882.jpg)
ブナの原生林に覆われる八甲田山麓に湧く蔦温泉。開湯は古く、久安3年(1147年)には湯治小屋があったという記録が残されているとのこと。日帰り客が入れるのは「泉響の湯」。湯舟の底から源泉が湧き出してくる。