平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

映画音楽で映画を語ろう!~「サタデーナイトフィーバー」 ニューヨークの街はペンキを持って歩くのがカッコいいのだ!

2020年06月23日 | 洋画
 ニューヨークをどのような音楽で表現するか?

 ウディ・アレンは映画『マンハッタン』でガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」を使った。
 なるほど、ニューヨークにはジャズがよく似合う。
 ニューヨーカーでクラリネット奏者のウディ・アレンならではの選曲でもある。

 George Gershwin - Rhapsody in Blue - Leonard Bernstein (YouTube)
 バーンスタインの名演です!
 ………………

 一方、こんな曲でニューヨークを表現した映画もある。

『サタデーナイトフィーバー』~ビージース「ステイン・アライブ」

 何とニューヨークをディスコミュージックで表現したのだ!
 なるほど、エネルギーの塊のような大都市ニューヨークを表現するのにはディスコミュージックが合ってるな。

 

 映画の冒頭、このビージーズの曲をバックにジョン・トラボルタがニューヨークの街を歩くシーンが描かれる。
 髪をガチガチにキメて、赤い開襟シャツを着て、ピカピカの革靴を履いて。
 ペンキを持って。

 これ衝撃だったなあ。
 だってニューヨークの街をペンキを持って歩くんですよ。
 まあ、トラボルタが演じるトニーはペンキ屋でペンキを持って歩くのは当然なんですけど。
 メチャクチャ、カッコ良かった!

 平凡で退屈な日常でも、
 バリバリにキメて、気分がディスコミュージックなら『非日常』に変わるのだ!

 この作品はこのことを教えてくれた。
 ニューヨークはペンキを持って歩くのがカッコいいのだ!

 というわけで、
 さあ、音楽を持って街に出よう!
 音楽を持って街を歩けば、ありふれた日常が非日常に変わる。
 さあ、今日はどんな音楽を持っていこうか?


 それでは聴いて下さい!
 Bee Gees Stayin Alive (Extended Remaster)(YouTube)
 

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