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梅雨明け間近?  どぜう 飯田屋



今日の東京は雨
朝のうちはなんとかもったのですが、職場に着く頃から降り始め、午後3時頃まで強い南風に雨粒が吹き飛ばされるって感じの天気でした。

昨日だったか一昨日だったかの天気予報で、この時期の南風を荒南風(あらはえ)と呼ぶ…と言っていました。

調べてみると、梅雨入りした頃の、暗いどんよりとした時期は、黒南風(くろはえ)。
梅雨の半ばになり、荒れた天気のときの南風を荒南風(あらはえ)と言うそうです。
荒南風が吹いて数日すると、梅雨前線が北上していよいよ梅雨明けってパターンが多いと云っていました。
その梅雨が明けた後に南海上の高気圧から吹く風は、白南風(しらはえ・しろはえ)と呼ばれるそうです。

この「南風(はえ)」という言葉は、西日本を中心に使われてきたようで、今でも真南から吹く風のことを「正南風(まはえ)」といい、南西の風を「南風西(はえにし)」と呼ぶそうですし、沖縄の地名には南風原(はえばる)や、山口のフグで有名な南風泊(はえどまり)なんて漁港がありますね。

前置きが長くなりましたが、夕方には雨も上がって、久しぶりの青空!
そろそろ 梅雨明けかもしれませんね!


で、写真は夏本番を前に、四万六千日の精進落としに寄った、飯田屋のどぜうの空揚げ。
チョッとぶれて見難いのですが、カラッと揚がった泥鰌の下にあるのはゴボウのこちらも素揚げ♪
軽く塩がしてあって それがまたビールに合うこと!



軽く喉を湿した後は、真打ち=丸鍋の登場!
季節がら卵を抱いて、丸々と太った泥鰌が割下を張った浅い鉄鍋に並びます!



駒形(1階)は炭火ですが、飯田屋はガスを使っています。 風情はともかく、実際の火加減はこちらの方がいいですね♪



フツフツと煮えた泥鰌にささがきゴボウをたっぷりと添えて、熱々をフッ~~
団扇で扇ぎながら、冷えた清酒をツィ~・・・ 日本の夏ですな~♪
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