鳳凰と菊花紋章が華やかなC58-1お召仕様。お召仕様は日章旗がよく似合いますね
1月12日月曜日。丹波口駅から歩いて梅小路蒸気機関車館にやってきました。久しぶりの梅小路です。おそらく中学生の頃に来て以来でしょうか。生涯3度目となる梅小路来訪です。交通科学博物館にはかなり行った記憶がありますが、梅小路は立地的なところと子供のころはあまりSLに興味がなかったこともあり、あまり足を運んでいなかったようです。
逆光の悪条件が残念ですが、旧二条駅舎は立派な佇まいですね。以前訪れた大社駅なんかも立派な造りでしたが、こちらもなかなかのものです。
隣では京都鉄道博物館が建設中でした。大宮鉄道博物館ですらまだ行ったことがないので、まずはそちらを制覇してから京都の開業を待ちたいものです。
今回なんで梅小路に来たかと言うと・・・この頭出しの日章旗付が見たかったからです。壮観ですね。SLの顔とも言えるナンバープレートが若干隠れたりして日章旗があるのも善し悪しかなと思ったりしましたが、こうやって並ぶ姿を見ると改めて行ってよかったなと思いますね。
なかでも目を引いたのがこのお召仕様のC58-1。いまで言えばなごみみたいな感じになるのでしょうか。それにしても菊花紋章とデフの鳳凰が何とも言えません。こんなんが今走っていたら激パどころの騒ぎではありませんね。
B2010と義経号。弁慶号は昔からSLの象徴みたいなものとしてよく耳にしていたが、義経号とは・・・子供の頃からの生粋の鉄っちゃんで子供用マージャンゲームと言えるドンジャラですら鉄道の柄のものを持っていました。1点の代表格が弁慶号でした。しかし、弁慶ではなく義経に出遭うとは・・・。
テンダーだけが転がっていたD51‐200・・・カマはどこへ行ったのやら?しかし、電気機関車をカマカマとよく言いますが、ここにいるSLたちこそ本当のカマなんですよね。本物を見せられると電気機関車やディーゼルをカマとは呼べなくなりそうですね。
C58のお召もいいですが、この日一番のお気に入りはこれです。D52・・・あまり聞かぬ形式ですが、D51の血でも引くカマなんでしょうかね。説明を読むとD51よりもパワーアップしたカマのようで、本線筋で1200t貨物列車を牽引したようです。なかなか精悍ないい顔つきをしています。私的にはこのカマがこれぞSLという感じがしました。
SLスチーム号で稼働中のC62-2。つばめマークが印象的なこのカマは国鉄の象徴とも言えるSLの一つではないでしょうか。スワローエンジェルとして晩年は北海道で活躍していたようです。今はつばめならぬスチーム号を構内で牽引して活躍しています。