平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

今、この顔がスゴい!~バレンタイン直前恋愛SP タイプ別恋愛攻略法!

2014年02月07日 | バラエティ・報道
 昨日の『今、この顔がスゴい!』でバレンタイン直前SPをやっていた。
 具体的には、女性がどうやって意中の男性を落とすかという恋愛攻略法の紹介。
 たとえば

★上目遣いで話す。
★さりげないボディタッチ

 テクニックとしてよく言われている方法ですね。
 テクニックだとわかっていてもオトコはバカだからダマされてしまう。

★「一口ちょうだい」と言って男性の食べているものを食べる。
★髪をアップにしてギャップをつくる。

 これもなるほど!
「一口ちょうだい」はボディタッチの応用ですかね?
 ギャップや普段見せない姿というのもオトコに新鮮さを感じさせる。
 逆にNGなのは

★「一番」という言葉で持ち上げる。
★バレンタインチョコは手作り

 オトコというのは割と自信のない生き物で、ほめられれば嬉しいのですが(女性も同じか)、「一番」というのはさすがに恥ずかしい。ウソだと思ってしまう。
 手作りのバレンタインチョコというのも重いし、潔癖な人はイヤかもしれない。
 サバンナ高橋さんが言っていた<一般男性はこれがNG!!>は実に的を射ていた。

★パーティでテキーラを飲む女性(笑)

 確かに! よくわかる!
 でも、ノブコブ吉村さんに拠ると<肉食系男子>はテキーラ女性が好きらしい。
 メンタリストDaiGoさんの方法も面白く深い。

★デートでわざと遅れてきて、男の20メートル前から「遅くなってごめ~ん」と言って走ってくる。

 これのどこが<深い>かと言うと、心理学では『人が一目惚れをするのは相手を7秒見つめた時』という理論が反映されているから。
 つまり、<20メートル前から走ってくる>→<男は女性を7秒凝視する>→<一目惚れ>。
 さすがメンタリスト。

 というわけで、以上が<女性が意中の男性を落とす方法>。
 もっとも、これは男性の性格やタイプにも拠るし、さじ加減やバランスも大切。

 結論は<やっぱり恋愛はむずかしい>ということでしょうか。
 失敗して恥をかいて、学んでいくしかないんでしょうね。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

相棒 「顔」~医者でも人間でもないあなたの顔をご覧なさい!

2014年02月06日 | 推理・サスペンスドラマ
 犯人の行動にリアリティがない感じがします。
 以下、ネタバレ。

 何しろ上野拓馬(笠原秀幸)が死んだのは、もみ合いの末の事故ですし、ふつうなら警察に通報する。
 整形外科医にそっくりの顔を造ってもらうなんて手の込んだことをしない。
 殺人を目撃した整形外科医にしても「私は見なかったことにするからね」という黙認ではなく、警察に告発する。
 その方が絶対に社会的ダメージは少ないから。

 行動のリアリティと言えば、整形をした児玉則彦(山口翔悟)も。
 父親に似た自分の顔が母親を苦しめるからという理由で、果たして別人になる整形手術を頼むだろうか?
 まずは母親と話したり相談するというのが普通ではないか?
 よくわからない。
 こういうリアリティのない行動が3つも重なると、作品は急に色褪せてくる。

 テーマとしては<機械>や<技術>に振りまわされる人間ということでしょうか。
 機械とは、顔認証のセキュリティシステム。
 技術とは、機械をもだませる整形技術。
 これらのものがなければ、犯人と整形外科医は今回のようなことをしようと思わなかった。
 特に機械については、いったん何かが起きると、人間の力では制御できなくなる。
 自分で作ったセキュリティシステムなのに、自分が開けられなくなるなんて。

 オチは右京さん(水谷豊)の叫び。
「医者でも人間でもないあなたの顔をご覧なさい!」
 <顔>でうまくまとめた感じですね。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平成のおかしな人たち②~長谷川三千子NHK経営委員「性別役割分担は人間にとって、きわめて自然」

2014年02月05日 | 監督・俳優・歌手・芸人
 世の中がおかしくなると、変な人たちが出てくるものである。
 今回は埼玉大名誉教授の長谷川三千子氏。
 NHK経営委員で安倍首相のお友だち。

 その長谷川さん、女性の社会進出が出生率を低下させたとして、いはく
「性別役割分担は哺乳動物の一員である人間にとって、きわめて自然」
 少子化問題の解決策として、女性が家で子を産み育て男性が妻と子を養うのが合理的と主張。

 古くさいなぁ。
 またまた出て来ました、戦前回帰人間が。

 まあ、長谷川さんがどんな人間観をお持ちでもいいんですけどね。
 これは<文化的・社会的なもの>としてとらえるべき。
 つまり時代や制度が変われば、いくらでも変わっていくもの。
 決して、人間の本質ではない。

 1993年に抗議先の朝日新聞社で拳銃自殺した新右翼「大悲会」の野村秋介氏に関しては、こんな発言。(以下、毎日新聞・電子版より)
「人間が自らの命をもつて神と対話することができるなどといふことを露ほども信じてゐない連中の目の前で、野村秋介は神にその死をささげたのである」
 昭和天皇に関しては
「わが国の今上陛下は『人間宣言』が何と言はうと、日本国憲法が何と言はうと、ふたたび現御神(あきつみかみ)となられたのである」

 すみません、長谷川先生!
 あまりにもブッ飛んでて、よくわかりません!

 まあ、個人がどのような死生観をお持ちでもかまわないんですけど、やはりNHKの経営委員であるというのが気になる。
 というか、やっぱり最近、NHKが変。
 先日の籾井NHK会長の発言もそうだし、
「国を作ってきたのは時の権力者と金持ちです。 言葉は悪いが貧乏人は御すそ分けに預かって生きてきたのです」とトンデモ発言をする都知事選候補・田母神氏を応援する作家・百田尚樹氏(NHK経営委員)も。

 それでもって、籾井、長谷川、百田氏が安倍首相のお友だちだというから、不信感を持ってしまう。
 安倍ちゃんは真面目に<戦前回帰>を考えているのではないかと。

 長谷川三千子氏には『少子化問題を解決する方法』を申し上げる。
・<非正規社員>をなくすこと
・<若者の給料>をあげること
 生活が不安定なら、誰だって結婚して、子供を作ろうなんて思わない。

 長谷川先生、戦前のウヨクは、貧しい者の味方でしたよ。
 まあ、先生は成城の豪邸で育てられたお嬢様らしいから無理だと思うけど、怒るべきは、200兆の内部留保を貯め込んで、下の者に還元しようとしない<我欲>にまみれた大企業では?
 あるいは、いったん重大事故が起きれば、国土を失いかねない<原発>では?
 放射能で日本列島に住めなくなり、日本人が世界を放浪する民になっていいんですか?


 関連記事「平成のおかした人たち①~田母神俊雄氏のトンデモ・大爆笑発言!」はこちら

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

軍師官兵衛 第5回「死闘の果て」~でかしたぞ、武兵衛! お国もでかした!

2014年02月03日 | 大河ドラマ・時代劇
 武兵衛(永井大)とお国(中川翔子)の恋バナ。
 武兵衛は「好きなおなごはいないのか?」と聞かれてグズグズしている。
 すると光(中谷美紀)は一括!
「男ならはっきりしなさい! すぐそばにおるではないか!」
 光さん、カッケー!
 姫路城で薙刀を持って守る姿も凛としていて、しっかり黒田家の正室になっているではありませんか。

 しょこたんのお国もいい。
 中川翔子さんは演技が苦手なのかと思っていたんですが、案外出来るじゃないですか。
 作家さんも気に入っているような描き込みなので、今後も登場させて下さい。

 というわけで恋バナとしてはベタなんですが(←日本人はこういうのが好きなんですよね)、新キャラ登場回としては悪くない。
 井上九郎右衛門(高橋一生)、太兵衛(速水もこみち)。
 こんな形で<黒田二十四騎>が揃っていくわけですね。
 まさに戦国活劇!
 幕末・明治だと、現代と近すぎてイデオロギー色が強くなるんですけど、戦国だと<物語>として見られるからいいかな。

 さて、今回のサブプロットは<お金>。
 冒頭、官兵衛(岡田准一)と光の間で、倹約とケチの論争があったが、黒田家が倹約していたのは、いざという時のために使うためだったんですね。
 赤松の第二戦に備えて、官兵衛は壺に蓄えていた銭を家臣に配った。
 これで家臣の団結と士気が上がる。
 このお金については、信長(江口洋介)パートでも。
 信長は、将軍・義昭(吹越満)に副将軍にしてやると言われて断り、代わりに大津、堺などに代官を置くことを求める。
 大津、堺と言えば商業地。
 信長は、これからの時代、物を言うのは<官職>ではなく<お金>であることを知っているのだ。
「能は五番で十分でございます」と義昭を諫めたのも、お金の大切さを知っているから。
 この点、官兵衛と信長はリンクしている。

 それにしても安定の脚本ですね。
 出入りを含め、配置すべき人物をきっちり配置し、物語も押さえておくべきことを淡々と描いている。
 一年を通したプロットもしっかりしていそうで、おそらく破綻はない感じ。
 とはいえ、もう少し深みもほしいんですけど、それはこれからでしょうか。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

携帯電話料金が安くなったように、電力自由化をすれば電気料金は安くなる!

2014年02月02日 | 原子力発電・反対
 最近のソフトバンクのCMで、白戸家のお父さんが「ソフトバンクが参入したから携帯料金が安くなった」と言っていた。
 確かに。ドコモ独占だったら、こんなに安くならなかっただろう。

 これは電力料金も同じ。
 東京電力を始めとする電力会社が独占しているから高くなる。
 新規参入が増えれば、競争が起き、電力料金は安くなる。

 結果として、東京電力など、既存の電力会社も経営努力をしなければならなくなり、ムダがなくなる。
 高価格の原発も維持できなくなる。
 新規参入により、電力の発電量も増える。そのための雇用も増える。

 安倍首相がアベノミクスを成功させたいのなら、<電力自由化>こそ真っ先にやるべきである。
 それをなかなかやろうとしないのは、既存の電力会社を守っているから。
 アベノミクスの第三の矢は『規制改革』だが、電気に関する既得権を守っていて、何が規制改革だ?
 安倍首相は「福島の汚染水は完全にコントロールされている」と言ったが、その言葉はウソだらけだ。

 都知事選で細川・小泉元首相が「原発をなくせば経済は発展する」と言っているのは、ここにある。
 つまり、繰り返すと

①政府が「原発ゼロにする」と宣言する。
②企業が電気事業に新規参入する。
③競争が起きて、電力料金が安くなる。高価格の原発は維持できなくなる。
④新規参入で雇用が増える。

 以上のことは、携帯電話の現状を見れば明らか。
 おそらく原発維持では、既得権者を守っているだけで、日本は発展できないだろう。
 そして、今度、事故が起きれば、日本は壊滅的打撃を受ける。

 こんな自明の理を原発推進者はなぜ理解出来ないのだろう?
 電力会社から金をもらっているからなのか?

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

現代日本の争点はハードVSソフト~原発か自然エネルギーか、基地か外交か、巨大堤防か避難システムか 

2014年02月01日 | 原子力発電・反対
 東北の三陸海岸では、海が見えなくなる巨大堤防が造られようとしている。
 東京では、東京オリンピックのために明らかに神宮外苑の景観を壊す8万人収容の新国立競技場が造られようとしている。
 沖縄の辺野古では、埋め立てをして基地建設。

 これらが造られるのにはそれぞれ理由があるのだろう。
 でも、これらの建物はあきらかに醜い。
 維持費もかかる。

 豊かな自然を持つ葛西臨海公園は、東京オリンピックのカヌー競技のためにこれまた壊されようとしている。
 オリンピックは、パラリンピックを含めてたかだが一ヶ月のイベントで、カヌー競技はそのうち5日くらいだろうに。

 日本という国は<ハードウェア>の発想が強すぎる。
 ともかく巨大建造物や箱物を造って物事を解決しようとして、<ソフト>の発想が足りない。
 現地の人間ではないので断定は出来ないが、津波対策だって巨大堤防でなく、避難訓練とか警報システムとか避難道路の整備とかで解決できるんじゃないのかな?
 新国立競技場だって、補助席とか使ってもっとシンプルに出来ないのかな?
 基地だって、<外交交渉>という究極のソフトウェアで平和を築けないのかな?
 基地があるから外交交渉が有利に進められるという理屈は何となくわかるけど、もっと積極的な外交で<平和条約>や<不戦条約>を結ぶという方法だってある。
 アメリカにだって、国外移転を交渉してみるべきだ。

 <ソフトウェア>の力。
 こちらの方がお金がかからない。
 『おもてなし』だって、どちらかと言えば、豪華巨大な施設というより、サービスといったソフトウェアの方がメインではないか?

 アニメ・コミック、和食といったクールジャパン。
 最近で言えば、ips細胞にSTAP細胞。
 すべて<ソフトウェア>である。

 現在の都知事選の争点のひとつとして、<原発VS自然エネルギー>があるが、テーマはこれらのことと同じだと思う。
 すなわち、<ハードウェアVSソフトウェア>。
 どちらの比重を高くするか。
 どちらをメインの方向に舵を切るか。

 僕は<自然との共生><ソフトウェア>の世界なんですよね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする