JR筑肥線には03年12月20日乗車している。朝からJR原田線の乗り潰しをして、桂川から電化後は初めての乗車となったJR篠栗線に乗って博多へ出て、博多でラーメンを食して体を暖めてからJR筑肥線の乗り潰しに挑んだ。博多から姪浜までは地下鉄なので18きっぷは使えないので、姪浜までの切符を買って姪浜からは18きっぷで筑肥線を乗り潰した。姪浜までは地下鉄車両の電車で、姪浜行きに乗り、姪浜で降りて、次に来た303系ではなく、その次の103系唐津行きに乗って唐津へ。確か快速からつライナーだったと思うが、快速とは思えぬ鈍足だった。筑肥線は虹ノ松原などが沿線に点在する案外風光明媚な路線で、都市近郊路線にしては景色のいい路線だった。
唐津でとりあえず下車して、唐津からは一旦筑肥線を離れ、唐津線~長崎本線~佐世保線~松浦鉄道と乗り継いで伊万里へ。伊万里から再び筑肥線に乗車して非電化区間の乗り潰しを行った。伊万里駅は松浦鉄道とは完全に分かれており、駅舎が対峙する形で配置され、松浦鉄道の方が規模が大きく、どちらがJRでどちらが3セクの鉄道かわからないほどだ。筑肥線気動車は朝乗った原田線と同じキハ125系で、レトロ気動車を使用した列車も走る松浦鉄道に対して、こちらもなんだか見劣りする感じだった。とはいえキハ125系も外装は派手な黄色で、内装もJR九州スタンダードとも言うべき内装が施され、一介のローカル気動車とは思えない車両ではあった。筑肥線非電化区間も鈍足で一体いつになったら着くんだろうかと思うほど唐津まで時間がかかった。唐津で西唐津行きに乗り換えて、西唐津までの乗り潰しを完了し、西唐津からは再び電車に乗って博多まで戻った。乗った電車は相変わらず103系で、この日は303系は見たものの乗ることはできなかった。