キャラが濃いおっさんたちが総登場である。
・信長(岡田准一)→ともかくおっかない!
・信玄(阿部寛) →ともかく濃い!
・木下藤吉郎(ムロツヨシ)→ともかく下品!
・明智光秀(酒向芳)→ともかく腹黒!
・足利義昭(古田新太)→ともかくいやなやつ!
こんなおっさんたちに囲まれて、家康(松本潤)は大変だろうな~。
息子・信康に嫁ぐことになった信長の子・五徳姫にも手玉に取られているし。
僕の光秀のイメージは今作の光秀に近い。
金柑頭も再現しているし、ものすごく陰険。
『麒麟がくる』の長谷川博己さんの光秀はさわやか過ぎた。
義昭は古田新太さんが怪演!
泥酔してボケているのかと思ったら、突然キレる。
高価な金平糖を一気にボリボリ食べる。
『麒麟がくる』の滝藤賢一さんの義昭はいい人過ぎた。
さて、この役者さんの芝居合戦。
今回は、義昭の古田新太さんに軍配か。
そんな中、唯一さわやかなのが、浅井長政(大貫勇輔)。
一服の清涼剤! ほとばしる清水!
聡明でもある。
信長が地球儀の日の本を見せた時の家康の反応は──
「これでは滑り落ちてしまうではないですか」
長政の反応は──
「南蛮人は多くの知識を持っている。このままでは日の本は奪われてしまいます」
そんな長政に嫁いで、お市(北川景子)は幸せそうだ。
家康に「お幸せそうですね?」と問われて、「はい、幸せです」
本当に幸せでなければ「はい、幸せです」とはなかなか言えない。
信長は家康と長政を信頼しているようだ。
ふたりに「この世のあり姿に戻す」と足利将軍を頂点にした社会の再建を語り、
「わがふたりの弟よ。力を貸せ」とふたりの肩を抱いた。
しかし──
次回、長政は信長を裏切る。
このあたりから信長は、人を信じられなくなるのだろう。
不信は人を狂わせる。
おそらく、これが瀬名(有村架純)や信康に向かう。
家康の家臣団に新たな仲間が加わった。
茶屋四郎次郎(中村勘九郎)。
商才に長けていて、何でも調達できる。
信長や信玄に及ばない家康だが、家康には素朴で単純で信頼できる家臣団がいる。
※追記
都では人々がこんな歌を歌っていた。
一期は夢よ、ただ踊れ
一期は夢よ、ただ遊べ
一期は夢よ、ただ狂え
・信長(岡田准一)→ともかくおっかない!
・信玄(阿部寛) →ともかく濃い!
・木下藤吉郎(ムロツヨシ)→ともかく下品!
・明智光秀(酒向芳)→ともかく腹黒!
・足利義昭(古田新太)→ともかくいやなやつ!
こんなおっさんたちに囲まれて、家康(松本潤)は大変だろうな~。
息子・信康に嫁ぐことになった信長の子・五徳姫にも手玉に取られているし。
僕の光秀のイメージは今作の光秀に近い。
金柑頭も再現しているし、ものすごく陰険。
『麒麟がくる』の長谷川博己さんの光秀はさわやか過ぎた。
義昭は古田新太さんが怪演!
泥酔してボケているのかと思ったら、突然キレる。
高価な金平糖を一気にボリボリ食べる。
『麒麟がくる』の滝藤賢一さんの義昭はいい人過ぎた。
さて、この役者さんの芝居合戦。
今回は、義昭の古田新太さんに軍配か。
そんな中、唯一さわやかなのが、浅井長政(大貫勇輔)。
一服の清涼剤! ほとばしる清水!
聡明でもある。
信長が地球儀の日の本を見せた時の家康の反応は──
「これでは滑り落ちてしまうではないですか」
長政の反応は──
「南蛮人は多くの知識を持っている。このままでは日の本は奪われてしまいます」
そんな長政に嫁いで、お市(北川景子)は幸せそうだ。
家康に「お幸せそうですね?」と問われて、「はい、幸せです」
本当に幸せでなければ「はい、幸せです」とはなかなか言えない。
信長は家康と長政を信頼しているようだ。
ふたりに「この世のあり姿に戻す」と足利将軍を頂点にした社会の再建を語り、
「わがふたりの弟よ。力を貸せ」とふたりの肩を抱いた。
しかし──
次回、長政は信長を裏切る。
このあたりから信長は、人を信じられなくなるのだろう。
不信は人を狂わせる。
おそらく、これが瀬名(有村架純)や信康に向かう。
家康の家臣団に新たな仲間が加わった。
茶屋四郎次郎(中村勘九郎)。
商才に長けていて、何でも調達できる。
信長や信玄に及ばない家康だが、家康には素朴で単純で信頼できる家臣団がいる。
※追記
都では人々がこんな歌を歌っていた。
一期は夢よ、ただ踊れ
一期は夢よ、ただ遊べ
一期は夢よ、ただ狂え
まあ『麒麟』は「陰険な光秀、暗君・義昭」という従来の常識をどこまでひっくり返すことができるのか、大胆に挑戦するところにメインコンセプトがあったわけで、今作は「常識ライン」に戻っただけのこと。
『麒麟』では「天海展開」を暗示するためか、光秀と家康との「親密さ」を殊更に強調していました。
今作では、光秀のせいで大切な金平糖を義昭に召し上げられてしまったわけで、家康にとって光秀はけっして「甘くはない」ようです。(笑)
「暗君」イメージが強い義昭ですが、信長と敵対するようになってからは結構したたかで、特に、武田信玄が急死していなかったならば、織田・徳川連合は粉砕されていたかもしれません。
対武田の矢面に立つことになる家康にとって、三方ヶ原は大きな山場になることと思います。
特に、「信玄の死」をどのように描くのか、今から気になります。
>そんな中、唯一さわやかなのが、浅井長政。
家臣同士の悶着について紳士的に対応して家康の窮地を救い、市に家康訪問の機会を与えて「はい、幸せです」と言わせたほどの長政。
そんな長政が今回の最後になって突然「信長を裏切る」と宣言。
次回では、なぜ長政がそう決断せざるを得なかったのか、充分に納得の行く説明が与えられるものと期待したいところです。
ただ、最近の回の運び方を見ているとその辺がやや不安ですが。
いつもありがとうございます。
『麒麟がくる』と180度違っていて面白いですよね。
というより、おっしゃるとおり、『麒麟』の方がイレギュラー。
視点によって、歴史上の人物の描かれ方は違うんですね。
信玄の死は『半蔵の門』ラインで行くと、服部半蔵が暗殺するのですが、今作では暗殺失敗、しかし病に倒れると、予想します。
浅井長政の裏切りに関しては、今までの例で行くと、朝倉へのよしみで、ということになりますが、どうなるのでしょう。
実直な人物のようなので簡単に朝倉を捨てることができなかったのでしょうか。
戦国時代はこんなふうに『物語』として純粋に楽しめるからいいですよね。
作家も歴史上の人物をどう描くかが腕の見せ所ですし、役者さんも楽しんでいる感じがします。