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「処理水」の海洋放出が始まりました

福島第1原発の「処理水」の海洋放出が始まりました。
排液中のその放射性物質の濃度を制限する「告示濃度」というのが法律で決められていて、ザックリ言うと『(その水を)生まれてから70歳まで飲み続けても「安全」な濃度』以下に希釈しているから大丈夫…という説明だが、それはあくまでも「トリチウム」という1つの核種に限っての話し。環境省の資料にも「ALPS処理水」には検出限界値未満だが「セシウム134/137、コバルト60、ルテニウム106、アンチモン125、ストロンチウム90、ヨウ素129、テクネチウム99、炭素14などが」含まれる可能性が触れられています。
確かに一定の閾(しきい)値以下の被ばくであれば、癌や遺伝的な影響などは発生する可能性は低いのかもしれませんが、「処理水」の放出は今後30年続くと言われる先のことまで誰が責任を持てるのか?暗澹としてきます。

下の写真は大小の島や岩が点在する風光明媚な風景を日本三景の松島になぞらえて 「小松島」とも評され日本百景のひとつに数えられる松川浦に面した相馬市の松川浦漁港。8年前(2015年)の8月に東日本大震災被災地のボランティア活動で訪れました。

2枚目以降は翌日のトマト収穫作業を前に松川浦に面した旅館でいただいた季節の野菜とウニの寄せものや、新鮮なお刺身に 特産・メヒカリの唐揚げ、、、





8年前には放射能汚染のことなど気にせずに美味しくいただきましたが、この豊かな海の幸を放射能汚染を気にせずに食べられる日が来るのでしょうか?チョッピリ寂しい気持ちです。
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