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ばくらい @竹内


珍味のチャンピオンといえばこれ、莫久来(ばくらい)です。
ホヤと海鼠腸(コノワタ)を塩辛にしたものです。

今回は地元の飲み屋さんに行きました。

このお店に気づいたのは、今年になってからでしたっけかねぇ?
普段降りる口と反対側、駅前のバス・ロータリーから1本奥の細い道に、看板もメニューも出していない 白木のカウンターのみの「小料理屋」風のお店が出来ていたのに気付きました。 が、値段も判らなければ、客も一人もいない店に入るって勇気いりますよね?

そんな訳でしばらく様子を眺めている内に、お酒のメニューがガラス越しに見えるようになりました。

で、本日 諸般の事情で外ご飯にしたので このお店に寄ってみることにしました。

6時前に到着すると、店内に客は0。 女将さんが近所の方と入り口前で立ち話をしていました。

ドアを開けて店内に… 白木のカウンターに見えていたのは集成材のカウンターと判り、お値段の方も一安心 

まずはビールを所望し、小振りのグラスで一口 

卯の花や河豚の煮凝りにあわせて冷酒をいただきました。

女将さんが差し出すぐい飲みを手に取るとズシリと重い。 「錫ですか?」と聞くと、「はい、結構お高いんですよね…」
お酒が入ってくる「ちろり」ももちろん錫。 うん、これで燗をつけるのもいいなぁ 

続いて、あおり烏賊のお造りなどをいただき、その後いただいたのが「ばくらい」

ホヤやコノワタから連想される生臭さは皆無! 口のなかに入れると磯の香りがフワ~とくる、意外とさわやかな感じ。 ホント、白ご飯が欲しくなる感じです。

そんな肴で、ご飯ならぬ「液体」のご飯をいただきました。
あ~ 美味しかった♪
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