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いしいのそば

今日は不祝儀で 朝から越谷へ出かけました。

告別式を終え、普段なら何人かで「精進落としに…」なんてムードになるんですが、今日はさすがにそんな気になれなくて、以前ネットで見た覚えのあるお蕎麦やさんで一人の昼食。

そのお蕎麦やさん sobalierさんに紹介されていた「いしいのそば」というお店 少々不便な場所にありますが 蕎麦は一食(?)の価値があると思いました。


越谷駅からバスに乗って、10分ほどで最寄りのバス停につき、そこからさらに工事車両置場と住宅の間を抜け5分くらい歩いて到着。

なんとも雑然としたムードに若干不安。。。




引き戸をガラガラっと開けて店内に入ると、またなんとも雑然としたカウンターの奥から「吉 幾三」風のハチマキをまいたお兄さんがニコニコしながら 小上がりに座るよう指をさしていました。




一人なのに6人掛けのテーブルじゃ悪いなぁなんて思いながらも 暑かったもので まずはビール。




突き出しにキノコの煮付けが出てきました。 うん!これは旨い!



あても色々あって まるで居酒屋のよう!
ただ、蕎麦やの定番が見当たりません??

一人でしたので 軽めのもの…と思いながら ハゼの天ぷらを注文しました。

しばし待つと カラっと揚ったハゼが3匹 天ツユが添えられて出てきました。



まずは 塩を振って1匹 うん! 美味しい

お蕎麦をどうしようかと お品書きを見ていると
 よろしければ どうぞ と蕗のとうの天ぷらも!



こういった気取らないとこは 前に行った安曇野の「かたせ」を思い出しました。

蕗のとうをいただきながら 何種類かあるお蕎麦の中から 一番シンプルな「そば」をお願いしました。

お蕎麦は「ざる」ではなく 会津の「水蕎麦」を思わせる朱塗り(当然会津塗りでしょう)の器で出てきます。

こちらのメニューによれば、「福島本店、自家製粉のそば粉を使って打った10割そばです。つなぎを使わないで水だけで練り上げます。」




まずは 何もつけずに一口・・・
うん! よく練りこまれた滑らかな舌触り。 つなぎを使っていないとは思えない喉越し。

次に 卓上の塩をチョッピリ振って 一口・・・

次は おつゆにつけて・・・
会津の蕎麦の例に漏れず 少々甘口ですが すっきりとしています。

添えられたさらしネギとワサビも◎
白菜のお漬物が付くのはご愛嬌  

店内が少々雑然としていたり ハチマキお兄さんが妙に愛想が良かったりしたので お蕎麦を口にするまでは少々不安を覚えましたが 実際にいただいて見ると キッチリ角の立った切り口のいいお蕎麦でした。

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