9月6日 月曜日 晴
陽射しは相変わらず強かったのですが風があり部屋の中ではそれ程暑さを感じませんでした。
それでもお掃除や洗濯などの家事仕事は簡単にして、体調温存に努めました。
この暑さの連続で体力的にはかなり参っていますし、明日から母がやって来ます。体力温存必須です。
この所母へのモーニングコールが遅くなってきています。母が今までのような時間に起きられないのです。
10時頃でもまだベットで横になっています。目覚めていても動きたくないようなのです。
以前は8時半から9時半頃までにモーニングコールをしていましたが、この頃は12時前後です。
寝ている時に電話で起こされると、当然ですが酷く不機嫌な声で叱られます。
12時前後という時間帯ですと、わたしは出掛けていたり来客だったりで電話がし難いことが多いのです。
今日は1時少し前に電話をしました。これがモーニングコールと言えるのかしら?と思っていました。
母は丁度食事が終わったところと言います。朝食が終わったのです。
明日弟が母を迎えに行き、わたしの処へやって来ることになっています。
その母が「もう畑は辞めたわ」と唐突に言いました。何もかも嫌になったというのです。
それならわたしの処に来たら?と言いましたら、「この家に居て、この家で死にたい」と言うのです。
そして明日こちらへ来る時わたしが欲しい物を持っていくと言います。
何かいつもと様子が違うと思いました。何か変でした。
母がなんでそんなことを言うのか解りませんが、母の「針坊主」を頼みました。
子供の頃、母が針仕事をする処に必ず「針坊主」と「2尺物差し」がありました。
わたしのお正月用の着物を縫ったりしていました。戦後の何もない時代にはわたしの洋服も作ってました。
側にいて何か悪さをしますと、竹製の2尺物差しでパッシっと叩かれたものです。
わたしは以前から母が娘時代から使っていたという「針坊主」は貰いたいと思っていました。
「良いわよ。持っていくわよ」とあっさり返事が返ってきました。
何時もと違う母の言葉に唖然、拍子抜けしました。
電話を切ってからも暫く電話の前から離れられませんでした。何かが違ってきています。
涙が流れてきました。94歳の我が儘な母ですがわたしにはたった一人の親です。
母は大森の母の家で住むことも、わたしの家で住むことも却下しています。
母は私たち子供たちのいうことに従う人ではありません。どうしたら良いんでしょうか・・・。
今夜の「おやすみなさい」の電話の時、いつもの母になっているのを願っています。
陽射しは相変わらず強かったのですが風があり部屋の中ではそれ程暑さを感じませんでした。
それでもお掃除や洗濯などの家事仕事は簡単にして、体調温存に努めました。
この暑さの連続で体力的にはかなり参っていますし、明日から母がやって来ます。体力温存必須です。
この所母へのモーニングコールが遅くなってきています。母が今までのような時間に起きられないのです。
10時頃でもまだベットで横になっています。目覚めていても動きたくないようなのです。
以前は8時半から9時半頃までにモーニングコールをしていましたが、この頃は12時前後です。
寝ている時に電話で起こされると、当然ですが酷く不機嫌な声で叱られます。
12時前後という時間帯ですと、わたしは出掛けていたり来客だったりで電話がし難いことが多いのです。
今日は1時少し前に電話をしました。これがモーニングコールと言えるのかしら?と思っていました。
母は丁度食事が終わったところと言います。朝食が終わったのです。
明日弟が母を迎えに行き、わたしの処へやって来ることになっています。
その母が「もう畑は辞めたわ」と唐突に言いました。何もかも嫌になったというのです。
それならわたしの処に来たら?と言いましたら、「この家に居て、この家で死にたい」と言うのです。
そして明日こちらへ来る時わたしが欲しい物を持っていくと言います。
何かいつもと様子が違うと思いました。何か変でした。
母がなんでそんなことを言うのか解りませんが、母の「針坊主」を頼みました。
子供の頃、母が針仕事をする処に必ず「針坊主」と「2尺物差し」がありました。
わたしのお正月用の着物を縫ったりしていました。戦後の何もない時代にはわたしの洋服も作ってました。
側にいて何か悪さをしますと、竹製の2尺物差しでパッシっと叩かれたものです。
わたしは以前から母が娘時代から使っていたという「針坊主」は貰いたいと思っていました。
「良いわよ。持っていくわよ」とあっさり返事が返ってきました。
何時もと違う母の言葉に唖然、拍子抜けしました。
電話を切ってからも暫く電話の前から離れられませんでした。何かが違ってきています。
涙が流れてきました。94歳の我が儘な母ですがわたしにはたった一人の親です。
母は大森の母の家で住むことも、わたしの家で住むことも却下しています。
母は私たち子供たちのいうことに従う人ではありません。どうしたら良いんでしょうか・・・。
今夜の「おやすみなさい」の電話の時、いつもの母になっているのを願っています。