平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

僕とスターの99日~視聴者の予想を裏切る展開はあるか?

2011年10月25日 | 恋愛ドラマ
 スターとボディガードの恋。
 予想通り、こんなものかな、という感じ。新しさを感じない。

 興味があるとすれば、ドラマ制作の裏側を見られることでしょうか?
 羽田空港での来日があり、製作発表記者会見があり、役者さんと制作スタッフの顔合わせがあり、本読みがあり、役者さんには付き人がいて。主演俳優には、のれん付きの専用の楽屋が常設されているんだ!

 小道具は北斗七星のキイホルダー。
 これが並木航平(西島秀俊)とハン・ユナ(キム・テヒ)を結びつけるアイテムになっている。
 具体的に書くと
・星好きの航平は、空港でこのユナが鞄に下げているこのキイホルダーに気づく。
・このキイホルダーで、新橋の立ち飲み屋でユナを見つける。
・ユナが人(←おそらく弟?)を探していることをキイホルダーの北斗七星から推理する。
・キイホルダーを航平が池の中に入って必死に探すことで、ユナの気持ちが少し傾く。

 ドラマとしてのひねりは
 「あなたは私のこと、何でもわかるのね。これからもずっと私のそばにいて下さい」というユナのせりふ。
 このせりふで航平はドキッとさせられるが、実はドラマのせりふだったというオチ。
 ただ、このせりふ、単なるドラマのせりふだっただけとは思えず、ユナの本音の気持ちが20%くらい入っている感じもする。

 佐々木蔵之介さんの高鍋大和はコメディパート。
 ナルシストの勘違い野郎。
 なので、ユナが心を揺らし、航平との間で悩むという三角関係にはなりそうもない。
 まあ、ドラマを活性化させるために高鍋には大いに勘違いして、暴れてほしいのですけど。

 さて、<サボテン>で<一番近くて、一番遠い存在>でなくてはならないボディガードとスターの恋はどの様に発展するか?
 しかし冒頭に書いたように、使い古された感、どこかで見た感は否めない。
 ドラマの次の展開も読める。
 視聴者の予想を裏切るウルトラCの展開がほしいのですが……。


コメント (12)
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