小倉昭和館で上映中の『くじらびと〜LAMAFA』を観てきました。
『くじらびと』は、写真家・映像作家の石川梵監督が、30年間にわたって追い続けてきたインドネシア・ラマレラ村の人々の暮らしを、鯨との関わりをテーマに描き出したドキュメンタリー映画です。
【追記】
石川梵監督は、『くじらびと』の優れた撮影技術及びテーマと作品の狙いが評価され、日本映画撮影監督協会(Japanese Society of Cinematographers)による第30回JSC賞を受賞されました。おめでとうございます!
ラマレラ村は、インドネシア東スラウェシ諸島のレンバタ島にある小さな村。火山岩に覆われて作物が育たないこの村では、400年にわたって続く伝統的なクジラ漁で村人1,500人の命を繋いできました。男たちは手づくりの小さな舟に乗り込み、一本の銛を頼りに命をかけて巨大なマッコウクジラに戦いを挑みます。
『くじらびと』予告編。空から、海上から、海中から撮影された繊細で臨場感あふれる映像は、和を尊び自然の恵みに祈りを捧げる敬虔なラマレラ村の人々の暮らしぶりや、死と隣り合わせのクジラ漁を余すところなく描き出しています。
『くじらびと』を上映しているのは、昭和14年(10939年)創業の小倉昭和館。北九州の台所、旦過市場のすぐそばです。
対面のチケット売り場。映画の全盛期や不況期、シネマコンプレックスの隆盛など、世の移り変わりに晒されながら、北九州市内唯一の既存一般上映館として82年に亘って営業を続けています。
この日はもう一本、『ハニーランド』も併せて観ました。
昭和館は2本立て興行が基本。2号館では、12月17日まで『くじらびと〜LAMAFA』と『ハニーランド〜永遠の谷」が上映されます。
1号館は、『アナザーラウンド』と『ノッティングヒルの洋菓子店』(終了日は未定)。
12月19日(日)午後3時からは、「東アジア文化都市北九州2020▶21」のパートナーシップ事業として、「活弁」イベントが行われるそうです。弁士の片岡一郎さんと楽士の宮澤やすみさんが、無声映画の時代を再現します。
俳優や映画監督の色紙がズラリと掲げられていました。
6代目中村勘九郎や有馬稲子、栗原小巻、仲代達也、富塚純子などなど、錚々たる役者さんたちです。
また違う一角にも所狭しと並んでいました。
こぢんまりとした劇場。映画が始まる頃には、そこそこ席が埋まってきました。
上映前、注意事項の説明を終えたスタッフさんが、コーヒーの注文をとってくれます。美味しいと評判の昭和館ブレンドです☕️
2013年にフランスで行われたコーヒーの焙煎技術を競う世界大会でチャンピオンに輝いた後藤直紀さん(大野城市 豆香洞コーヒー店主)が、昭和館のレトロな雰囲気をイメージして作ったオリジナルブレンド。美味しかったので、買って帰りました (^-^)ゞ
『くじらびと』は、写真家・映像作家の石川梵監督が、30年間にわたって追い続けてきたインドネシア・ラマレラ村の人々の暮らしを、鯨との関わりをテーマに描き出したドキュメンタリー映画です。
【追記】
石川梵監督は、『くじらびと』の優れた撮影技術及びテーマと作品の狙いが評価され、日本映画撮影監督協会(Japanese Society of Cinematographers)による第30回JSC賞を受賞されました。おめでとうございます!
ラマレラ村は、インドネシア東スラウェシ諸島のレンバタ島にある小さな村。火山岩に覆われて作物が育たないこの村では、400年にわたって続く伝統的なクジラ漁で村人1,500人の命を繋いできました。男たちは手づくりの小さな舟に乗り込み、一本の銛を頼りに命をかけて巨大なマッコウクジラに戦いを挑みます。
『くじらびと』予告編。空から、海上から、海中から撮影された繊細で臨場感あふれる映像は、和を尊び自然の恵みに祈りを捧げる敬虔なラマレラ村の人々の暮らしぶりや、死と隣り合わせのクジラ漁を余すところなく描き出しています。
『くじらびと』を上映しているのは、昭和14年(10939年)創業の小倉昭和館。北九州の台所、旦過市場のすぐそばです。
対面のチケット売り場。映画の全盛期や不況期、シネマコンプレックスの隆盛など、世の移り変わりに晒されながら、北九州市内唯一の既存一般上映館として82年に亘って営業を続けています。
この日はもう一本、『ハニーランド』も併せて観ました。
昭和館は2本立て興行が基本。2号館では、12月17日まで『くじらびと〜LAMAFA』と『ハニーランド〜永遠の谷」が上映されます。
1号館は、『アナザーラウンド』と『ノッティングヒルの洋菓子店』(終了日は未定)。
12月19日(日)午後3時からは、「東アジア文化都市北九州2020▶21」のパートナーシップ事業として、「活弁」イベントが行われるそうです。弁士の片岡一郎さんと楽士の宮澤やすみさんが、無声映画の時代を再現します。
俳優や映画監督の色紙がズラリと掲げられていました。
6代目中村勘九郎や有馬稲子、栗原小巻、仲代達也、富塚純子などなど、錚々たる役者さんたちです。
また違う一角にも所狭しと並んでいました。
こぢんまりとした劇場。映画が始まる頃には、そこそこ席が埋まってきました。
上映前、注意事項の説明を終えたスタッフさんが、コーヒーの注文をとってくれます。美味しいと評判の昭和館ブレンドです☕️
2013年にフランスで行われたコーヒーの焙煎技術を競う世界大会でチャンピオンに輝いた後藤直紀さん(大野城市 豆香洞コーヒー店主)が、昭和館のレトロな雰囲気をイメージして作ったオリジナルブレンド。美味しかったので、買って帰りました (^-^)ゞ
小倉昭和館。
なんだかとってもすてきな映画館ですね。
いいなぁ。
そして『くじらびと〜LAMAFA』ぜひ観てみたいです。予告だけでもものすごく感動…˘ ˘*
昭和館、昔ならではの風情でいい雰囲気ですよね。
上映する映画の選択も独特で、一般的なシネコンとは一線を画す味のあるものが多いようです。
『くじらびと』も見応えのある映画(ドキュメンタリー)でした。
これからも、時々HPをチェックして観に行きたいと思います〜📽
素敵な映画館が残っていますね。チケット売り場が昔ながらの風情があって懐かしい感じがしました。いつまでもこのまま残ってほしい映画館ですね。
ここで「ニューシネマパラダイス」を観てみたいです^_^
映画と言えばシネコンですから、こんな映画館は残り少ないですね。
ポップコーンもコーラもなく、あるのは昭和館ブレンドだけ。
良識の範囲内で、飲食物の持ち込みが認められています。
映画だけではなく、トークイベントなとも行われているそうです。
ニューシネマパラダイス、似合いそうですね。
これから先も残ってほしい映画館です〜♪