平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

集団的自衛権を容認する評論家・大宅映子氏に対する反論

2014年07月08日 | 事件・出来事
 7/6(日)TBSサンデーモーニングで評論家の大宅映子さんが集団的自衛権を容認する発言をしていた。
 その根拠として述べていたのが、

 大宅「今までの個別的自衛権でも自衛隊員の血が流れることは同じ」

 これは違いますね。

 確かに個別的自衛権でも血が流れる可能性がありますが、
 集団的自衛権が行使されれば、その可能性がもっと大きくなる。
 何しろ今まで以上に危険な場所に行くわけですから。
 これまで行かなかった銃弾が飛び交う場所に行くのですから、死傷者が出るのは当然。
 ちなみに戦後69年、今まで自衛隊員が戦闘で亡くなったのはゼロ。

 こんなことも言っていた。

 大宅「今までも憲法9条は解釈されて運用されてきた。自衛隊、個別的自衛権を解釈で認めてきたから集団的自衛権を認めて当然」

 これも違いますね。

 憲法9条にはこう書いてある。
『日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する

 つまり集団的自衛権とは<国際紛争を解決する手段として武力を行使する>ということですから、どう読んだって、憲法が集団的自衛権を認めているとは読めない。
 確かに自衛隊が発足した時は、憲法を改正すべきだったとは思うが、今回の集団的自衛権は解釈の限界を超えている。

 だから、集団的自衛権を行使する国にしたいのならば、国民的議論をし、堂々と憲法を改正すべきなのです。
 大宅さん、どうでしょう?

コメント (32)
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