3月15日に部分開業を迎えたJRおおさか東線。開業当日の午後遅めの時間に初乗りを果たしてきました。朝からブルトレ撮影をして、島本、須磨海浜公園の新駅巡りをしていたため、おおさか東線は次の日に回そうかと思いましたが、せっかくだし夕方の直通快速も撮れるので、15時頃に東線初乗りに行きました。他の掲示板などに321系が東西・学研都市線で運用を開始したという記事がアップされていたので、神戸線内でその実物が見られるかと思いながら須磨海浜公園に向かいましたが、何のことはない、来た電車が321系西明石行きで表示幕に東西線直通を表すピンクのラインが入っていました。数本程度が運用されているのかと思っていたら、これが結構運用されており、珍しくもない存在なようでした。207系と共通運用され、7両固定編成の東西・学研都市線普通の運用に入るようになったようですが、あまり変化のない学研都市線に久し振りに大きな変化をもたらしてくれたような気がします。
JRおおさか東線は正直言っていかにも開業フィーバーやなぁ…という印象です。鉄道ファンや沿線住民の方が興味本位で乗車する姿が目立ち、実際この路線を必要として乗っている人がどれだけいるのかはしばらくわからないだろうなという印象を受けました。おそらくゴールデンウィークを過ぎたあたりで、利用者のおおよその実数が出てくるでしょうね。というか平日や春休みが明ける新学期以降が東線の正念場かもしれません。開業当日でこの程度の乗りかという電車もあり、直通快速も8両編成ということもあり、かなり余裕がある車内だったので、今のところ先行きはあまり明るくないのではないかという気がしないでもないです。ファンが去った後の東線の動向は気がかりです。
また、今改正では学研都市線とともに大和路線の変化も大きく、201系、103系の方向幕が変わったり、昼間の区間快速が快速になったり、などなど東線絡み以外でも変化が多いようです。もう少しゆっくり新大和路線を見に行きたいなと思います。他でも阪和線や嵯峨野線、JR宝塚線など見に行かなければならない路線が目白押しで、この春はJRを見て回るだけでほんと忙しい春になりそうです。