JR博多南線には03年12月21日に乗車した。九州遠征のラストを飾る乗り潰しとして、博多南線に乗り、この後博多近辺で土産物を買って、地下鉄に乗って福岡空港へ行き、福岡空港からJALのバースデー割引を利用して飛行機で帰阪した。新幹線でも帰れたが、たまには飛行機に乗って新幹線と比較するのもいいものだ。
博多南線は在来線なので18きっぷでも乗れるのかと思っていたが、列車は特急列車扱いのため、18の使用は不可と思われる。このため、在来線改札をいったん出て、新幹線の切符売場で博多南までの切符を購入して新幹線ホームへ入場した。昼間でも毎時1本の運転があるので、乗るのにそんなに苦心はしない。早速0系こだまの回送を活用した博多南行きに乗車した。車内には私以外誰もおらず他の車両も1人か2人いるかどうかといったところで、余裕たっぷりに座席を倒して博多南線の道中を楽しんだ。普段見られない西鉄との交差などを楽しみほんの10分程度で終点博多南へ。将来九州新幹線の本線になる高架橋などが途切れていたり、博多総合車両所が広がり、ファンにはなかなか興味深い光景があちこちに広がっており、興味がある方は一度訪れてみるといい。駅はこじんまりとしており、自動改札もなく(今はあるのかな?)、次の折り返し列車に乗る直前まで改札は行われなかった。今は九州新幹線の建設で周囲は一変しているものと思われるが、私が訪れた当時はほんとに新幹線が走るのかなという状況だった。九州新幹線開業後も博多南線は残るようだが、260km/hで疾走する九州新幹線に混じってどのような走りをするのか興味深い。また、今後500系のこだま転用が予定されており、博多南線電車に500系の姿が見られる日も近いものと思われる。8両編成なので、博多南駅では500系の撮影ができるかどうかわからないが、500系博多南線が登場した際には一度乗りに行きたいものだ。