先週放送された「ホンマでっか!?TV」SP。
まず面白かったのは「リズム音痴」だという、なでしこジャパン・澤穂希選手の悩み。
澤選手は、ジムのスタジオで行うエアロビクスやAKBのダンスみたいなものが全く出来ないらしい。
上手く合わせることが出来ずギクシャクしてしまう。
しかし評論家陣に拠れば、澤選手はエアロビクスなど<他人と合わせるリズム感>がないだけで、<自分独自のリズム感>は持っているらしい。
そして、そのことが澤選手の選手としての強みになっているとのこと。
たとえば、敵選手と対峙した時、普通のリズムで動いていたら動きを予測されてしまうが、自分独自のリズムで動いていたら予測が出来ず、立ちはだかる敵を突破できる。
なるほど!
同じことをさんまさんはリオネル・メッシ選手を例に出して説明していた。
「メッシは普通の人が一歩で行く所を、二歩で行く」
これはなかなか深い。
学校教育では、皆が同じ動きをするように教育され、出来ない子供は劣等生のレッテルを貼られるが、実は皆と同じでないことの方が大切なんですね。ありきたりな言葉だが、これが個性。
そして、皆と同じになるように矯正するよりも、違う所を伸ばした方がいい。
澤選手やメッシ選手の例はそんなことを物語っているような気がします。
どんどんフツーから外れましょう。
外れるといえば、この番組に登場する評論家先生たちも外れている。
今回は高尾山ロケ。さんまさんと先生たちが高尾山の薬王院に番組ヒット祈願のお参りをしに行くという内容。
だが、前回の帝釈天ロケと同じように、なかなか目的地に着かない。
ある人はアイスを買い始め、ある人は虫取りを始め、ある人はトイレの見物。
まさに道草、寄り道。
予定していたスケジュール通りに進まず、さんまさんが「もう絶対にこの人たちとロケに行かない」とキレる。
評論家先生たちは、ある意味、子供のような感性を持っているんですね。
スケジュールなどに縛られないで、自分の好奇心のおもむくままに行動する無邪気さ。
それは番組内で語った先生たちの夢にも現れている。
「脳を研究することで、人間とは何かを追究していきたい」(脳科学・澤口俊之先生)
「カミキリ虫の標本2000種を集めたい」(生物学・池田晴彦先生)
「信念と行動を繋ぐものを心理学的に解明したい」(心理学・植木理恵先生)
「旬のものを的確に届けたい」(流通評論家・金子哲雄先生)
など、どの夢もユニーク。オンリーワン。
ここでも語られているのは「みんなと同じになるのはやめましょう」「自分のテーマを持って追究していきましょう」という姿勢。
先生たちを見ていると、利益追求という会社の論理に縛られ、何となく同じ顔をしているのがどうなんだろう?という気がしてくる。
目的地に向かってスケジュール通りに進むことをやめて、寄り道、道草をしたくなる。
まず面白かったのは「リズム音痴」だという、なでしこジャパン・澤穂希選手の悩み。
澤選手は、ジムのスタジオで行うエアロビクスやAKBのダンスみたいなものが全く出来ないらしい。
上手く合わせることが出来ずギクシャクしてしまう。
しかし評論家陣に拠れば、澤選手はエアロビクスなど<他人と合わせるリズム感>がないだけで、<自分独自のリズム感>は持っているらしい。
そして、そのことが澤選手の選手としての強みになっているとのこと。
たとえば、敵選手と対峙した時、普通のリズムで動いていたら動きを予測されてしまうが、自分独自のリズムで動いていたら予測が出来ず、立ちはだかる敵を突破できる。
なるほど!
同じことをさんまさんはリオネル・メッシ選手を例に出して説明していた。
「メッシは普通の人が一歩で行く所を、二歩で行く」
これはなかなか深い。
学校教育では、皆が同じ動きをするように教育され、出来ない子供は劣等生のレッテルを貼られるが、実は皆と同じでないことの方が大切なんですね。ありきたりな言葉だが、これが個性。
そして、皆と同じになるように矯正するよりも、違う所を伸ばした方がいい。
澤選手やメッシ選手の例はそんなことを物語っているような気がします。
どんどんフツーから外れましょう。
外れるといえば、この番組に登場する評論家先生たちも外れている。
今回は高尾山ロケ。さんまさんと先生たちが高尾山の薬王院に番組ヒット祈願のお参りをしに行くという内容。
だが、前回の帝釈天ロケと同じように、なかなか目的地に着かない。
ある人はアイスを買い始め、ある人は虫取りを始め、ある人はトイレの見物。
まさに道草、寄り道。
予定していたスケジュール通りに進まず、さんまさんが「もう絶対にこの人たちとロケに行かない」とキレる。
評論家先生たちは、ある意味、子供のような感性を持っているんですね。
スケジュールなどに縛られないで、自分の好奇心のおもむくままに行動する無邪気さ。
それは番組内で語った先生たちの夢にも現れている。
「脳を研究することで、人間とは何かを追究していきたい」(脳科学・澤口俊之先生)
「カミキリ虫の標本2000種を集めたい」(生物学・池田晴彦先生)
「信念と行動を繋ぐものを心理学的に解明したい」(心理学・植木理恵先生)
「旬のものを的確に届けたい」(流通評論家・金子哲雄先生)
など、どの夢もユニーク。オンリーワン。
ここでも語られているのは「みんなと同じになるのはやめましょう」「自分のテーマを持って追究していきましょう」という姿勢。
先生たちを見ていると、利益追求という会社の論理に縛られ、何となく同じ顔をしているのがどうなんだろう?という気がしてくる。
目的地に向かってスケジュール通りに進むことをやめて、寄り道、道草をしたくなる。