平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

AKB48コント番組『びみょ~』~私がやりました!

2011年10月06日 | アイドル
 ひかりTVで放送されているAKB48のコント番組『びみょ~』。
 面白かった!
 放送第1回の内容はこんな感じ。
 (以下、ネタバレ。オチも書いています)

★「稽古場」
 SPR(札幌)48の新人として前田敦子さんが稽古場にやってくる。
 まわりのAKBの先輩たちから様々な質問をされる前田さん。
 指原莉乃さんは偉そうに先輩風。
 「センターを獲るのが夢です」と語る前田さんに対して、指原さんは「甘いね。あたしがセンター獲るのに何年かかったと思ってるの?」と上から目線。「あたしのダンスの切れについて来られるか!?」とキレのある(?)ダンスを披露。
 すると前田さん、「わたしには無理です」。
 すると指原さん、「泣き言を言うな!」と前田さんの頬をたたく。
 そしてオチ。
 コントの世界から現実に戻って、前田さんを始めとするAKBのメンバーが指原さんのコントにダメ出し。
 「さっし~は間が悪い」
 「滑舌が悪い」
 「テンポが悪い」
 「恥がある」
 「こういうのはやりきらないといけないんだよな」
 そして、指原さんも本音をポロリ。
 「このコント、本当につらかった」
 さっし~にとって前田さんはリスペクトする大先輩であり、上から目線で頬をたたくなど、絶対に出来ないことなのだ。
 そして最後のオチ。
 ひとり落ち込んでいる指原さんの所に清掃のおばさんがやって来て「邪魔なんで早く出ていってもらえませんか」

 指原さんはやはりイジられ役なんですね。

★「鳥小屋」
 峯岸みなみさん、横山由依さん、渡辺麻友さんが、東北の男子高校生に扮して、ズーズー弁でAKB48を語るという内容。
 三人は飼育係で、鳥小屋を掃除しているという設定。
 このコントの面白さは、アドリブのもたらす微妙な緊張感だ。
 たとえば、峯岸さんがなかなか自分の推しメンを語らない所は、彼女のアドリブだろう。
 なかなか言い出さないで、独特のタメを作っている。
 それを横山さん、渡辺さんがどうアドリブでリアクションするか。
 これが楽しい。ライブ感というか、独特の雰囲気を作っている。

 また峯岸みなみさんはコント全体を仕切る司令塔。
 ぐるぐると高速回転する彼女の頭の中を考えるとエキサイティングだ。
 横山由依さん、渡辺麻友さんは役者の才能があると僕は思っているが、この田舎の高校生への化け方が見事!
 コントの内容よりも、彼女たちの演技(せりふまわしや表情)の方が楽しい。
 せりふまわしや表情だけで、人を惹きつけてしまうのって才能だ。

 ちなみにオチは、峯岸さんの推しメンは<峯岸みなみさん(みいちゃん)>で、横山さんとまゆゆが「フレンチキスのみいちゃんはいいべ」とユニット名を間違えるというオチ。
 AKBファンでなければ、わかりづらいオチですね。
 そして峯岸さんと渡辺さんが掃除のほうきで対決を始め、なぜか横山さんがふたりにほうきで叩かれる(笑)

★「フェロモン刑事」
 泥棒役の仁藤萌乃さんに刑事役の北原里英さんが尋問する。そこへフェロモン刑事の河西智美さんがやって来てお色気で尋問するという内容。
 まず北原さんのツッコミが楽しい。
 コソ泥メイク(AKBINGOでもお馴染み)の仁藤さんの「あっしの顔が悪人に見えますか」というせりふに対し、北原さんが「どっから見ても悪人だろう!」とツッ込む。
 このツッコミ方が可愛い。
 そして、いくつかのこうしたやりとりを経て<フェロモン刑事>が登場。
 お色気で自白を迫るフェロモン攻撃に、仁藤さんは鼻血、白目。←仁藤さん、good job!
 オチは「犯人だと認めたらイイコトしてあげる」と語るフェロモン刑事に、まわりの男性制作スタッフが「私がやりました!」「僕です!」「自分がやりました!」と飛び込んでくる(笑)。

 というわけで始まったAKB48のコント番組『びみょ~』。
 ファンびいきかもしれないが、内容は『びみょ~』などではなく、結構クォリティが高いと思った。
 大島優子さん、板野友美さんのコントもよかった。
 第2回は本日23:30、ひかりTVにて。
 毎週の木曜日のこの時間が楽しみだ。


コメント
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