シンデレラストーリーですね。
会社説明会で脱げた靴は<ガラスの靴>。
総務省の事務次官の所に行く時は、日向徹(小栗旬)にブランドの服を着せられ、出来る女に<変身>する。
相互の足りない能力を補い合うという設定も面白い。
日向は、人の顔と名前が一致しない。名前を覚えられない。
澤木千尋(石原さとみ)は逆に抜群の記憶力。
しかし、言われたことしか出来なくて、日向が持っているような発想力・想像力に乏しい。
というわけで、この作品は、こうしたふたりがパートナーとして、仕事を成功させていく<恋愛ビジネスドラマ>。
と思いきや、ラストでちょっと裏切った。
<澤木千尋>は偽名? 日向に近づくための手段?
視聴者をうまく裏切った感じだが、これが吉と出るか? 凶と出るか?
まあ、これはあくまで枝葉の部分で、メインは<恋愛ビジネスドラマ>なのだと思うが……。
それとタイトル。
『リッチマン、プアウーマン』?
もう少しお洒落なタイトルはなかったのか?
最後は千尋が日向に叫んだセリフ。
「エントリーシートに面白いことが書ければ優秀ですか? グループディスカッションでうまく空気読める人は才能があるといえますか?
コミュニケーション能力はもちろん必要だけど、じゃあそういうのが得意な人ばっかりでいいんですか? 不器用だけどこつこつ努力できる人や、何考えてるかよく分からない変な人が、ちょっと交じってるから、ぶつかり合ってエネルギーが生まれたりするんじゃないんですか?」
結構、グッと来た。
溜めに溜めて、千尋の心の底から出た叫びだったから心に響いた。
問いかけ口調だったのもいい。
就活で苦労している学生さんにも共感できたせりふだったのでは?
これを受けての日向のセリフもいい。
「その反骨心はいい。世界を変えた人間に共通するのは反骨心だ。その噛みついてくる感じは悪くない」
このやりとりで視聴者は、千尋と日向にググッと感情移入したに違いない。
そして、このふたつのセリフの内容は生きていく上で大切なことだと思う。
しっかり心に留めておきたい。
会社説明会で脱げた靴は<ガラスの靴>。
総務省の事務次官の所に行く時は、日向徹(小栗旬)にブランドの服を着せられ、出来る女に<変身>する。
相互の足りない能力を補い合うという設定も面白い。
日向は、人の顔と名前が一致しない。名前を覚えられない。
澤木千尋(石原さとみ)は逆に抜群の記憶力。
しかし、言われたことしか出来なくて、日向が持っているような発想力・想像力に乏しい。
というわけで、この作品は、こうしたふたりがパートナーとして、仕事を成功させていく<恋愛ビジネスドラマ>。
と思いきや、ラストでちょっと裏切った。
<澤木千尋>は偽名? 日向に近づくための手段?
視聴者をうまく裏切った感じだが、これが吉と出るか? 凶と出るか?
まあ、これはあくまで枝葉の部分で、メインは<恋愛ビジネスドラマ>なのだと思うが……。
それとタイトル。
『リッチマン、プアウーマン』?
もう少しお洒落なタイトルはなかったのか?
最後は千尋が日向に叫んだセリフ。
「エントリーシートに面白いことが書ければ優秀ですか? グループディスカッションでうまく空気読める人は才能があるといえますか?
コミュニケーション能力はもちろん必要だけど、じゃあそういうのが得意な人ばっかりでいいんですか? 不器用だけどこつこつ努力できる人や、何考えてるかよく分からない変な人が、ちょっと交じってるから、ぶつかり合ってエネルギーが生まれたりするんじゃないんですか?」
結構、グッと来た。
溜めに溜めて、千尋の心の底から出た叫びだったから心に響いた。
問いかけ口調だったのもいい。
就活で苦労している学生さんにも共感できたせりふだったのでは?
これを受けての日向のセリフもいい。
「その反骨心はいい。世界を変えた人間に共通するのは反骨心だ。その噛みついてくる感じは悪くない」
このやりとりで視聴者は、千尋と日向にググッと感情移入したに違いない。
そして、このふたつのセリフの内容は生きていく上で大切なことだと思う。
しっかり心に留めておきたい。