ルイガノ旅日記

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長崎街道「曲里の松並木」と「むさしの森珈琲」

2023年12月05日 | 北九州
JR黒崎駅から歩いて10分、八幡西図書館のすぐ傍に旧長崎街道の「曲里(まがり)の松並木」が残されています。
この松並木は江戸時代、炎天や風雪などから旅人を守るために、徳川幕府が全国の街道に松や杉を植樹させた名残りなのだそうです。


長崎街道は、九州唯一の脇街道(全国各地に向かう主要な街道を整備したもので、東海道や中山道などの「五街道」に対して「十街道」とも呼ばれます)で、小倉北区の常盤橋を起点として、海外との窓口だった長崎までの57里(約228㎞)を結んでいました。西洋の文化や技術をわが国に伝える役割を果たしたこの道。参勤交代や海外要人など人の往来が盛んだっただけではなく、砂糖をはじめとする多くの物資やがこの街道を通じて日本にもたらされました。このため、長崎街道は「シュガーロード」とも呼ばれます。


シーボルトや吉田松陰、伊能忠敬もこの道を往復したそうです。象やラクダも通った記録が残されています。


長崎街道のシンボルでもあった松並木ですが、今は600mほどを残すのみとなっています(このうち300mくらいの範囲が、北九州市の史跡に指定されています)。


シュガーロードに触発されたわけではありませんが、帰り道、近くにある「むさしの森珈琲」に立ち寄りました。


席と席の間隔も広く、ソファもゆったり。落ち着いてコーヒーを味わえそうな雰囲気です。


お店のロゴが入っていない、真っ白なコーヒーカップ。


初めて頼んだリコッタパンケーキは、うわさに違わぬふわふわでとろけるような食感。コクもあって美味しかったです。


半分くらいコーヒーを飲んだところでようやく、むさしの森珈琲のロゴ出現(笑)


コーヒーつながりで、こちらはコメダ珈琲店。モーニングにサラダを追加しました。


日を改めて、この日はコーヒーと海老かつパンを注文。


エビがぎっしりで食べ応えたっぷり。


今度は、パンつながりで珈琲館です。この日は、ハウスサンドとBLTサンドをテイクアウトしました。


こちらはマサジロウバーガー。


「金のテリマヨ」を注文。てりやきにしては味も濃すぎず、ボリュームもたっぷりでした。


先週は冷え込みが厳しかった北九州ですが、今週は小春日和が続いています。週末は久しぶりに20度を超えると予想されており、年末の大掃除にとりかかるにはいいタイミングになりそうです。
コメント (2)
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