平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

ひよっこ 最終回~出会いの物語。出会いを大切した結果、こんな豊かな人間関係が築かれた

2017年09月30日 | ホームドラマ
〝出会い〟の物語でしたね。

 さまざまな出会いがあって、さまざまな人と関わりながら人は生きていく。
 そして、宗男おじさん(峯田和伸)が言っていたように、
〝悲しい出来事も良い出会いが変えていく〟

 この言葉が作品全体を集約している。

 みね子(有村架純)たちの出会いはほとんどが偶然だった。
 たまたま入った洋食屋がすずふり亭で、滑り込みで就職した工場が向島電機で、たまたま入居したのがあかね荘。
 人間の出会いとは、こういう偶然の積み重ねなのだろう。
 そして、最初は奥茨城の小さな人間関係だったのが、最終回ではこんなに大きくなった。
 みね子がひとつひとつの出会いを大切にしていった結果だ。

『さよならだけが人生だ』って言葉があるけど、『出会いこそが人生』なんじゃないのかな?

 重箱は最後に絶対、出ると思った。
 何しろ唯一、解決していない案件だったから。

 みね子たちには明るい未来がある。
 では、50年後の2017年はどうなのだろうか?
 みね子たちのようにキラキラしていない気がする。

 ノスタルジーとファンタジーですね。
 でも、自分や社会にまとわりついている垢を落としていけば、みね子たちの世界に行けるかもしれない。


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