女性はイケメン執事が好きなんですね。
男性はメイドさん?
今度はメイド探偵のドラマでも。
まず、宝生麗子(北川景子)と警部・風祭京一郎(椎名桔平)の掛け合い漫才が楽しい。
「小学生でも思いつく推理をよくもポーズ付きで!」
「それくらい誰でも気づくでしょう!」「言われて初めて気づいたんでしょう!」
これらのツッコミは麗子の心の中で行われていたが、事情聴取で入った喫茶店では
「やっぱりコーヒーはブルマンに限る」←「あの、それ、ブレンドです」と口に出して。
麗子と執事・影山(櫻井翔)の関係も面白い。
麗子を守るため、アパートの隣の部屋、八百屋の段ボールの中などに隠れている影山。
犯人<白井靴子>の所に乗り込んで、靴を脱いだ時は、ちゃんと揃える。←このディティルへのこだわりは見事!
これは前執事・唐沢(伊東四朗)のことだが、唐沢は麗子が<銃撃戦>や<カーチェイス>で危険な目に遭っているのではないかと心配している。幼い麗子が猛犬に絡まれていたら、松坂牛を放り投げる。遠足でクラブサンドのお弁当を川に落としたら、密かに届ける。写真には必ずどこかに唐沢が写っている(笑)
そして推理。
原作を読んでいないのでわからないが、おそらく「お嬢様はアホでいらっしゃいますか?」と「謎解きはディナーのあとで」→CM は決めぜりふのパターンになるのだろう。
影山が真相を説明するシーンは、映像を使って実際に再現。
現在、「古畑任三郎」が昼間再放送されているが、古畑では真相を説明するシーンでは、古畑の<ひとり語り>で説明していく。決して<再現映像>は使わない。
これはおそらく俳優・田村正和さんの語りに対するリスペクトからだろうが、影山の再現映像の説明と比較してみるのも面白い。
映像的にはマンガのコマ割り表現があるのが斬新。
京一が自分の推理を説明するシーンや唐沢が心配する<銃撃戦><カーチェイス>のシーンではマンガ表現が使われた。
関係者の事情聴取のシーンも一気に、映像を重ねてワンカットで。
推理ドラマでは、この事情聴取のシーンがわりとタルいんですよね。「相棒」なんかはそれを実に丁寧に描いていく。
ところがこの作品ではワンカット。
後に麗子がディナーの時に回想して、影山に語るという形で処理している。
これらの映像処理は、作品にテンポを出す効果を生んでいる。
また、この作品は実写でありながらアニメである。
先程のマンガ表現もそうだが、麗子が影山に「アホですか?」と言われ、<お嬢様の自分>と<刑事の自分>とで葛藤するシーンでは、このふたりの自分がひとつの画面に登場した。
これって、どこかのアニメで見た表現。
というわけで、第一話はとても面白く拝見しました。
課題は<回を重ねていくうちに飽きてしまうのではないか>ということですかね。
斬新な設定のドラマは、最初は新鮮で面白いが、徐々に新鮮さ・面白さは薄れていく。
「富豪刑事」しかり「デカワンコ」しかり。
北川景子さんの「黙らっしゃい!」は毎回聞きたい気がしますが。
後は、椎名桔平さんの京一郎がどれだけ弾けてくれるか。
男性はメイドさん?
今度はメイド探偵のドラマでも。
まず、宝生麗子(北川景子)と警部・風祭京一郎(椎名桔平)の掛け合い漫才が楽しい。
「小学生でも思いつく推理をよくもポーズ付きで!」
「それくらい誰でも気づくでしょう!」「言われて初めて気づいたんでしょう!」
これらのツッコミは麗子の心の中で行われていたが、事情聴取で入った喫茶店では
「やっぱりコーヒーはブルマンに限る」←「あの、それ、ブレンドです」と口に出して。
麗子と執事・影山(櫻井翔)の関係も面白い。
麗子を守るため、アパートの隣の部屋、八百屋の段ボールの中などに隠れている影山。
犯人<白井靴子>の所に乗り込んで、靴を脱いだ時は、ちゃんと揃える。←このディティルへのこだわりは見事!
これは前執事・唐沢(伊東四朗)のことだが、唐沢は麗子が<銃撃戦>や<カーチェイス>で危険な目に遭っているのではないかと心配している。幼い麗子が猛犬に絡まれていたら、松坂牛を放り投げる。遠足でクラブサンドのお弁当を川に落としたら、密かに届ける。写真には必ずどこかに唐沢が写っている(笑)
そして推理。
原作を読んでいないのでわからないが、おそらく「お嬢様はアホでいらっしゃいますか?」と「謎解きはディナーのあとで」→CM は決めぜりふのパターンになるのだろう。
影山が真相を説明するシーンは、映像を使って実際に再現。
現在、「古畑任三郎」が昼間再放送されているが、古畑では真相を説明するシーンでは、古畑の<ひとり語り>で説明していく。決して<再現映像>は使わない。
これはおそらく俳優・田村正和さんの語りに対するリスペクトからだろうが、影山の再現映像の説明と比較してみるのも面白い。
映像的にはマンガのコマ割り表現があるのが斬新。
京一が自分の推理を説明するシーンや唐沢が心配する<銃撃戦><カーチェイス>のシーンではマンガ表現が使われた。
関係者の事情聴取のシーンも一気に、映像を重ねてワンカットで。
推理ドラマでは、この事情聴取のシーンがわりとタルいんですよね。「相棒」なんかはそれを実に丁寧に描いていく。
ところがこの作品ではワンカット。
後に麗子がディナーの時に回想して、影山に語るという形で処理している。
これらの映像処理は、作品にテンポを出す効果を生んでいる。
また、この作品は実写でありながらアニメである。
先程のマンガ表現もそうだが、麗子が影山に「アホですか?」と言われ、<お嬢様の自分>と<刑事の自分>とで葛藤するシーンでは、このふたりの自分がひとつの画面に登場した。
これって、どこかのアニメで見た表現。
というわけで、第一話はとても面白く拝見しました。
課題は<回を重ねていくうちに飽きてしまうのではないか>ということですかね。
斬新な設定のドラマは、最初は新鮮で面白いが、徐々に新鮮さ・面白さは薄れていく。
「富豪刑事」しかり「デカワンコ」しかり。
北川景子さんの「黙らっしゃい!」は毎回聞きたい気がしますが。
後は、椎名桔平さんの京一郎がどれだけ弾けてくれるか。