平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

この恋あたためますか?~俺様な王子様がヒロインを助ける王道ドラマ! でも、お酒を飲んでゲロを吐く森七菜なんて滅多に見られない!

2020年10月28日 | 恋愛ドラマ
 森七菜推しとしては見なければならない作品なのだ。
 ご存じない方に七菜様を説明すれば、
「天気の子」のヒロインのCV・朝ドラ「エール!」の梅ちゃん役。
 オロナミンCのCMでは、生徒会長や放送部員役で元気に飛び跳ねてる!(笑)

 森 七菜・もり なな・オロナミンC CM「スマイル」(YouTube)
 ………………

 物語はコンビニのスウィーツ開発のヒロイン奮闘記。
 壁にぶち当たり苦闘するヒロイン樹木(森七菜)。
 そんな樹木を冷たく突き放しながらも応援するコンビニチェーン社長が中村倫也さん演じる浅羽。
 そして樹木はスウィーツ作りに関しては抜群のセンスと味覚をもつ少女。

 王道ですね。
 たとえばコミック『ガラスの仮面』。
 ヒロインの北島マヤは抜群の演技センスを持つ女の子。
 それを影から見守る王子様(=速水真澄)がいて、ヒロインを鍛える教師(月影千草)がいる。
 今作の場合は、浅羽が速水真澄と月影千草を兼ねている。
 で、浅羽はいわゆる「俺様」。

 だから物語的には既視感があるんだよな~。
 王道であるがゆえに新鮮さがない。
 でも七菜様が元気に跳ねまわっているから見よう!
 お酒を飲んでグデングデンになり、ゲロを吐く森七菜なんて滅多に見られないし(笑)
 ………………

 毎回、浅羽は樹木の心を揺さぶるせりふを言う。

「君が必要だ」(#1)
 樹木は昔アイドルをやっていて、年齢ゆえに「必要ない」と言われていた。
 だから浅羽のこの言葉は樹木の心をえぐった。

「あのシュークリームは君がいたからできたんだ」(#2)
 コンペには負けたが、樹木の存在がまわりに、やる気や競争心を生み、良い影響を与えた。
 結果、ライバルの北川里保(石橋静河)は素晴らしいシュークリームをつくった。
 商品化には至らなかったが、浅羽は樹木がまわりに良い影響を与えたことを評価したんですね。
 こんなふうに部下を評価してくれる上司ってありがたいよな~。

「君がいたから○○できた」
 これは言われて、うれしい言葉ですね。
「必要ない」と言われることを怖れている樹木にとっては救われる言葉。

 樹木のスウィーツづくりをフォローして助ける新谷(仲野太賀)も「リセット」という言葉を使って樹木を励ましたが、これもいい言葉!

 樹木・浅羽・新谷は三角関係になりそう。
 これに里保がさらに恋のライバルとして加わって。
 これまた王道な展開だ。
 
コメント (2)
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