ルイガノ旅日記

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風そよぐオアフ 2024年5月(14日目)~ラハイナ・ヌーン

2024年07月17日 | 海外旅行
北回帰線よりも南に位置するハワイでは、5月下旬と7月中旬の2回、太陽が直上を通過します。この日は「ラハイナ・ヌーン」と呼ばれ、今年の1回目は5月27日午後12時28分(ホノルル)。この前後の時間帯は太陽光が真上から降り注ぐため、あたかも影が存在しないかのような不思議な感覚に囚われます。
さて、ハワイ滞在もいよいよ最終日。朝の散歩もこの日が最後となりました。


午前中は部屋でゆっくり過ごした後、20番バスでダウンタウン歴史地区へ。ホノルルハレ(ホノルル市庁舎)の近くにある「スカイゲート」というモニュメントを見に行きます。


「スカイゲート」は、20世紀の米国を代表するデザイナーで、彫刻や造園、家具デザインなど様々な分野で活躍した日系アメリカ人、イサム・ノグチ氏の作品。3本の脚に支えられた部分はくねくねとした曲線なので、普段は歪んだ影ができますが、ラハイナ・ヌーンの時だけは、中央のコンクリート上に完全な円形の影を落とします。スカイゲートは、この現象を目に見える形で示すために作られたオブジェなのです。


翌日の帰国日が本来のラハイナ・ヌーンだったのですが、お昼前になると少しずつ人が集まってきました。人と比べると、かなり大きなモニュメントであることがわかりますね。


12時16分ごろ、少年が左右に伸ばした手だけが影を作っています。ラハイナ・ヌーンは、真上から太陽光を浴びることによって色彩が鮮かで輪郭が輝くように感じられたり、地面の照り返しが強烈でとても暑い一日になると言われています。


12時26分、ラハイナ・ヌーンの概ね24時間前。ほぼ完璧な円形の影ができていますね。集まっていた皆さんが一斉に記念写真を撮り始めました。


その後は、ダウンタウン歴史地区を散策。隣はミッション・メモリアル・ビルディング。建物の前に置かれた鐘は、"Liberty Bell of Aloha"と呼ばれます。


1928年に建てられたホノルル市庁舎(ホノルル・ハレ)。のちに近代的な総合庁舎が完成したので、主な機能はそちらに移転しましたが、市郡長執務室と市郡議会は未だにこの建物にあります。


こちらはハワイ州立図書館。日本の本や漫画もたくさん置いてあるそうです。


ハワイ州最高裁判所「アリイオラニ・ハレ」とカメハメハ大王像も、しばらく見納めです。


最終日のランチは、チャイナタウン・カルチュラル・プラザ内のレジェンド・シーフードレストラン。やはり、最後は飲茶で締めくくりです。


週末のランチタイムだけに店内は満席。飛びかう中国語が、飲茶気分を尚いっそう盛り上げてくれます。


定番中の定番、エビの蒸し餃子。前回とは違うものを注文するつもりでしたが、やはりこれは外せません (^-^)ゞ


テーブルのそばをワゴンが通過すると、思わず覗きこんでしまいます(笑)


薄くて軽い衣と、ねっとりとした芋の食感の違いが楽しいタロ芋の揚げ物。初めて注文しましたが、ほんのり甘みもあって美味しかったです。


大好きな皿の一つ、スペアリブ。一度食べたら病みつきです。


シーフード蒸し餃子。


餅米をタロ芋の葉でくるんで蒸したもの。




これも絶対に外せない一品、ルックファン。前回はエビにしましたが、今回はホタテを頼みました。つるるん、ぷるるんの食感が大好きです。


妻が好きな杏仁豆腐。


夕方のラグーンもこれが見納め。初めの週は曇りがちで、雨もよく降りましたが、今週は打って変わって上天気。ラグーンや海のエメラルドグリーンが、日を追うごとに深く濃く、鮮やかになっていきました。


最終日の夕焼け。暮らすように過ごした2週間、いよいよ明日は帰国です。


2週間の余韻を感じながら、静かに眠りに着くはずだったのに、思わぬメールに叩き起こされてしまいました。その顛末は次回……💦
コメント (2)
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