平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

大飯原発再稼働~明日(7/6)も首相官邸前で抗議デモが行われます!

2012年07月05日 | 原子力発電・反対
 大飯原発が再稼働された。
 十分な安全が確保されていないのに。
 近くに活断層があるかもしれないのに。
 関電の言う<この夏の電力不足15%>の根拠が十分に示されていないのに。
 橋下市長が言うとおり、百歩譲って<電力不足が予測されるこの夏のピーク時だけに稼動させる>というのならまだ理解できるが、野田総理はそうしないで、ずっと稼動させ続けると言う。
 ということは完全に<経済>を優先させた再稼働。<安全>ではない。

 沖縄や岩国のオスプレイ配備。
 これも原発と同じだ。
 両者とも事故が起きるかもしれない<危険なもの>。
 なのに配備(再稼働)しようとする。

 消費税も同じ。
 導入されれば、経済は冷え込むだろう。
 市民の財布のひもは絶対に堅くなる。
 そうしたらさらなる不況。
 だったらせめて<世界一高い>と言われている電気料金を下げてほしいと思うのだが、ますます値上げの様子。

 3兆円かけての整備新幹線も高速道路も必要なのか?
 それらを造ることで、かけた費用以上に収益があがるのならやるべきであろうが、果たしてどうか?
 実際、長野に新幹線が通って、出張のサラリーマンは日帰りで帰ることになり、地元にお金が落ちなくなった。新幹線の通過しない場所はすたれていった。

 毎回書くが、野田首相はどこを向いて政治をしているのか?
 経済界や官僚の方を向いているのではないか?

 毎週金曜日に行われている首相官邸前のデモ。<紫陽花革命>。
 前回は主催者発表で20万人が集まった。
 その数字は多すぎる気もするが、ともかく万を越える人が集まったのは確か。

 この首相官邸前のデモを
 鳥越駿太郎さんは『報道ステーション』で「安保闘争以来、52年ぶりの<市民のデモ>」と表現。
 みのもんたさんは『サタズバッ!』で「人々の気持ちが伝わってくる<品格のあるデモ>」と表現。
 『報道特集』の金平キャスターは「国会と国民が乖離していることを象徴する場」と表現。
 いずれも的確な表現だ。
 一方、野田総理は「大きな音だね」。

 というわけで明日(7/6・金)も、<原発・再稼働反対>の官邸前のデモが行われます。
 参加しているのは、会社帰りのサラリーマンや子供連れのお母さんなど。
 そして、実に平和的で和気あいあい。
 「再稼働反対!」を叫んでいる人に、隣の見ず知らずの人から飴(あめ)が配られたり、お互いにハイタッチしたり。
 使い古された表現ですが、権力はチェックし批判していかないと、どんどん増長して暴走していく。
 暴走して制御不能になる原子炉のように。
 だから今、声をあげておかなくてはならないと思うんです。

 時間は18時~20時。
 場所の首相官邸前は、地下鉄国会議事堂前3番・4番出口。


 官邸前デモを報じた<ワシントンポスト>(日本語訳)はこちら



コメント (4)
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