平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

菅政権の横暴は続く~今度は中曽根康弘の葬儀に国立大学は弔意を示せってさ!

2020年10月15日 | 事件・出来事
 自民党の新しいポスターが発表された。

 

『国民のために働く。』
 今まで国民のために働いていなかったんかいーーーっ!
 とツッコミを入れたくなってしまうが、
 こんな当たり前のことをポスターにしてしまうのが菅自民党のクォリティである。
 これをやめようっていう自民党議員はいなかったのかね?

 これを『(一部の)国民のために働く。』と深読みする人もいて、なるほど!

 ………………

 菅政権および自民党のクォリティはこんな所にも。

 文科省、国立大に弔意表明求める 故中曽根康弘氏の合同葬(Yahoo News)

 中曽根氏の合同葬当日に各府省が弔旗し、午後2時10分に黙とう。
 同様の方法で哀悼の意を表するよう国立大学や関係機関に協力を要望。
 前代未聞!
 かつて、こんなことあったか?

 国立大学や独立行政法人に対しては、あくまで「要望」レベルだけど、
 従わなかった場合は補助金とか減額されるんじゃないの?
 しかも、どうして中曽根康弘?
 しかも、この合同葬には9600万の税金が使われるんだよな。
 そんなもの、自民党で勝手にやってくれ。

 この件を「学術会議任命拒否問題」の文脈で読むと、
「国の税金が投入されている機関だから政府の要望に従うのは当然」という思考が垣間見える。
 こんなふうに学問・アカデミーの世界を意のままにしようとしているようにも見える。

 だから「学術会議任命拒否問題」は妥協したらいけないんだよな。
 ここを突破されたら、次の標的は大学。

 何か自民党、怖ろしい政党になって来たな。

 内閣人事局で人事権を掌握して「官僚」を支配し、
 NHKには会長・経営委員職にお仲間を送り込み、民放には利権と電波料をちらつかせ、御用評論家を送り込んで「マスコミ」を支配し、
 失敗したけど、黒川を送り込んで「検察」を意のままにしようとし、
 今度は「学問の世界」に介入し、
 これらの行き着く所は独裁。
 たとえればプーチンのロシアみたいな感じかな。
 まあ、権力がその維持を求めて暴走したら、最終的にはこうなるんだけど。

 そう言えば、先程のポスター、
 ソ連の独裁者スターリンになぞらえて「スガーリン」と揶揄する人もいるとか。
「平和の党」の公明党やハト派の宏池会は何をやってるのかね?

 やばいな。
 民主主義の防衛ラインがどんどん突破されている。

コメント (2)
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