ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
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『幸せます』の街 防府 ① ~ 防府天満宮

2012年09月23日 | 山口
お彼岸の墓参りのため、山口県防府市に久々の帰省。墓参りを終えて、防府天満宮周辺を散策しました。学問の神、菅原道真を祀る防府天満宮は、大宰府で道真が亡くなった翌年(延喜2年:904年)に創建され、京都の北野天満宮、福岡の太宰府天満宮と並び、日本三大天神とされています。


参道からの眺め。天神山の中腹にわずかに天満宮が見えています。
左の建物は、新しくできた観光案内所『うめてらす』。


参道脇にある天満宮の茶房、芳松庵は、静かで落ち着いた風情。


この日は庭園を見ただけでしたが、中でお茶をいただくこともできます。


庭のもみじが、ほのかに色づいていました。


四方に枝を伸ばす大きな楠。


この坂を上れば天満宮の境内。坂の途中でも、わずかに紅葉が始まっていました。


正面の楼門を抜けて境内へ。右には手水があります。


派手さはありませんが、どっしりとして風格のある本殿。


学問の神様 道真公を祀るだけに、目につくものの多くは合格祈願の絵馬。

この日は、天満宮で結婚式が行われており、白無垢の花嫁さんを見かけました。

防府平野を一望する春風楼。そもそも、文政5年(1822年)、10代藩主毛利斎煕が五重の塔の建立を発願したものですが、何らかの障害があって建設を断念。現在の重層楼閣様式に設計変更して、明治6年(1873年)に完成したそうです。


床下の木組みは、本来、五重塔の1層軒下に使用すべき組物が用いられており、当時の面影が偲ばれます。



天満宮を後にして、その周辺を散策しました。住宅街で見つけた芙蓉。


桑田醤油の醤油蔵を見学したかったのですが、あいにくこの日はお休みのようでした。
街で時折見かけた『幸せます』の幟。


観光案内所うめてらすにも、『幸せます』の暖簾が・・・・・。
『幸せます』・・・・・秘密のケンミンSHOWで取り上げられて、一気に全国区になったようです。


『幸せます』クリアホルダー、生ういろう、桑田醤油の丸大豆醤油をお土産に・・・・・。


防府勤務の頃、よくお世話になった藤村酒場に立ち寄りました。
酒をこよなく愛するオーナーご夫妻の眼鏡に適った酒だけを仕入れています。


この店のオリジナル、純米吟醸の『山頭火』で早速晩酌を・・・・・ヽ(^o^)丿


防府生まれの私にとって、『幸せます』は懐かしい響きを持つ言葉です。ありがたいことだと感じたり、嬉しかったりしたとき、その気持ちを伝えるもの。方言だと知って、びっくりしました(^-^)ゞ
コメント (2)
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